無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
人生を考える 単行本 – 1999/12/1
中村 元
(著)
- 本の長さ311ページ
- 言語日本語
- 出版社青土社
- 発売日1999/12/1
- ISBN-104791757831
- ISBN-13978-4791757831
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「在る」ということ、自己、価値と美、老い、死、信仰など14のテーマについて、日常の平素のことばで淡々と語る。万人が直面する人生の根本問題を説きあかす、現代人のための生の指針。94年刊増補版の新装版。
登録情報
- 出版社 : 青土社 (1999/12/1)
- 発売日 : 1999/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 311ページ
- ISBN-10 : 4791757831
- ISBN-13 : 978-4791757831
- Amazon 売れ筋ランキング: - 752,146位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 620位死生観
- - 1,602位哲学・思想の論文・評論・講演集
- - 116,165位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1912~1999。東京大学印度哲学梵文学科卒業。インド哲学者、仏教学者。東京大学名誉教授、日本学士院会員。専攻はインド哲学・仏教学。勲一等瑞宝章、文化勲章、紫綬褒章受章(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 バウッダ[佛教] (ISBN-13: 978-4062919739 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迅速な発送できれいなコンディションの本でした。
2021年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んだ後に、特に感想が残りません。
2023年5月18日に日本でレビュー済み
中村元博士(1912-99年)は、今は亡き仏教哲学の碩学である。その膨大な業績の一部は『中村元選集』(新版 春秋社、1988年~1999年、全32巻・別巻8)として出版されている。選集出版後にも、比較的読み易い哲学書、『論理の構造』(上・下)、『合理主義』、『自己の探求』や本書が出版されている。最晩年まで研鑽を積み続け、書き続けた生涯には感動を覚える。
本書や上記の哲学書に共通している趣旨は、日本には哲学者は多いが彼らの研究内容は「哲学研究」であり、ほとんどが有名西洋哲学者の微細に渡る比較検討であって独創性に乏しいことを嘆き、著者自らの学問的蓄積を一般向けにまとめたものである。専門のインド哲学はもちろん、仏教哲学、中国哲学、そして西洋哲学をも視野に入れた、ユニークな内容である。なお日本については、「日本思想」として思想書や文学書からの引用が少し含まれる。
本書は青土社社長・清水康雄氏が月一回、東方学院を訪問し、いろいろな問題提起をしてそれに中村博士が答えた内容を書物化したものである。本書のような高度な内容を、口頭で述べる、ということだけでも驚異的である。内容は、哲学の基本概念の解説(<在る>、自己、価値、論理と真理)、人の基本問題(生き甲斐、こころと身体、性、愛、老い、死、神・信仰)から、社会の基本問題(家族と社会)にまで及んでいる。東西の哲学や宗教の智慧をふんだんに盛り込んだ、並みの「哲学入門書」には決してない内容である。味読に値する、東西哲学のエッセンスを解説した「人生と哲学」への入門書である。
本書や上記の哲学書に共通している趣旨は、日本には哲学者は多いが彼らの研究内容は「哲学研究」であり、ほとんどが有名西洋哲学者の微細に渡る比較検討であって独創性に乏しいことを嘆き、著者自らの学問的蓄積を一般向けにまとめたものである。専門のインド哲学はもちろん、仏教哲学、中国哲学、そして西洋哲学をも視野に入れた、ユニークな内容である。なお日本については、「日本思想」として思想書や文学書からの引用が少し含まれる。
本書は青土社社長・清水康雄氏が月一回、東方学院を訪問し、いろいろな問題提起をしてそれに中村博士が答えた内容を書物化したものである。本書のような高度な内容を、口頭で述べる、ということだけでも驚異的である。内容は、哲学の基本概念の解説(<在る>、自己、価値、論理と真理)、人の基本問題(生き甲斐、こころと身体、性、愛、老い、死、神・信仰)から、社会の基本問題(家族と社会)にまで及んでいる。東西の哲学や宗教の智慧をふんだんに盛り込んだ、並みの「哲学入門書」には決してない内容である。味読に値する、東西哲学のエッセンスを解説した「人生と哲学」への入門書である。
2021年6月21日に日本でレビュー済み
中村元はまさに「知の巨人」そのものであって、その天才性は圧倒的です。その知恵や人柄からは慈悲が滲み出ています。著作だけでなく、是非、他のメディアで、例えば動画や音声を見て聞いて、その人格に接してみることを強くお勧めします(ブッダのように見えて来たりするかも?)。そうすることにより、著作を読む時にも中村元の温かく優しい声が聴こえてくるようになり、癒されます。
さて、本書について…このタイトルでは勘違いしてしまいそうですが、中身は人生論的なものではなく比較思想のエッセイでした。紛らわしいので、ご注意ください。とても読みやすい本ですが、著者は字義通りに古今東西の思想に通暁している方ですから、本書のようなエッセイですら、そこから迸る知恵の質や量は圧巻としか言いようがありません。また、この比較思想のベースにはやはり『東洋人の思惟方法』4部作の業績があるんだろうなというのが想像されました。
さて、本書について…このタイトルでは勘違いしてしまいそうですが、中身は人生論的なものではなく比較思想のエッセイでした。紛らわしいので、ご注意ください。とても読みやすい本ですが、著者は字義通りに古今東西の思想に通暁している方ですから、本書のようなエッセイですら、そこから迸る知恵の質や量は圧巻としか言いようがありません。また、この比較思想のベースにはやはり『東洋人の思惟方法』4部作の業績があるんだろうなというのが想像されました。
2021年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本文は、まったく綺麗で、問題となることはありません。