難解といわれるバトラーだが、それを分かりやすく説明してくれています。
バトラー自身も自分の言っていることがぐちゃぐちゃしているところがあります。(パフォーマティヴィティとパフォーマンスの違いとかね)
この本では、バトラーもここはぐちゃぐちゃと書いているけど、本当はこういうことが言いたいんだよ、と非常に分かりやすく説明してくれます。
哲学の解説書は、ちくま新書の『~~入門』シリーズや『現代思想の冒険者たち』シリーズなど色々と出ているのですが、この『現代思想ガイドブック』が一番わかりやすいです。
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ジュディス・バトラ- (シリーズ現代思想ガイドブック) 単行本 – 2005/12/1
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- 本の長さ309ページ
- 言語日本語
- 出版社青土社
- 発売日2005/12/1
- ISBN-104791762258
- ISBN-13978-4791762255
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登録情報
- 出版社 : 青土社 (2005/12/1)
- 発売日 : 2005/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 309ページ
- ISBN-10 : 4791762258
- ISBN-13 : 978-4791762255
- Amazon 売れ筋ランキング: - 147,661位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30位イギリス・アメリカの思想
- - 31位思想誌
- - 294位西洋哲学入門
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2017年7月12日に日本でレビュー済み
私は、社会学の研究をする中でバトラーと出会った。
バトラーは、現代のジェンダー研究における最先端の研究者だ、と聞いた。
ただし、その主張は非常に難解で、時間をかけて取り組む必要があるとも聞いた。
本書は、私のようなバトラー初学者にはうってつけの書籍といえる。
例えば、バトラーの議論の中で、明確に整理がついていない部分を先に指摘してくれ、無理に頭を悩ませられることもない。
ただ、これこそバトラーのジェンダー論の難解さを表していると考えられるが、入門書・概説書である本書ですら、複雑な内容となっている箇所があり、じっくり読み進めないとそれまでの議論との繋がりを見失い、理解が不十分になってしまいかねない。
また、バトラーが参考、自身の書籍内で批判している歴代の哲学者たちが主張する内容を、ある程度理解しておいたほうがいいと思われる。(例えば、フロイトの「エス」など)
本書でも、随時コラムの形で解説を入れられているが、割愛されていることも少なくない。
複雑な部分があったり他の哲学知識も求められるが、総じてわかりやすい文章になっており、「バトラーはこういうことを主張したいんだろうな」ということを理解できる。
まさに概説書として何不自由ない書籍と評価できるだろう。
本書をきっかけとして、バトラーの原典に挑戦してみたいと感じた。
バトラーは、現代のジェンダー研究における最先端の研究者だ、と聞いた。
ただし、その主張は非常に難解で、時間をかけて取り組む必要があるとも聞いた。
本書は、私のようなバトラー初学者にはうってつけの書籍といえる。
例えば、バトラーの議論の中で、明確に整理がついていない部分を先に指摘してくれ、無理に頭を悩ませられることもない。
ただ、これこそバトラーのジェンダー論の難解さを表していると考えられるが、入門書・概説書である本書ですら、複雑な内容となっている箇所があり、じっくり読み進めないとそれまでの議論との繋がりを見失い、理解が不十分になってしまいかねない。
また、バトラーが参考、自身の書籍内で批判している歴代の哲学者たちが主張する内容を、ある程度理解しておいたほうがいいと思われる。(例えば、フロイトの「エス」など)
本書でも、随時コラムの形で解説を入れられているが、割愛されていることも少なくない。
複雑な部分があったり他の哲学知識も求められるが、総じてわかりやすい文章になっており、「バトラーはこういうことを主張したいんだろうな」ということを理解できる。
まさに概説書として何不自由ない書籍と評価できるだろう。
本書をきっかけとして、バトラーの原典に挑戦してみたいと感じた。
2009年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理論家の解説本ですから、理論家の全体を見渡せていることが一番の目的。その目的は達成されている。
主要概念や背景となる理論家について、『それについて知りたければ、これを読めばよい』と示唆してくれている。この本を地図としてバトラー世界に入っていけばよい。
(他のレビューうち1つは、バトラー理論に寄せられたもので、この書籍のレビューとは言えない。格好の良い言葉を書き連ねても、目的にあっていなければ、意味なし。)
主要概念や背景となる理論家について、『それについて知りたければ、これを読めばよい』と示唆してくれている。この本を地図としてバトラー世界に入っていけばよい。
(他のレビューうち1つは、バトラー理論に寄せられたもので、この書籍のレビューとは言えない。格好の良い言葉を書き連ねても、目的にあっていなければ、意味なし。)
2007年5月4日に日本でレビュー済み
フェミニズム的立場を採らざるをえない女性の多くは、男女同権社会の実現という政治的目標の崇高さと個人的経験の不幸とをうまく擦り替えているところがある。一種の性的ルサンチマンである。つまりフェミニストの多くは、男女の、あるいは女女の、あるいは男男の、あるいはオルタナティヴ・カップル、その他グループの幸福で親密な和合の経験がないところから出発するという個人的不幸を、その人生において背負い込んでいる。異性や同性からなんらかの理由で人間的で親密な関係を拒絶されるのは、社会が悪いのであって、自分が悪いのではない、もしこの命題が哲学的かつ社会的に説得力をもつことができれば、生殖の幸福にして最大の要因たる個人間恋愛という人生最大のペイジェントにおいて不幸にして貧困な経験しかもちえなかった個人は、どんなにか心慰められることだろうか。