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現代思想2010年8月号 特集=ドラッカー マネジメントの思想 ムック – 2010/7/26
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社青土社
- 発売日2010/7/26
- ISBN-104791712161
- ISBN-13978-4791712168
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登録情報
- 出版社 : 青土社 (2010/7/26)
- 発売日 : 2010/7/26
- 言語 : 日本語
- ムック : 246ページ
- ISBN-10 : 4791712161
- ISBN-13 : 978-4791712168
- Amazon 売れ筋ランキング: - 873,562位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
ピーター・F・ドラッカー
Peter F. Drucker
1909年11月19日-2005年11月11日
1909年、オーストリア・ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒業後、経済記者、論説委員をつとめる。1933年ナチス・ドイツの不興を買うことを承知の論文を発表して、ロンドンへ移住。マーチャントバンクでアナリストをつとめた後、37年渡米。ニューヨーク大学教授などを経て、71年、ロサンゼルス近郊のクレアモント大学院大学教授に就任、以降この地で執筆と教育、コンサルティング活動を続けた。
ファシズムの起源を分析して、イギリスの後の宰相ウィンストン・チャーチルの絶賛をうけた処女作『「経済人」の終わり』、GMのマネジメントを研究した『企業とは何か』をはじめ、40冊近い膨大な著作群は、「ドラッカー山脈」とも呼ばれる。
ドラッカー教授の専門領域は、政治、行政、経済、経営、歴史、哲学、心理、文学、美術、教育、自己実現など多方面にわたっており、さまざまな分野に多大な影響を及ぼした。
東西冷戦の終結、高齢化社会の到来、知識社会への転換といった社会の根源的な変化をいち早く示した現代社会最高の哲人であるとともに、マネジメントの体系を確立し、「分権化」「自己目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」などマネジメントスキルのほとんどを生み出したマネジメントの父である。
GEのジャック・ウェルチ、P&Gのアラン・ラフリーなど、ドラッカー教授を師と仰ぐ世界的経営者は多い。『エクセレント・カンパニー』のトム・ピータース、『ビジョナリー・カンパニー』のジム・コリンズといった著名な著述家たちも、ドラッカー教授の薫陶を受けている。
親日家としても知られる。1934年、ロンドンの街角で雨宿りに偶然入った画廊で目にした日本画の虜となり、室町水墨画などのコレクションを有する。
2005年、あと8日で96歳の誕生日を迎えるという日に永眠。「20世紀の知的巨人」「マネジメントの父」など、ドラッカー教授を称する言葉はたくさんあるが、本人は自らを社会生態学者と規定した。
生涯を通じた最大の関心事は「社会的存在としての人間の自由と平等」であり、そのために社会、組織、企業はどうあるべきか、一人ひとりの人間は何をなすべきかを問い続けた。その思想は、モダン(近代合理主義)を超えて、21世紀を支配するポストモダンの旗手である。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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確実に変化する世の中を生きる毎日で
「今なぜドラッカー人気なのか」?
同じ問いかけが行われ、みなが答えを知ってること。
知っている答えを確認し、あるいは強調するための、反語的問題提起。
「私たちが意図したものではない」
仕事ができ、仕事に心血を注ぐ。粉骨砕身。
しかし、何のために仕事をしているのか。ふつうはそういうことも意識されない。
悪いことのためにやっているという意識もない。
とにかく、勤勉方正、仕事をバリバリとやるという意識。
「敵が見えない」→世界の実情。
ビィンラディン殺害後のアメリカでもヨーロッパでも中東でもアジアでも、
既存の統治システムが制度疲労をきたしている中で崩れ始めている。
本当の敵はどこへ。独裁的に支配しているひとりを倒せば全ての問題は片付くのか。
そういった物語をいまの世界の人はあまり信じていない。
局在しない悪、システムに偏在する悪。
悪を分泌しているシステム。
そして、そのシステムに組み込まれ、システムに育てられ、システムに養われている。
マネジメントの思想と題した特集は間接的に我々の日常を問うている。好著。