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霞が関「解体」戦争 単行本 – 2008/11/25

3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価

無駄遣い、不祥事、天下り……。どうすればこの日本を蝕む利権構造に風穴を開けられるのか。地方分権改革推進委員会を舞台に繰り広げられた官僚とのスリリングな論戦を大公開! 日本再生へのヒントがぎっしりつまった一冊。
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商品の説明

著者について

作家。1946年、長野県生まれ。87年、『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。07年4月、地方分権改革推進委員、同6月、東京都副知事に任命される。近著に『こころの王国』『道路の決着』など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 草思社 (2008/11/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/11/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4794216815
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4794216816
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価

著者について

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猪瀬 直樹
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作家。1946年長野県生まれ。

83年に『天皇の影法師』『昭和16年夏の敗戦』『日本凡人伝』を上梓し、87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。定評の評伝小説に『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』『こころの王国 菊池寛と文芸春秋の誕生』がある。

『日本国の研究』で96年度文藝春秋読者賞。

2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。その戦いの軌跡は『道路の権力』『道路の決着』に詳しい。06年に東京工業大学特任教授、07年に東京都知事に任命される。近著に『ジミーの誕生日 アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』『東京の副知事になってみたら』。また、『昭和16年夏の敗戦』中公文庫版が2010年6月に刊行された。

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
4グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年11月29日に日本でレビュー済み
 最近はやっている「霞ヶ関本」。しかし、残念ながら、あまり面白い本ではなかった。
 結局、この本は、分権委員会での官僚とのやりとりを、議事録をもとにして、重要な部分を取り出して載せただけのものだと思うけど、会話をそのまま載せているので、面白みにかける。会話の内容も猪瀬氏特有のネチネチした感じだし、しかも、話が官僚と微妙にかみ合っていないときすらある。取り上げているテーマも、総花的だ。しかも、各テーマとも細かい数字にこだわりすぎで、分権委員会の目的の全体像がいまいちみえない。そのわりに、図や表はまったくないので読みにくい。
 政治評論家の屋山太郎氏は、分権委員会での官僚1人1人を呼んで意見を聞くやり方自体を批判していました。
 また、本文中、たまに挿入される、作家気取りの松本清張の話なんかも、なんの効果をねらったのかわからなくて、邪魔なだけだった。
 話はそれるが、はっきり言って、自分は、猪瀬直樹のパーソナリティがあまり好きではない。また、他著、「ミカドの肖像」なんかも、何が面白いのか分からなかった。
 この本も、残念ながらお勧めできない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月12日に日本でレビュー済み
地方分権改革の問題を、具体例とともに分かりやすく説明した、教科書的な良書です。
そもそも地方分権とは何なのか。それを著者は「霞が関の解体」、つまり官僚機構の中央集権を崩すこととしています。
毒入り冷凍ギョーザや事故米を見抜けなかったり、廃校になった校舎を老人ホームとして利用しようとしてもできなかったり、待機児童が増えているのかで保育所が増えなかったり……
これらすべては、官僚機構の“害”がもたらしたことなんだと、強くうなずけます。

私が強く感じたのは、著者が「新しいライフスタイルのなかでのニーズに役所が追いついていないということを物語っている」と書いているように、霞が関の官僚にすべて任せていたら何もかもが後手にまわり、日本がそのうち引き返せない事態になってしまうだろうという予感です。
それを防ぐためにも、さらなる地方分権の改革の成功と著者の活躍を期待しています。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月22日に日本でレビュー済み
なんといっても、役人との生々しいやりとりがそのまま収録されているのが良い。この著者らしく、データをもとに真正面から官僚を追いつめてくプロセスも面白いのだが、一方で「国交省の出先機関が無傷ですむと思ったら大間違いです!」と国交省の役人に啖呵を切ってみたり、「談合の反省で生まれたコンプライアンス委員会の人が、また談合で逮捕された。どういうことなのか分かるように説明してほしい」と意地悪に迫ってみたり、とにかくいろんな方法で「火の手」を上げているのはお見事としかいいようがない(そうしてくれないと、われわれにはなかなか問題が見えてこない)。日本の将来を論じる本をエンタメのように読むのは不謹慎かもしれないが、著者の毒舌(?)に溜飲を下げつつ楽しく読んだ。
ともかく、官僚の肉声にふれることで、役人というものの生態がダイレクトに伝わる。税金がいかに恣意的かつばかばかしい論理で使われているか(みえないところで使われてきたか)、泣きたくなるような現状が認識できる。が、こうした審議が行われ、プロセスが公開されたことは大きな希望だといえるだろう。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート