日本の鉄道網は、昔は鉄道省、そのあと国鉄というように官が主導でシステムを構築してきたわけです。
座席指定という職人芸をコンピュータシステムに移植することをやったのが国鉄であって、人員整理のために開発されたシステムではないはずです。
今のJRは国鉄時代に作られた遺産で食べていることを忘れないでほしいです。
この物語はマルスシステムの経緯と苦労話を聞くには十分な本だとは思いますが、マルスシステムを作った人の考え方とは違うと思います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
みどりの窓口を支える「マルス」の謎: 世界最大の座席予約システムの誕生と進化 単行本 – 2005/10/1
杉浦 一機
(著)
当初は小規模な予約処理装置だったマルスは、JRの営業を支えるまでに発展し、今や経営そのものを左右する存在になろうとしている。知られざるマルスのすべて。
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2005/10/1
- ISBN-104794214332
- ISBN-13978-4794214331
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2005/10/1)
- 発売日 : 2005/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 231ページ
- ISBN-10 : 4794214332
- ISBN-13 : 978-4794214331
- Amazon 売れ筋ランキング: - 279,020位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 832位鉄道 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マルスの発展を歴史を追って記述しています。また、航空券の予約システムとの違いなども記述されています。単純に運輸交通システムの裏側を知るために読むのであればいい本だと思います。
計算機科学の見地からすると、フォルトトレラントをフェイルセーフと混同していたり、長いマルスの歴史の中でDBの論理的なレコードが磁気ドラムの対応する部分に本当に書かれていた時代から、現代的な物理設計を伴ったDBの時代へと変化しているはずなのですが、その記述がなかったり、技術的な用語に揺れがあったり、色々おかしいところがあります。もっとも、これは著者の専門分野からしてもやむを得ないのかもしれません。
コンピュータ、それも日本のコンピュータの歴史の中でも重要なシステムを扱った本であるだけにかなり残念です。
計算機科学の見地からすると、フォルトトレラントをフェイルセーフと混同していたり、長いマルスの歴史の中でDBの論理的なレコードが磁気ドラムの対応する部分に本当に書かれていた時代から、現代的な物理設計を伴ったDBの時代へと変化しているはずなのですが、その記述がなかったり、技術的な用語に揺れがあったり、色々おかしいところがあります。もっとも、これは著者の専門分野からしてもやむを得ないのかもしれません。
コンピュータ、それも日本のコンピュータの歴史の中でも重要なシステムを扱った本であるだけにかなり残念です。
2015年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
開発の歴史を知りたくて購入しましたが・・・・・もっと開発の苦心・失敗・成功を記載して欲しかった。マシンのアップグレードの記載ばかりが目に入ってきました。 購入は後悔しています。
2006年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本では、日本の鉄道(とくに指定席)の歴史の順にどのようにして予約の運用をしてきたか、という流れにそって話が進んでいる。昔はどのようにして予約テーブルをロックしていたか、どのようにしてバッティングを防いでいるか、というのがコンピュータ技術者から見てもけっこうおもしろかった(あたりまえのことをしてるだけなんだけど)。そしてコンピュータで予約する時代、今はクエリを出してから 6 秒で発券までいくそうだ。普段何気なく使っている、新幹線の指定席自動券売機。そこの裏側はどうなっているのか、そこにたどりつくまでにはどんなことがあったのか、そういった知的好奇心を満たしてくれるのが本書である。