中古品:
¥1,061 税込
無料配送5月27日 月曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 明日 5月26日にお届け(7 時間 18 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 【良い】◎アマゾン配送センターより発送されます。送料はAmazon規定の送料無料になります。◎中古商品となりますため、経年による劣化(スレ、ヨレ、折れ、クセ)がある場合もございます。◎本体以外に付属品がある商品で本説明に付属の記載がない場合、「限定」「初回」などの表記があっても特典や内容物のないものとお考え下さい。◎Amazonの登録状況によってはカバーデザインが異なる場合があります。◎検品には万全を期していますが、万が一何かありましたら評価を入れる前にご連絡して頂ければと思います。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

宮台真司interviews 単行本 – 2005/2/28

4.8 5つ星のうち4.8 4個の評価

1994‐2004、ときに伊達メガネをかけ、サルの縫いぐるみを被り宮台真司が10年間に語った新聞・雑誌40万字インタヴュー集成。
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 世界書院 (2005/2/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/2/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 399ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4792720788
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4792720780
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 4個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
宮台 真司
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

1959年、宮城県生まれ。

社会学者、評論家。首都大学東京教授。公共政策プラットフォーム研究評議員。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了(社会学博士)。『日本の難点』(幻冬舎)、『14歳からの社会学』(世界文化社)、『中学生からの愛の授業』(コアマガジン)『<世界>はそもそもデタラメである』(メディアファクトリー)、『制服少女たちの選択』(朝日文庫)、『終わりなき日常を生きろ』(ちくま文庫)など多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2005年2月14日に日本でレビュー済み
 この十数年は、社会学の時代だったように思う。特にオウム事件を境にして、新たに表舞台に立った論客の相当数が社会学者だった。なかでもこの宮台氏は、別格のスターだろう。そうでなくては、こんな「宮台真司・全発言」みたいな本は出ない。10年分とは言え、インタビューの量は半端ではない。同じ話の繰り返しが多い点を差し引いても、彼の精力的な仕事振りには驚かされる。
 裏表紙に「援交と天皇のあいだに」とある通り、ブルセラ学者として注目を浴びた時期から、天皇を扱う最近の議論まで、矛盾も齟齬も混乱も、その糊塗も言い訳も自己正当化も迷いもそのままに、ここには収められている。宮台氏の思考の特質を見渡すには、格好の素材だろう。たとえばp300からのSIGHTインタビュー(2003)で女子高生擁護からギャル批判・ストリート離脱宣言への転回について問われ、「私が支援してきた動きが進むところまで進んだので、幾つか新しい問題が生じたんですね。こうした問題の到来は「終わりなき日常を生きろ」などで予言しておきましたが、予想よりも早く事態が展開したということです」と応答している点など、往時の左翼的な<状況分析→戦略→実践>図式を彷彿とさせる。
 実際、宮台氏は常に状況分析と戦略を語る。自分の運動性を演出する。しかし私の印象では、むしろp78からの別冊宝島インタビュー(1998)で語るような、対メディア戦略の方に彼の一貫性があるのではないかと感じられる。援交も天皇も刺激の強さで選ばれたネタに過ぎない。彼の運動目標は、むしろメディア制覇そのものだったのではないか。だからこそ、本書はこの10年の日本のメディアを考えるための貴重な史料となる。
 もう1点。本書を読んでいて私はなんとも言えない息苦しさを感じた。閉塞感と言うか。なんだか風が吹いていない。これは社会学という学問が基本的に問題を内向化させる傾向があるためだと思う。たとえ宮台氏が海外事情に言及し、亜細亜主義を掲げようとも、いつも日本という場所に閉ざされているような閉塞感。たとえば宮台氏の社会/世界図式にしても、彼が「世界の中の複数の社会」について主題的に論じた形跡は、私には見つけられなかった。いかにも、バブル崩壊とともに登場した論客らしいと思う。
 善かれ悪しかれ、これが私たちの10年でもあった。 
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年2月3日に日本でレビュー済み
 90年代中盤から今までのおよそ10年間に一体何があったのか。
 単なる年表的な知識ではなく、その「時代の空気」として知るための
資料として非常に趣き深い書籍。
 もちろん、往年のブルセラ社会学者時代からのファンや、亜細亜主義
関連の活動から知った現在のファンにとってのコレクターアイテムと
しての側面も充実しており、収録されたインタビューにはかなりレアな
(回収されてプレミアがついた雑誌や、業界紙など)ものも含まれている。
 とはいえ、宮台氏の思想(が仮にあるとして)を知りたい初読者ならば、
ひとまずは他の著作をあたった方が良いのではないか、と思う。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート