「ザ・プロフィット」で紹介されている本です。
「あなたの街に、髪の本数が同じ人は存在する?」という身近な話題から、「『ブルータスお前もか』と言ったというシーザーの最後の吐息にふくまれていた分子を、いま、あなたが吸った確率は?」という歴史との繋がりを感じさせる問題まで、幅広くカバーされているので、興味深く読むことが出来ます。
これらの問題に上手く答えることが出来なければ、数字オンチといって良いと思いますが、一度この本を読んだ程度で、そう簡単に数字オンチが治るわけではないし、数学や統計に苦手意識を持つ人はこの本を読みきることさえ、難しいかも知れません。
しかし、本当にこの本を繰り返し読まねばならないのは、そのような数字オンチ、数学・統計嫌いの人間なのでしょう。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
数で考えるアタマになる!―数字オンチの治しかた 単行本(ソフトカバー) – 2007/7/26
ジョン アレン パウロス
(著),
野本 陽代
(翻訳)
名著『数字オンチの諸君!』の改題版。
あなたの街に髪の本数が同じ人はいるか、など面白い話題を例に、
ささやかな数学知識が世の中の真実を明らかにする力を紹介。
・あなたの街に、髪の本数が同じ人は存在する?
・富士山の土を15分ごとに、ダンプカー1台分ずつ取り去っていくとする。
富士山がなくなるまでにどのくらいの時間かかる?
・31種類のフレーヴァーのアイスクリームから3種選んで、
コーンの上に重ねるやり方は何通りある?
・「ノアの洪水」では雨は40日間降り続き、ほぼすべての高い山は水に覆われた。
その雨は1時間に何ミリの割合で降ったことになる?
・死の直前「ブルータスお前もか」と言ったというシーザーの、
最期の吐息にふくまれていた分子を、いま、あなたが吸った確率は?
・池の魚の数を調べたい。まず100匹捕まえて印をつけ、池に戻した。
再度100匹捕まえたら8匹に印がついていた。池に魚は何匹?
本書を読めば、答えがわかる!
あなたの街に髪の本数が同じ人はいるか、など面白い話題を例に、
ささやかな数学知識が世の中の真実を明らかにする力を紹介。
・あなたの街に、髪の本数が同じ人は存在する?
・富士山の土を15分ごとに、ダンプカー1台分ずつ取り去っていくとする。
富士山がなくなるまでにどのくらいの時間かかる?
・31種類のフレーヴァーのアイスクリームから3種選んで、
コーンの上に重ねるやり方は何通りある?
・「ノアの洪水」では雨は40日間降り続き、ほぼすべての高い山は水に覆われた。
その雨は1時間に何ミリの割合で降ったことになる?
・死の直前「ブルータスお前もか」と言ったというシーザーの、
最期の吐息にふくまれていた分子を、いま、あなたが吸った確率は?
・池の魚の数を調べたい。まず100匹捕まえて印をつけ、池に戻した。
再度100匹捕まえたら8匹に印がついていた。池に魚は何匹?
本書を読めば、答えがわかる!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2007/7/26
- ISBN-10479421622X
- ISBN-13978-4794216229
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
ジョン・アレン・パウロス
数学者。米テンプル大学教授。ABCNews.comのレギュラーコラムニストを務めるほか、
数学とニュースや日常生活とのかかわりについて、さまざまな媒体に寄稿する著名な数学ライターでもある。
邦訳されている著書に『天才数学者、株にハマる』(ダイヤモンド社)、『確率で言えば』(青土社)などがある。
野本陽代
慶應義塾大学法学部卒業。サイエンス・ライター。
著書に『カラー版 ハッブル望遠鏡の宇宙遺産』(岩波新書)、『見えてきた宇宙の神秘』(草思社)などがある。
訳書にマクラクラン他『ガリレオ・ガリレイ』(大月書店)、スモーリン『宇宙は自ら進化した』(NHK出版)、
ゲルマン『クォークとジャガー』(草思社)などがある。
数学者。米テンプル大学教授。ABCNews.comのレギュラーコラムニストを務めるほか、
数学とニュースや日常生活とのかかわりについて、さまざまな媒体に寄稿する著名な数学ライターでもある。
邦訳されている著書に『天才数学者、株にハマる』(ダイヤモンド社)、『確率で言えば』(青土社)などがある。
野本陽代
慶應義塾大学法学部卒業。サイエンス・ライター。
著書に『カラー版 ハッブル望遠鏡の宇宙遺産』(岩波新書)、『見えてきた宇宙の神秘』(草思社)などがある。
訳書にマクラクラン他『ガリレオ・ガリレイ』(大月書店)、スモーリン『宇宙は自ら進化した』(NHK出版)、
ゲルマン『クォークとジャガー』(草思社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2007/7/26)
- 発売日 : 2007/7/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 479421622X
- ISBN-13 : 978-4794216229
