とても素敵な本で、ようやく手に取ることができました!
この本と一緒にヴェネツィアを旅することを夢みています。
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ヴェネツィア私のシンデレラ物語 単行本 – 2003/3/1
チェスキーナ 洋子
(著)
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2003/3/1
- ISBN-104794211996
- ISBN-13978-4794211996
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
音楽好きの洋子は両親の不和に翻弄されながらも芸大ハープ科を卒業、単身イタリアへ。そこで大富豪の彼に見初められて、思いもかけない人生が開ける。ヴェネツィア大運河沿いの古い館に暮らすある女性の数奇な半生。
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2003/3/1)
- 発売日 : 2003/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 4794211996
- ISBN-13 : 978-4794211996
- Amazon 売れ筋ランキング: - 662,068位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42,475位歴史・地理 (本)
- - 105,635位ノンフィクション (本)
- - 173,531位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色んな人生がある。面白かった。男より女が今の日本人は輝いている。その象徴だ、これは。
2013年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
華やかなイメージが先攻しそうなタイトルですが、しっかりとした愛と異国で生きて行く強さを感じます。
2005年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビで、チェスキーナ 洋子さんの紹介をしていて、とても興味があり本を購入しましたが、話の内容が、楽しく一気に読めました。
中には、裁判の事も書かれていて、身に詰まる思いもありましたが、
とても、勇気を貰えた気がします。
2003年9月に、結婚式でイタリアに行った際、ベネチアで、2日程、滞在しましたが、「カフェ・クワドリ」には行ってなかったので、いつか
又、ベネチアに行った際には、お二人の出逢いの場所に出掛けてみたいです。
中には、裁判の事も書かれていて、身に詰まる思いもありましたが、
とても、勇気を貰えた気がします。
2003年9月に、結婚式でイタリアに行った際、ベネチアで、2日程、滞在しましたが、「カフェ・クワドリ」には行ってなかったので、いつか
又、ベネチアに行った際には、お二人の出逢いの場所に出掛けてみたいです。
2009年5月6日に日本でレビュー済み
チェスキーナさんの事は、「億万長者と結婚した日本人女性」くらいにしか認識なかった。日本人をほとんど海外で見かけることなく、日本人女性がベールにつつまれていた時代に、大金持ちがものめずらしげに手に入れた金持ちのお嬢さん(当時留学できるなんて本当に富裕層のみだったろう)だと思っていたが、幼いときからこんな波瀾万丈な生活を送っていたとはしらなかった。
熊本での音楽に惹かれる日々。
東京での音楽生としての生活。ほとんど触れられていないが結婚生活。
そして留学、富豪との出会いと別れ。裁判そして今の日々。
彼女の人生から読み取れるのは決して妥協をしない、自分を貫くという強い意思である。
この時代でも彼女のように強い女性はめったにいない。それを戦前生まれの彼女はぶれることなく自分の思いどおりに生きた。
彼女は日本という小さな世界から飛び出すべくして飛び出した人である。
そしてそういった強い女性が、今まで周囲から「YES]のみを聞いて育った新興富豪のお坊ちゃんの心を掴んだ
チェスキーナ氏も15年も彼女と付き合ったのは彼女にあって人生の躍動と喜びを常に与えられていたからだろう。
彼女がチェスキーナ氏に惹かれたのは、経済的なゆとりのほか父親が与えてくれなかった安心を彼といて感じたことだろう。
不幸な遺産相続裁判も相手の家族やイタリア国民の立場からすれば、日本人女が全ての財産を持っていってしまう事に対する憤りもあっただろう。
そこにも妥協しない彼女の意地っ張り精神、そういう力がなければ彼女の成功はなかった。
そして北朝鮮にオーケストラを持っていくという「へそまがり」ともいえる彼女の行動は誰も止めることができない。
こういう強い、たくましい大先輩の女性がいるという事は人に流されそうになる時に勇気をもらえる。
第二のチェスキーナ夫人を目指し、日本人女性でヨーロッパのカフェで金持ち男性に声を掛けれれるのを待っている人も多いという、
