あまりにも評価が分かれているのを見てどのような内容か興味を持ったので購入しました。
確かに、独特の辛口の口調は多くの人の反感を買うことでしょう。
私も著者の主張に同意できない事もたくさんありますが、
ただ、それはそれとして、それらを差し引いてひとつの意見として読むなら、受け取るものもたくさんあります。
27ページまでは子育てとは直接関係ない話「女性の生き方は多様化したか」ですし、68ページ目までまで育児指南的なことはほとんど出てこないことからもわかるように、この本を育児書として捕らえるのではなく子育てを軸として人の生き方に対する提言として理解するなら興味深い本だと思います。
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ふにゃふにゃになった日本人: しつけを忘れた父親と甘やかすだけの母親 単行本 – 2000/4/1
マークス 寿子
(著)
著者は8年来若者による異常犯罪多発の事態に警告を発してきた。崩れゆく日本の家族・夫婦・親子の関係をどうしたら立ち直らせることができるか徹底的に追及する。
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2000/4/1
- ISBN-104794209649
- ISBN-13978-4794209641
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
少年と若者による異常犯罪多発の真因を探っていくと、親子の関係に行きつく。崩れゆく日本の家族・夫婦・親子の関係を、どのようにしたら立ちなおらせることができるのかという難問に立ち向かう。
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2000/4/1)
- 発売日 : 2000/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 229ページ
- ISBN-10 : 4794209649
- ISBN-13 : 978-4794209641
- Amazon 売れ筋ランキング: - 372,212位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年11月5日に日本でレビュー済み
中表紙の挿絵でプレイステーション1が
10数台ただ載っているものがありました。
まるでPS1を害なすものをして扱っているような感じがして
とても嫌な気分になりました。
事も遠矢を扱ったものを書いてほしかったです。
この著者の解釈はちょっと度をゆき過ぎていると思います。
10数台ただ載っているものがありました。
まるでPS1を害なすものをして扱っているような感じがして
とても嫌な気分になりました。
事も遠矢を扱ったものを書いてほしかったです。
この著者の解釈はちょっと度をゆき過ぎていると思います。
2006年11月19日に日本でレビュー済み
「子供のしつけは親の責任である」こんな当たり前のことが一冊の本になるご時勢である。「当たり前のこと」、多分著者も十分それがわかっていて、それでも書くべきだと思ってしまうほど、今の社会にその「当たり前のこと」ができていない人が多いのだろう。また、マスコミがこれほどにも「親の責任」をないがしろにして、子供の問題を社会や学校や児童相談所に責任転嫁している以上、彼女の正論すぎる正論は必要なのだと思う。
PS:タイトルとサブタイトルはいまひとつ…。どうでもいい私見ですが。
PS:タイトルとサブタイトルはいまひとつ…。どうでもいい私見ですが。
2008年6月2日に日本でレビュー済み
とても共感した。中学校の役員をしていたときあまりにも非常識な親をたくさん見てきた。子供かわいさにしつけをまったく忘れ甘やかし言いなりになって注意した先生にくってかかる親が普通にいた。子供のためを思うなら我慢をさせることはとても大事なことだがそれはかわいそうだと言う。挙句の果てに父親や教師を子供の前で平気でけなす。これでは、大人を尊敬できないかわいそうな子供ができてしまうのも無理はない。こういう母親が思春期の子供から見向きもされなくなるのをたくさん見てきた。作者の表現は少し乱暴に思えるかも知れないが、まったくそのとおりなのである。反発をするより自分を見つめなおすきっかけにする、そんな一冊だと思う。
2006年8月2日に日本でレビュー済み
何を根拠にふにゃふにゃなんでしょうね。しつけをしないイギリスはいかがなものでしょうか?皆と揃って食事をすることも玄関で靴を脱ぐことを忘れた日本人ならまだしも、日本に何年住んで、何年子育てをしたのかしら?子育てしている母親に敵対心むき出しの本です。
2007年4月28日に日本でレビュー済み
たぶん、この書に特に若い人は反発するのではなかろうか。英国通だからって、なぜ日本人の悪口ばかり言うのか?エリート教授が偉そうに説教するなと。
要するに、最近の日本人は明らかに自立性・主体性・社会性が欠如しているということである。そういうことは、当然誰にも自覚できない。自覚できれば既に成長できているわけで、この書にただ反発を感じたり、難解で興味を感じないとしたら、その人はまさに井の中の蛙、典型的日本人なのであろう。
ただ、この英国を誉め、日本を批判する基本的スタイルをもう少しやわらげ、英国にない日本の長所にももうちょっとページを割けられれば、もっと共感を得られる書になると思った。
要するに、最近の日本人は明らかに自立性・主体性・社会性が欠如しているということである。そういうことは、当然誰にも自覚できない。自覚できれば既に成長できているわけで、この書にただ反発を感じたり、難解で興味を感じないとしたら、その人はまさに井の中の蛙、典型的日本人なのであろう。
ただ、この英国を誉め、日本を批判する基本的スタイルをもう少しやわらげ、英国にない日本の長所にももうちょっとページを割けられれば、もっと共感を得られる書になると思った。