カラオケを通して民族性を垣間見ることができる。
しかし、内容を深く掘り下げることなく、淡々とカラオケが各国にもたらした変化を述べるに留まっている。
今となっては魅力を感じることが少ないコンテンツであるからであろうか、それとも世の中の流れが速いためか、
私個人としては、話の内容が少々古臭く感じ、あまりお勧めではない。
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カラオケ化する世界 単行本 – 2007/12/1
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- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社青土社
- 発売日2007/12/1
- ISBN-104791763874
- ISBN-13978-4791763870
登録情報
- 出版社 : 青土社 (2007/12/1)
- 発売日 : 2007/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 268ページ
- ISBN-10 : 4791763874
- ISBN-13 : 978-4791763870
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,926,181位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月6日に日本でレビュー済み
2007年出版当時のルポタージュである。
本の帯には「カラオケ世界紀行 全くユニークな現代文化論」とある。
その通りに著者は世界各地で取材しているが、深く掘り下げてはいない。
と、いうよりカラオケ環境が変化し続けているから、その時代を切り取る形でしか記録できないのかもしれない。
こういう読み物は鮮度が勝負ということもあり、途中で読むのが辛くなった。
きっと今ならまた違ったルポになるのだろう。それと比較して読むことが出来れば面白いだろうと思う。
本の帯には「カラオケ世界紀行 全くユニークな現代文化論」とある。
その通りに著者は世界各地で取材しているが、深く掘り下げてはいない。
と、いうよりカラオケ環境が変化し続けているから、その時代を切り取る形でしか記録できないのかもしれない。
こういう読み物は鮮度が勝負ということもあり、途中で読むのが辛くなった。
きっと今ならまた違ったルポになるのだろう。それと比較して読むことが出来れば面白いだろうと思う。
2008年1月27日に日本でレビュー済み
カラオケが世界中で広まっている状況を報告する本である。その驚くほどの広まりぶりから、カラオケが持つグローバルな魅力が明らかとなり、その受容のされ方の多様性から、カラオケを消費するローカル文化の独自性が強く印象づけられる。カラオケだけをひたすら論じることで、現代の世界文化の一面が鮮明に浮かび上がる、というわけである。
1970年代初頭に井上大祐氏が発明したカラオケの原型(「エイトジューク」)は、急速な技術的変化を遂げながら、わずか数十年のあいだに、アジアの都市部や欧米諸国はおろか、秘境の地チベットや、キリスト教も伝道されずにいたフィリピン北部の少数民族にまで、積極的に受け入れられるに至っている。韓国のように、それを「国技」と認識し国民レベルで熱烈にハマッている国もあれば、東南アジア地域の一部のように、売春(しばし人身売買的な)と密接に結び付きながら定着している所もる。北米では「全裸カラオケ」なるぶっ飛んだパフォーマンスが行なわれ、ブラジルでは人気イベントであるカラオケ競技大会の組織が著しく発達してきている。あるいは、カラオケはときに外国語教育や地域開発のためのツールとして用いられ、またときに、少数民族のナショナリズムの表現媒体や、宗教団体の布教の手段として活用されたりしている。
いずれにせよ、カラオケが、心地よい音楽にのせて声を発するという根源的な喜びを享受するための時間と、複数の人に自分の歌を聴いてもらうという、少し恥ずかしいけれどそれ以上の自己肯定感をもたらしてくれる機械を与えてくれるからこそ、これだけ世界を席巻するにいたったことは、間違いない。このようなエゴを加速するはずの機械が、「礼儀正しさが何よりも重視され、慎ましさが美徳と見なされる文化」すなわち日本において創造された、というのも、文化の複雑さを考えさせてくれて、おもしろい。
