単なる金儲けのための商材としてピアノがたくさん造られたのかと思いきや、
そうではなかったことがわかります。
ピアノという楽器に対する、日本人の姿勢が移り変わっても、
熱心な仕事をする職人が絶えないかぎり、これからも日本のピアノは世界中で選ばれていきますね。

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日本のピアノ100年―ピアノづくりに賭けた人々 単行本 – 2001/10/1
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その他
- 本の長さ382ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2001/10/1
- ISBN-104794210868
- ISBN-13978-4794210869
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
日本のピアノ100年 ピアノづくりに賭けた人々
ゼロから出発して世界の頂点に立った日本製品は多い。「楽器の王様」と言われるピアノにもまた、格別のドラマがあった。世界一になるためには、品質、生産量など工業製品としての優位性でライバルに打ち勝たねばならない。加えての難題は、クラシック音楽という西欧文化の中枢に、東洋の技術を受け入れさせることであった。
ゼロから出発して世界の頂点に立った日本製品は多い。「楽器の王様」と言われるピアノにもまた、格別のドラマがあった。世界一になるためには、品質、生産量など工業製品としての優位性でライバルに打ち勝たねばならない。加えての難題は、クラシック音楽という西欧文化の中枢に、東洋の技術を受け入れさせることであった。
本書は今日のヤマハ、河合楽器製作所の基を築いた創業者たちとピアノ工匠たちの活動を軸に、国産ピアノが誕生した明治期、世界進出を果たした戦後の歴史を丹念に追った記録である。
昭和21年わずか24台であった国産ピアノの生産数は、昭和29年には約1万2000台、昭和40年代後半になると30万台を突破した。日本は世界最大のピアノ生産国となったのだ。しかしその陰には、安価で高品質な家庭用ピアノだけでなく、一流のピアニストを納得させるコンサート・グランド(コンサート用のグランドピアノ)を開発・製造し、欧米芸術家らに認めさせるための並々ならぬ苦労があった。「ベルトコンベヤーから生まれるピアノは、真の楽器ではない」という欧米音楽界に挑む日本の匠たち。
ヤマハのピアノに思いを寄せたグールド、リヒテルら伝説的ピアニストの秘話も紹介。音楽史としても楽しめる。
(日経ビジネス 2001/10/22 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
内容(「MARC」データベースより)
日本で初めてピアノが作られたのは今から100年前のこと。戦後リヒテルなどが愛用するピアノを作り、日本を世界のピアノ王国にした人々の、初めての本格的物語。コンサート・グランドへの挑戦。
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2001/10/1)
- 発売日 : 2001/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 382ページ
- ISBN-10 : 4794210868
- ISBN-13 : 978-4794210869
- Amazon 売れ筋ランキング: - 518,545位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,442位音楽一般の本
- - 23,187位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国産のピアノの歴史が詳しく書かれていて、とても参考になりました。決して特別に条件に恵まれていた訳ではない事がわかりました。一つ一つ誠実に取り組む事が、大切だと感じました。
2011年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の物づくりの原点にも通じるような、単なる物まねではない「音」への情熱が伝わってくる一冊です。
ヤマハ、カワイ以外でも、どのメーカーが一番になるのかは、時の運も大きいのかな〜と思ってしまいました。
この本を読んで、日本のヤマハ、カワイ以外のピアノの音色を聴いてみたくなりました。
ヤマハ、カワイ以外でも、どのメーカーが一番になるのかは、時の運も大きいのかな〜と思ってしまいました。
この本を読んで、日本のヤマハ、カワイ以外のピアノの音色を聴いてみたくなりました。
2010年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本のもの創りの本質を知るためには最適の教材だと思います。それは次のような理由です。第1にピアノ創りには全くの素人であったヤマハの創始者が情熱と行動力、そして、周囲の協力の下に世界最高とも言われるグランドピアノを世に送り出すまでのドラマを詳細に知ることが出来きます。第2に量産を前提とした工業製品としてのピアノ作りの技術を如何にして確立して行ったかを知ることが出来ます。そして、第3番目、最も重要なことですが、工業製品ではなく楽器として世界最高峰のグランド・ピアノを創り上げようと努力し、そこには大きな壁が存在することを知ることが出来ます。また、スタンウエイのピアノ創りとその歴史と比較すると更に参考になります。
2003年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それほど期待せずに購入したがプロローグのグレン・グールドとヤマハのピアノの出会いのエピソードを読んだだけで書き手は文章のプロであると直観した。そのため最後まで安心して読み通すことができた。本の内容は書名から想像される通りの本で期待を裏切らない。レビューに詳しく書かれている通りである。山葉寅楠に始まり、主だった人物を中心に話を進めていくスタイルは小さな伝記の集まりのようで飽きることがない。
これだけの内容をまとめるには膨大な調査が必要であったであろうとは容易に推測できる。二人の著者の努力には敬意を表したい。ピアノが弾ける弾けないとは関係なく、日本の音楽史・工業史に多少なりとも興味のある人には読んでもらいたい一冊である。
これだけの内容をまとめるには膨大な調査が必要であったであろうとは容易に推測できる。二人の著者の努力には敬意を表したい。ピアノが弾ける弾けないとは関係なく、日本の音楽史・工業史に多少なりとも興味のある人には読んでもらいたい一冊である。