坂田明はジャズマンにして水産学部卒でミジンコの研究家、それがクラゲの謎にチャレンジしたのが本書です。本書を読んだのはもう20年近く前、最初に購入した本は女友達に進呈してしまい、今のは古本屋で再購入したもので、結構愛着がある本です。
クラゲの発生〜成長過程など、初めて知るクラゲの生態には驚かされるばかりですが、随所に著者の「命が透けて見える生き物」への驚嘆や感動がストレートに表されており、その衒いのなさに読んでる側も共感し、後味のよい読書が楽しめます。
今でこそクラゲを鑑賞できる水族館も増えましたが、当時はまだ少なかったようで、クラゲ飼育を実現させた苦労話の聞き語りなどもあり、水族館でクラゲを観るのが一層楽しくなること請け合いです。
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クラゲの正体 単行本 – 1994/11/5
坂田 明
(著)
- 本の長さ133ページ
- 言語日本語
- 出版社晶文社
- 発売日1994/11/5
- ISBN-104794961855
- ISBN-13978-4794961853
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
透明な体。奇妙な形。海中をゆらゆらと漂いつつ十億年もの歴史を刻んできた繊細でタフなクラゲたち。生物学者と音楽家が、ミクロの世界にひそむ限りない生命の豊かさを縦横無尽に語り合った「クラゲ読本」。
登録情報
- 出版社 : 晶文社 (1994/11/5)
- 発売日 : 1994/11/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 133ページ
- ISBN-10 : 4794961855
- ISBN-13 : 978-4794961853
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,058,987位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,462位生物学 (本)
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