内容も最新であり、かつ、叙述は簡潔にしてわかりやすい。
基本書として、大学での学習や資格試験対策に、現状で最も有用と思われる。
刑事訴訟法は、法律基本科目の中でも、判例や実務の影響が非常に大きい分野である。
従って、実務への配慮を欠く本は、いくら理論的に優れていても使いづらい。
その点この本は、判例・実務が前提とする流れに基本的に沿った上で、
問題点はきちんと指摘している。バランスの取れた良書といえる。
また、索引が詳細で、判例百選の事件番号もフォローされているが、
これは2011年4月刊行の第9版までも対応させており(本書の刊行はそれに先立つ
同年1月にもかかわらず)、利用者の便宜を図ろうという姿勢が伺える。
ただでさえ難しい議論の多いうえに、最近は立法等の進展の激しい刑事訴訟法。
こういった学習上の配慮のある基本書は本当にありがたい。
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刑事訴訟法 第2版 単行本 – 2011/1/1
上口 裕
(著)
- ISBN-104792318971
- ISBN-13978-4792318970
- 出版社成文堂
- 発売日2011/1/1
- 言語日本語
- 本の長さ570ページ
登録情報
- 出版社 : 成文堂 (2011/1/1)
- 発売日 : 2011/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 570ページ
- ISBN-10 : 4792318971
- ISBN-13 : 978-4792318970
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年12月16日に日本でレビュー済み
あくまで新司法試験対策としてですが、この本は素晴らしいです。
刑事訴訟法に関してはパッとした基本書が少なく、論点が欠けていたり、無味乾燥であったりとしていました。
しかし本書は論点を網羅した上で、面白さまで兼ね備えています。
また、二色刷で見やすく、適度に図表があり、理解が深まりやすくなっています。索引も充実しています。
難点は条文索引が無いことと、判例の引用が短いことでしょうか。
しかし、後者に関しては判例百選の番号が脚注に振ってあるため、あまり苦になりません。基本書を読みやすくしたという意味ではむしろメリットかもしれません。
刑事訴訟法の基本書で迷っているならこの本だと思います。
刑事訴訟法に関してはパッとした基本書が少なく、論点が欠けていたり、無味乾燥であったりとしていました。
しかし本書は論点を網羅した上で、面白さまで兼ね備えています。
また、二色刷で見やすく、適度に図表があり、理解が深まりやすくなっています。索引も充実しています。
難点は条文索引が無いことと、判例の引用が短いことでしょうか。
しかし、後者に関しては判例百選の番号が脚注に振ってあるため、あまり苦になりません。基本書を読みやすくしたという意味ではむしろメリットかもしれません。
刑事訴訟法の基本書で迷っているならこの本だと思います。