1970年代初頭に井上大祐氏が発明したカラオケの原型(「エイトジューク」)は、急速な技術的変化を遂げながら、わずか数十年のあいだに、アジアの都市部や欧米諸国はおろか、秘境の地チベットや、キリスト教も伝道されずにいたフィリピン北部の少数民族にまで、積極的に受け入れられるに至っている。韓国のように、それを「国技」と認識し国民レベルで熱烈にハマッている国もあれば、東南アジア地域の一部のように、売春(しばし人身売買的な)と密接に結び付きながら定着している所もる。北米では「全裸カラオケ」なるぶっ飛んだパフォーマンスが行なわれ、ブラジルでは人気イベントであるカラオケ競技大会の組織が著しく発達してきている。あるいは、カラオケはときに外国語教育や地域開発のためのツールとして用いられ、またときに、少数民族のナショナリズムの表現媒体や、宗教団体の布教の手段として活用されたりしている。
いずれにせよ、カラオケが、心地よい音楽にのせて声を発するという根源的な喜びを享受するための時間と、複数の人に自分の歌を聴いてもらうという、少し恥ずかしいけれどそれ以上の自己肯定感をもたらしてくれる機械を与えてくれるからこそ、これだけ世界を席巻するにいたったことは、間違いない。このようなエゴを加速するはずの機械が、「礼儀正しさが何よりも重視され、慎ましさが美徳と見なされる文化」すなわち日本において創造された、というのも、文化の複雑さを考えさせてくれて、おもしろい。
2008年4月5日に日本でレビュー済み
1971年、カラオケマシンの原型となる「エイトジューク」が世に出てから
約40年。それはカラオケという文化を生み出し、そしてそれは世界各地へと
形や受容の仕方を変えながら拡散、増殖していきました。
本書ではその拡散したカラオケという文化(時間的には2001年から2006年
あたり)が世界各所でどう受け入れられているかを著者の取材や各種文献
から明らかにしています。
エリアも幅広いです。東南アジア各国、中国、韓国、カナダ、アメリカ
ブラジル、フランス、イタリア、イギリス。
そしてこれだけ拡散すれば受容形態も異なります。カラオケを英語教育に
生かす国もあれば、宗教と結びつき布教の一助、又、讃美歌を歌う際にそれを
利用している国もある。良い話ではありませんが売春と結びついているところ
もある。
本書の中には日本人が知らないカラオケの世界が広がっています。そういう点
では一読する価値はあると思う次第。
ただ気になるのは一部の特異な現象を、さもその国に於いては一般化して
いるように書いている部分(例えばアメリカでは「全裸カラオケ」なるものが
あると。でも、そんなものは日本にだって酔ったおじさんが行ったりするのだ。
ま、彼の地の場合はそれを「しらふ」でするだが)が散見される点です。
多様な文化を記すことに反対はしません。反対どころかもっと知りたい。
でも、それがあたりまえ、の様に書くことは本書がただのレポート集では無く
或る事柄に対する社会性や文化性の違いを考えている以上問題だと思うのです
(適切な例えでは無いかも知れませんが文藝春秋と週刊ポストではやはり
求める内容は異なるのです)。
約40年。それはカラオケという文化を生み出し、そしてそれは世界各地へと
形や受容の仕方を変えながら拡散、増殖していきました。
本書ではその拡散したカラオケという文化(時間的には2001年から2006年
あたり)が世界各所でどう受け入れられているかを著者の取材や各種文献
から明らかにしています。
エリアも幅広いです。東南アジア各国、中国、韓国、カナダ、アメリカ
ブラジル、フランス、イタリア、イギリス。
そしてこれだけ拡散すれば受容形態も異なります。カラオケを英語教育に
生かす国もあれば、宗教と結びつき布教の一助、又、讃美歌を歌う際にそれを
利用している国もある。良い話ではありませんが売春と結びついているところ
もある。
本書の中には日本人が知らないカラオケの世界が広がっています。そういう点
では一読する価値はあると思う次第。
ただ気になるのは一部の特異な現象を、さもその国に於いては一般化して
いるように書いている部分(例えばアメリカでは「全裸カラオケ」なるものが
あると。でも、そんなものは日本にだって酔ったおじさんが行ったりするのだ。
ま、彼の地の場合はそれを「しらふ」でするだが)が散見される点です。
多様な文化を記すことに反対はしません。反対どころかもっと知りたい。
でも、それがあたりまえ、の様に書くことは本書がただのレポート集では無く
或る事柄に対する社会性や文化性の違いを考えている以上問題だと思うのです
(適切な例えでは無いかも知れませんが文藝春秋と週刊ポストではやはり
求める内容は異なるのです)。