- Amazon 売れ筋ランキング: - 670,645位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,104位数学一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
5グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年2月17日に日本でレビュー済み
原題は「innmeracy」(基礎的な算数能力が欠けていること)。
本書のテーマは「必要なときに数字そのものから情報を収集できるかどうか」
「与えられた生の数字を元にして反論できるかどうか」ということである。
富士山(の土)をダンプカーで運び出すのにどれくらい時間がかかるか
人類の血液はどれくらいの量か
などといった設問に「答え」をしらべるのでななくて、手元にあるデータから
答えを導き出してみるというプロセスを経験することを通じて数字で掴む能力
を養おうということ。
「データがないからわからない」とすぐにいってしまいがちな自分に痛烈な
反省を促すきっかけとなった。さらに、世界の人口とか、日本のGNPとか
いった基本的な数字が頭にきっちり入っていないと、数字のセンスもくそも
ないのだということもよくわかった。
読みやすい本ではないが、情報を処理する力をアップさせるきっかけになる
良書。読むだけではなく、例題にあげられている設問に自分なりに答えを出し
ながら読むことが大事。
本書のテーマは「必要なときに数字そのものから情報を収集できるかどうか」
「与えられた生の数字を元にして反論できるかどうか」ということである。
富士山(の土)をダンプカーで運び出すのにどれくらい時間がかかるか
人類の血液はどれくらいの量か
などといった設問に「答え」をしらべるのでななくて、手元にあるデータから
答えを導き出してみるというプロセスを経験することを通じて数字で掴む能力
を養おうということ。
「データがないからわからない」とすぐにいってしまいがちな自分に痛烈な
反省を促すきっかけとなった。さらに、世界の人口とか、日本のGNPとか
いった基本的な数字が頭にきっちり入っていないと、数字のセンスもくそも
ないのだということもよくわかった。
読みやすい本ではないが、情報を処理する力をアップさせるきっかけになる
良書。読むだけではなく、例題にあげられている設問に自分なりに答えを出し
ながら読むことが大事。
2018年9月29日に日本でレビュー済み
確率論や統計学により、エセ科学、占い等の非合理性を暴く本
「統計学が最強の学問である」(西内啓 著)に近い内容
タイトルだけ見ると、読者を数学脳に導いてくれるかのようであるが、数学を詳しく説明しているわけではなく、読んで数学が得意になる本ではない
確率論などで途中で計算式が出てくるが、数学が苦手な人は意味が分からないと思う(筆者も苦手な人には読み飛ばしを推奨している)
偶然の一致は思ってる以上に頻繁に起こる、コインの裏表の数は現実には2分の1ずつになるわけではないなど、目から鱗が落ちる事実が説明される
計算式を読み飛ばしても十分面白い
「統計学が最強の学問である」(西内啓 著)に近い内容
タイトルだけ見ると、読者を数学脳に導いてくれるかのようであるが、数学を詳しく説明しているわけではなく、読んで数学が得意になる本ではない
確率論などで途中で計算式が出てくるが、数学が苦手な人は意味が分からないと思う(筆者も苦手な人には読み飛ばしを推奨している)
偶然の一致は思ってる以上に頻繁に起こる、コインの裏表の数は現実には2分の1ずつになるわけではないなど、目から鱗が落ちる事実が説明される
計算式を読み飛ばしても十分面白い
2007年7月29日に日本でレビュー済み
「数字オンチの諸君! 」の改題版で、旧著から大きな変更はないようです。(原題:INNUMERACY : Mathematical Illiteracy and Its Consequences)「ザ・プロフィット−利益はどのようにして生まれるのか」(スライウォツキー著)の中で、指南役のデビッド先生が数的感覚を養うために推薦した副読本の中に本書が含まれていました。理数系を自負する方なら抵抗なく読める難易度の本だと思います。本書を読んで「なんでも数字化して考える習慣」が身に付いたように思います。(例えば「シカゴにはピアノ調律師は何人いるか?」というような「フェルミ推定」的数字感覚) 分かった積もりになっていることも、数字に直してみると、より明瞭に事実が把握できる、するとそこから更に考えが深まる、という事が具体例を通じて良く分かります。このような「数字リテラシー」(numerical literacy=NUMERACY)を身につけるという意味で、「空想自然科学入門」(アイザック・アシモフ)や「統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか?」(門倉 貴史)などの本とともにお薦めしたい本です。(こういう数的センスは物理屋さんは得意そうですね。「生命とは何か―物理的にみた生細胞」(シュレディンガー著 1944年初版)などはその代表例だと思います。理論物理家の視点から「封筒裏の計算」だけで遺伝子の構造とはかくあるべし、と迫っています)