民主党がランドスライドで勝利しましたが、そのときこの本の1フレーズを思い出しました。
「日本は共産主義が機能した国…自民党ひとつに支配されていた…ロシアや中国と同じようにエリート官僚に牛耳られていた…報道機関は信じられないほど従順で…政府に誘導されていた…従わないものはシベリアのかわりに窓際に送られた…長時間勤務を受け入れ見返りに生活水準の向上と終身雇用とある程度の生活の安定を手に入れていた」
本の質とそれほど関係ないフレーズですが、胸にひっかかっていました。
この本は「将来ビデオがなくなりDVDになるだろう」と書いている時代のもので、ファンドをグローバル化のエンジンとして、賞賛されております。今となれば一時代をうつす鏡としての価値しかありませんが、フリードマンさんの文章はウイットに富み面白いです。
この本を読み、「コークの味は国ごとに違うべきか」を読むと、お互いの知識が補完され、理解が深まると思います。
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レクサスとオリーブの木 下: グローバリゼーションの正体 単行本 – 2000/2/1
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- 本の長さ273ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2000/2/1
- ISBN-104794209479
- ISBN-13978-4794209474
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
マクドナルドのある国同士は戦争をしない? 新旧の価値が衝突する中で、変化の巨大なうねりが覆い始めた世界を乗り越えるためには何が必要か。勝ち残るための条件を探る。
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2000/2/1)
- 発売日 : 2000/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 273ページ
- ISBN-10 : 4794209479
- ISBN-13 : 978-4794209474
- Amazon 売れ筋ランキング: - 516,430位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 99位経済事情(一般)関連書籍
- - 2,168位国際政治情勢
- - 88,094位ノンフィクション (本)
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著者について
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ニューヨーク・タイムズ紙コラムニスト。1953年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。ブランダイス大学を首席で卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得 (現代中東研究)。UPI通信に入社し、1年間ロンドン支局で勤務した後、ベイルートに派遣される。1979年から81年まで特派員生活を送った後、 ニューヨーク・タイムズ社に移り、1982年ベイルート支局長を命じられた。赴任直後にイスラエルによるレバノン侵攻が起こり、この戦争、とくにサブラ・ シャティーラ虐殺事件を取材したことで1983年のピュリツァー賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 グリーン革命〔増補改訂版〕(上) (ISBN-13: 978-4532316228 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年8月6日に日本でレビュー済み
ニューヨークタイムスの記者である著者が、いろんな国を訪れ、そこで感じたことを基に、グローバリゼーションを(著者なりに)定義していて、非常に興味深く読める。
またグローバル化推進者である著者であるが、そこに抱える問題や課題といったものも挙げており、グローバル化を100%肯定しているわけでないところが好感がもてる。
ただ著者がアメリカ人であるためか、アメリカからみた地球のグローバル化といった感がぬぐえないが、非常に面白く読めるとともに勉強になる良書である。
またグローバル化推進者である著者であるが、そこに抱える問題や課題といったものも挙げており、グローバル化を100%肯定しているわけでないところが好感がもてる。
ただ著者がアメリカ人であるためか、アメリカからみた地球のグローバル化といった感がぬぐえないが、非常に面白く読めるとともに勉強になる良書である。
2007年11月28日に日本でレビュー済み
新しい切り口は新鮮で、非常に考えさせられました。
レクサスについての批評本、ということでない点には注意です。
レクサスについての批評本、ということでない点には注意です。
2003年11月21日に日本でレビュー済み
冒頭に出てくる言葉、「黄金のM型アーチ理論」は本書の目玉である。黄金のM型アーチ理論とは、1999年半ばの時点でマクドナルドを有する任意の二カ国は、それぞれにマクドナルドができて以来互いに戦争をしたことがない、というものだ。
著者フリードマンは、マクドナルド社内の研究訓練施設マクドナルド大学に招かれて数人の国際管理職を相手に理論の検証をし、例外は見つからないことが確認された。ある国の経済が、マクドナルドのチェーン展開を支えられるだけの中流階級が現れるレベルまで発展するとそこはマクドナルドの国になる。マクドナルドの国の国民はもはや戦争をしたがらず、ハンバーガーを求めて列に並ぶほうを選ぶ。
地政学、地政学的リスクという言葉が流行りである。この「黄金のM型アーチ理論」によって例証されることは、経済統合・インターネット・グローバル化全体がこの地政学に大きな影響を及ぼしているということだ。
著者フリードマンは、マクドナルド社内の研究訓練施設マクドナルド大学に招かれて数人の国際管理職を相手に理論の検証をし、例外は見つからないことが確認された。ある国の経済が、マクドナルドのチェーン展開を支えられるだけの中流階級が現れるレベルまで発展するとそこはマクドナルドの国になる。マクドナルドの国の国民はもはや戦争をしたがらず、ハンバーガーを求めて列に並ぶほうを選ぶ。
地政学、地政学的リスクという言葉が流行りである。この「黄金のM型アーチ理論」によって例証されることは、経済統合・インターネット・グローバル化全体がこの地政学に大きな影響を及ぼしているということだ。
2004年3月21日に日本でレビュー済み
社会的な潮流としてのグローバリゼーションのもたらした功罪が、豊富な実例と比喩を用いて分かりやすく説明されている。グローバリゼーションに反対する人たちの行動も、インターネットなどで世界的に結びついたグローバリゼーションの恩恵にあずかっている皮肉を考えると、グローバリゼーションは功罪を含めて我々の現実となっていてうまく付き合っていかなければならないのだろう。著者がオリーブの木に象徴される国家や民族のアイデンティティと、レクサスに象徴されるグローバリゼーションによる繁栄のバランスをいかにとるかという点から永続的人間社会の繁栄のための施策提言をしている後半部だけでもできるだけ多くの人に読んでほしい。グローバリゼーションの流れと人々の多様性を認めることに価値を見出すことを両立するための示唆に富んだ本であり、こうした見方を多くの人ができるようになれば世界も今より平和で不平等感を減るのではないだろうか。
2000年11月30日に日本でレビュー済み
この本は、みずからを厚かましいグローバリスト、アメリカ原理主義者と定義しつつも、アメリカナイズを逃れての経済発展は論理必然的にありえない、と断じる。非常に面白い。
イデオロギーは死絶え経済のみが生き残る、といいつつもこの本自体が2000年最大のイデオロギー大典となっている点がなんとも。そこのところの逆説を噛み締めつつ、半笑いで読むが吉。
イデオロギーは死絶え経済のみが生き残る、といいつつもこの本自体が2000年最大のイデオロギー大典となっている点がなんとも。そこのところの逆説を噛み締めつつ、半笑いで読むが吉。