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空からやってきた魚 単行本 – 2003/7/1
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- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2003/7/1
- ISBN-104794212240
- ISBN-13978-4794212245
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商品の説明
商品説明
著者は在日アメリカ人だが、本書の魅力は「外国人の目で見た新鮮なニッポン」という決まり文句を超えたところにある。何よりもすばらしいのはその「言葉」だ。やわらかく、なめらかで、優しくて、ユーモアにあふれていて、内容やテーマ以上に言葉そのものが読み手を引きつけて離さない。著者が書く詩がそうであるように、ひとつひとつの日本語が心地よく耳に響き、そのリズムの良さにまるで音楽を聴いているかのような気分になる。
また、主題に向けた温かい眼差しも魅力のひとつだ。著者は物事を上から見下ろすような書き方はしない。書きたいものそれぞれに目線を合わせ、ときには子どものような低い視線で世界を見つめる。押し付けがましさがまったくない柔軟な眼差しに、読み手は自然と共感を覚えるはずだ。
ただ、各編が時間の流れに沿って並んでいないことや、話の内容が部分的に重なっていることなど、いくつか気になった点もある。だがそうした外枠としての構成は、著者のつむぎ出した言葉ひとつひとつの輝きにくらべればささいなことに思える。本を閉じた後、外に飛び出して、日本の見慣れた日常風景から自分も言葉をつむいでみたくなる。本書はそんな温かさに満ちた1冊なのだ。(小尾慶一)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2003/7/1)
- 発売日 : 2003/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4794212240
- ISBN-13 : 978-4794212245
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,320,569位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18,938位近現代日本のエッセー・随筆
- - 109,234位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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けれど予算がありますから、古本のきれいなものは嬉しいです。
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アメリカで土壌改良に使われていた植物が、日本では食料として大切にされている。
ところ変われば何とやらという感じです。
さまざまな場所を渡り歩いたからこそ出てくる味わいでした。
なんともほのぼのとした素敵な気持ちにさせてくれました。
アメリカ北部のミシガン州に育ち、20代前半ではイタリアに遊学。そして今は10年以上日本に身を置く著者のエッセイは、世界を渡り歩いて出会った人びととの忘れがたき思い出のかけらの一つ一つが、著者の中でからみあって新たな輝きを放つ様を見せてくれます。
池袋のおばあさんが作ってくれた葛湯(くずゆ)のもとが、アメリカで土壌侵食を防ぐために広く移植された植物KUZUと同じものだったということを著者は発見します。いまや当初の目的を離れて土地を覆い尽くす極度の繁殖力をもつ厄介者へと姿を変えてしまったアメリカのKUZU。著者が少年の頃、KUZUをなんとか刈り取ろうとしていた祖父の姿が眼前に現れます。
また日本では食される銀杏の実も、アメリカでは異臭を放つ嫌われ者です。その異臭が、祖母が立っていた台所の床のワックスの匂いを思い起こさせます。そして東京の銀杏の匂いを取ろうとアロエ石鹸を使ったとき、また新たに祖母を懐かしく思い出させる「ある匂い」が立ち現れて来るのです。「くさいものに」というこの小編が私は本書の中で最も好きです。
日常のそこかしこに著者は自分を家族へと立ちかえらせる何かを見つけ続けています。それは決して今がつまらないから家族との過去をただ懐かしむという逃避的で後ろ向きの作業ではありません。今へとつながる過去との対話、今の著者をあらしめている思い出との同行二人です。
まさに、思い出とは時々釣り上げては海や川へと返してやるものだという、前著に重なるテーマを綴った好エッセイ集です。