しかしこれだけの強い女性はそういるものではない。ぶれた女性が彼女のようになろうとすれば痛い目にあるのは必至である。
彼女も今なお、多くの富があるからこそ下々の者が計り知れない苦労を抱えているはずである。
この本で難があるといえばタイトル。「私のシンデレラ物語」彼女は待つことなく自分で道を切り開いた人。シンデレラのラストは結婚するところまで、彼女の人生の醍醐味は結婚してからのシンデレラの物語である。
熊本での音楽に惹かれる日々。
東京での音楽生としての生活。ほとんど触れられていないが結婚生活。
そして留学、富豪との出会いと別れ。裁判そして今の日々。
彼女の人生から読み取れるのは決して妥協をしない、自分を貫くという強い意思である。
この時代でも彼女のように強い女性はめったにいない。それを戦前生まれの彼女はぶれることなく自分の思いどおりに生きた。
彼女は日本という小さな世界から飛び出すべくして飛び出した人である。
そしてそういった強い女性が、今まで周囲から「YES]のみを聞いて育った新興富豪のお坊ちゃんの心を掴んだ
チェスキーナ氏も15年も彼女と付き合ったのは彼女にあって人生の躍動と喜びを常に与えられていたからだろう。
彼女がチェスキーナ氏に惹かれたのは、経済的なゆとりのほか父親が与えてくれなかった安心を彼といて感じたことだろう。
不幸な遺産相続裁判も相手の家族やイタリア国民の立場からすれば、日本人女が全ての財産を持っていってしまう事に対する憤りもあっただろう。
そこにも妥協しない彼女の意地っ張り精神、そういう力がなければ彼女の成功はなかった。
そして北朝鮮にオーケストラを持っていくという「へそまがり」ともいえる彼女の行動は誰も止めることができない。
こういう強い、たくましい大先輩の女性がいるという事は人に流されそうになる時に勇気をもらえる。
第二のチェスキーナ夫人を目指し、日本人女性でヨーロッパのカフェで金持ち男性に声を掛けれれるのを待っている人も多いという、
しかしこれだけの強い女性はそういるものではない。ぶれた女性が彼女のようになろうとすれば痛い目にあるのは必至である。
彼女も今なお、多くの富があるからこそ下々の者が計り知れない苦労を抱えているはずである。
この本で難があるといえばタイトル。「私のシンデレラ物語」彼女は待つことなく自分で道を切り開いた人。シンデレラのラストは結婚するところまで、彼女の人生の醍醐味は結婚してからのシンデレラの物語である。
2003年5月23日に日本でレビュー済み
タイトル通り、作者の薄幸な少女時代から大富豪になるまでの物語。
「シンデレラ」と言うと美しくて気立ての良い娘が王子様に見初められて
玉の輿に乗る話だけれど、本書は気の強い少々常識に欠ける年増の女性が
おじい様に見初められ玉の輿に乗る話。
簡単に知らない人から物を買って貰ったり、お金を貰ったり、ちょっと普通
では考えられないエピソード満載。
普通の常識の範囲で生きていては莫大な財産は手に入らないと改めて実感
させられる一冊。
最後の、作者がどれだけ音楽界に貢献しているかツラツラと書かれている部分
まで本にする必要があったのか疑問。
「シンデレラ」と言うと美しくて気立ての良い娘が王子様に見初められて
玉の輿に乗る話だけれど、本書は気の強い少々常識に欠ける年増の女性が
おじい様に見初められ玉の輿に乗る話。
簡単に知らない人から物を買って貰ったり、お金を貰ったり、ちょっと普通
では考えられないエピソード満載。
普通の常識の範囲で生きていては莫大な財産は手に入らないと改めて実感
させられる一冊。
最後の、作者がどれだけ音楽界に貢献しているかツラツラと書かれている部分
まで本にする必要があったのか疑問。
2006年11月16日に日本でレビュー済み
イタリア政府の給費留学生として音楽修行に出かけた著者が、苦労してヴェニスの音楽院でハープの勉強をした時に出会った、父親ほど年の違う億万長者との大人の交際をした後で、結婚してシンデレラの体験をするという夢のような物語だ。異国での涙ぐましい体験の積み重ねの後だとは言え、著者の独立の気概と打算や拘りの少ない考え方が、幸福を招きよせたということになるのだろうか。それにしても遺産相続をめぐる訴訟騒ぎに巻き込まれ、その体験を通じで人間として成長していく様子は、禍福あざなえる縄だということも出来るが、最後には芸術家のパトロンとして生きる境地にたどり着き、日本人としては真似の出来る人が少ないフィラントロピストになり、幸福な人生を完結するという素晴らしい物語は、多くの大和撫子にたいして励ましのメッセージを届けることになる。ただし、外国に出かけて玉の輿を狙うというえげつない発想ではなく、自ら切磋琢磨して人品卑しからずという境地に至るまで、自らの人間を磨き上げることを忘れてはならないのだ。そうしないと、ローマのスペイン広場でイタリア人に引っ掛けられて苦い体験を味わっている、多くの日本女性の仲間入りということにもなりかねず、イタリーにはこの世の天国と地獄があるのだが、著者は地獄を裁判を通じて体験したという意味で、裁判の体験談には多くの教訓が含まれている。いずれにしても、貴重な経験が詰まった興味深い本である。