プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,580¥1,580 税込
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon 販売者: 斎藤書店[毎日発送]
中古品: ¥19

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
南京事件「証拠写真」を検証する 単行本 – 2005/1/31
購入オプションとあわせ買い
る虐殺、暴行、略奪、放火が生じたとの主張だ。近年の研究によってその根拠は揺ら
いできた観があるが、先日、南京市にある「南京大虐殺記念館」をユネスコの世界
文化遺産に登録申請しようという構想が報道されたように国際社会では史実として
定着しつつある。これについては今日まで「大虐殺の証拠写真」として世に出た写真
の果たした役割が小さくない。本書は東中野修道・亜細亜大学教授と南京事件研究会
写真分科会がこうした写真143枚をとりあげ、3年がかりでその信頼度をはかっ
た検証報告だ。いわゆる「証拠写真」の総括的検証がなされたのは初めてのこと。延
べ3万枚を超える関連写真との比較検証・照合からわかったことは、これらの写真の
半数近くが、南京戦の翌年に中国国民党中央宣伝部が戦争プロパガンダ用に作った2
冊の宣伝本に掲載されたものだったことだ。しかもそのうちの数枚は『支邦事変画
報』など、当時日本の写真雑誌に載った従軍カメラマン撮影の写真をそのまま使い、
略奪や無差別爆撃、強制労働の写真であるかのようなキャプションに付け替えられて
いた。「日本兵」の軍服の細部や被写体の影の有無から合成あるいは演出写真と判明
したものもある。さらに戦後、南京裁判に提出されたという16枚の写真については、
写っている人物の身長と影の比率から、撮影時期を5月末か6月初めと特定。「大虐
殺」発生時との矛盾が判明した。また16枚の画面サイズの計測によってフィルム本数
を割り出し、写真提供者の証言との食い違いを明らかにしている。こうして著者たち
は、あらゆる角度から検証を加えたうえで「証拠として通用する写真は1枚もなかっ
た」との結論を導き出した。本書の公正な検証プロセスを読めば、この結論には誰も
が頷かれることだろう。
- 本の長さ257ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2005/1/31
- ISBN-104794213816
- ISBN-13978-4794213815
よく一緒に購入されている商品

この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
商品説明
一方に、東京裁判、中国共産党、大新聞の「大虐殺」説に疑問を抱く人々もいる。阿羅健一『「南京事件」日本人48人の証言』(小学館文庫、2001年)は、その疑念を晴らすために、当時南京にいた日本軍人、外交官、ジャーナリストから直接証言を求めたものである。ジャーナリストの櫻井よしこは、同書に寄せた「推薦のことば」で「関係者の体験談を集めた第一級の資料」と評している。 ひるがえって『中国の旅』『ザ・レイプ・オブ・南京』などが証拠としている写真は、はたして「第一級の資料」であったかどうか。本書の著者、東中野修道たちのグループ「南京事件研究会写真研究分科会」が、平成14年春から3年間をかけて、虐殺派の書物に掲載されている写真を検証しようとしたのは、「大虐殺説」に納得できなかったからだった。
著者たちが見た写真は3万枚を超える。この中から南京事件の証拠とされている約140枚を選び出し、撮影者、撮影場所と時期、キャプション、出所・提供者など写真の特性を洗い出しているが、科学的とさえいえる検証作業の結果、南京大虐殺の「証拠写真」として通用するものは1枚もないことがわかった。
虐殺派が証拠とする写真の源流は『外人目撃中の日軍暴行』(編者は国民政府顧問ハロルド・ティンパーリ)と『日冦暴行実録』(国民政府軍事委員会政治部編)とされている。この2冊は1938年8月、国民政府が戦争プロパガンダ用に刊行したものだった。著者は「私たちは『虐殺があったか、なかったか』を検証しようとしたのではない」と言っているが、写真は必ずしも第一級の歴史資料たりえないことを証明した意義は大きい。(伊藤延司)
著者について
1947年生まれ。鹿児島大学法文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。ハンブルグ大学客員研究員等を経て、現在、亜細亜大学教授。日本「南京」学会会長。主な著書に『東ドイツ社会主義体制の研究』『「南京虐殺」の徹底検証』など
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2005/1/31)
- 発売日 : 2005/1/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 257ページ
- ISBN-10 : 4794213816
- ISBN-13 : 978-4794213815
- Amazon 売れ筋ランキング: - 100,452位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
私自身も、子供の頃に南京大虐殺の話を聴いて「大虐殺というが、その何十万人の死体はどこに行ったのだろう?、カンボジア大虐殺の死体(骨)は今でもあるのに、南京の死体が残っていないのは何故だろう?」と疑問に思っていたのだけれど、本書でなるほど納得しました。
また他のレビューに、デジタル技術がない時代には合成写真の作成は不可能、というような記載がありますが、当時でも白黒写真の現像テクニックがあれば可能です。
人間のみがつてさに腹立ちさを感じさせられます。