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自分の仕事をつくる 単行本 – 2003/10/1
西村 佳哲
(著)
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- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社晶文社
- 発売日2003/10/1
- ISBN-104794965850
- ISBN-13978-4794965851
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「働き方が変われば社会も変わる」という確信のもと、魅力的なモノづくりの現場を訪ね歩き、その働き方の秘密を伝えるノンフィクション・エッセイ。ライフスタイルとワークスタイルの探検報告。
登録情報
- 出版社 : 晶文社 (2003/10/1)
- 発売日 : 2003/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4794965850
- ISBN-13 : 978-4794965851
- Amazon 売れ筋ランキング: - 325,464位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年 東京生まれ。リビングワールド代表。働き方研究家。武蔵野美術大学卒。大手建設会社を経て、つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。開発的な仕事の相談を受けることが多い。2014〜2022年4月は、主に徳島県神山町に居住。同町の「まちを将来世代につなぐプロジェクト」第1期(2016〜2021)にかかわり、一般社団法人神山つなぐ公社の理事をつとめた。現在は東京在住。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月8日に日本でレビュー済み
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現代の仕事、会社のつまらなさや、つらさ、意味のなさ、そしてそこからつくられる不幸について、仕事という側面から非常にわかりやすく、かつ現実的な内容で書かれていらっしゃる。もっと楽しく生きたいとか、月曜日が嫌だと思っている方にも是非おすすめしたい本。
2014年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に出会ってから「デザイン」という考え方を
仕事にも取り入れられるのではないかと思いはじめ、
その後の人生にとても役に立った本の第一弾でした。
もし仕事のやり方に行き詰っている方がいたら
こういう考え方で仕事をしてみるのも良いかもしれません。
印象に残った言葉を一つだけ引用させていただきます。
『日本の算数教育では、4+6=□という形で設問が用意されるが、海外のある学校では、□+□=10という設問で足し算を学ぶと聞いた。□の中に入れる組み合わせは自由であり、自分で考えるしかない。』
うん。まさに。
仕事にも取り入れられるのではないかと思いはじめ、
その後の人生にとても役に立った本の第一弾でした。
もし仕事のやり方に行き詰っている方がいたら
こういう考え方で仕事をしてみるのも良いかもしれません。
印象に残った言葉を一つだけ引用させていただきます。
『日本の算数教育では、4+6=□という形で設問が用意されるが、海外のある学校では、□+□=10という設問で足し算を学ぶと聞いた。□の中に入れる組み合わせは自由であり、自分で考えるしかない。』
うん。まさに。
2007年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「こんなもんで」という力の出し惜しみに人は感動しない。
手抜きなしの仕事で作られるものがどのようなものか。
そうした仕事現場はどのようなものかを尋ねたインタビュー集。
柳宗理、象設計集団など一流の人の回答集となっています。
そのなかでひときわ柳宗理の言葉が心に残ります。
「最初に考えたことが最後まで続くことは、まずありえないね」
「一番最初のこうあったらいいなと思っていたものと、
できあがったものとはまったくちがっているね。」
「だから、初期の段階の模型はどんとん捨てちゃう。」
「時間をかけて最初のイメージと変えていくのが本式だよ。」
この本に影響うけたというデザイナーも多いようです。
先日のテレビで建築家・中村拓志が
「はじめに考えたデザインが完成されても意味ない。」と言っていました。
一流の人には共通する考えがあるようです。
自分ののライフスタイル、仕事のデザインに応用できないでしょうか。
少しずつ日々刻々とスタイル、デザインを変化させていくこと。
そのことは先の自分を確実に変化させる力になるように思えます。
住居の平面図は変化しなくてもレイアウトを日々1ミリでも変えたい。
最近、自分のデザインとその影響の顕在化について実験しています。
そう考えて動くことがこの本の潜在的な力の使い方と思います。
そうして自分の仕事場を作ることに発展させたいと考えています。
手抜きなしの仕事で作られるものがどのようなものか。
そうした仕事現場はどのようなものかを尋ねたインタビュー集。
柳宗理、象設計集団など一流の人の回答集となっています。
そのなかでひときわ柳宗理の言葉が心に残ります。
「最初に考えたことが最後まで続くことは、まずありえないね」
「一番最初のこうあったらいいなと思っていたものと、
できあがったものとはまったくちがっているね。」
「だから、初期の段階の模型はどんとん捨てちゃう。」
「時間をかけて最初のイメージと変えていくのが本式だよ。」
この本に影響うけたというデザイナーも多いようです。
先日のテレビで建築家・中村拓志が
「はじめに考えたデザインが完成されても意味ない。」と言っていました。
一流の人には共通する考えがあるようです。
自分ののライフスタイル、仕事のデザインに応用できないでしょうか。
少しずつ日々刻々とスタイル、デザインを変化させていくこと。
そのことは先の自分を確実に変化させる力になるように思えます。
住居の平面図は変化しなくてもレイアウトを日々1ミリでも変えたい。
最近、自分のデザインとその影響の顕在化について実験しています。
そう考えて動くことがこの本の潜在的な力の使い方と思います。
そうして自分の仕事場を作ることに発展させたいと考えています。
2023年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
賛同できる部分も多々あったが、なんだかちょっと古臭い気もした。そしてモヤモヤが消えなかった。そしてそれは文庫版あとがきの中で書かれた内容を読んでスッキリした。私は日々、思索を重ねるにつけ、人間は課題製造機であり、人間社会は永遠の課題の山なのだと考えるようになっている。だから、やりたくてもやれない人、思うようにできない人のことも、すべて内包した切なさこそが「人間」なのではないかと思うに至っている。そこにトップデザイナーの働き方を理想のように思えない「何か」があった。もちろん理解はするのだが、、、
2010年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕は、年間に100冊ほどの本を読みます。
何年か前には、500冊くらいの本を読みました。
たくさん本を読むことの価値は、良い本に出会える
機会が多いことだと思います。
ただ、たくさんの本を読んできて、それから何年もたった
今、ずっと繰り返し読んでいる本がどれくらいあるだろうと
振り返ってみると、それほど多くないと思いました。
そういう本の中の一冊が、「自分の仕事を作る」
です。
この本では、著者の西村さんが何人ものプロフェッショナルに
インタビューして、どんな風に仕事をしているのか
彼らが工夫するポイントを聞いていきます。
僕は、本の中に出てくるパン屋さんが語る
「矛盾のない仕事」という言葉が好きです。
体に悪い添加物や保存料を使わないことを
はじめとして、自分自身が「嫌だ」と思うことを
やらない。そういう仕事を「自分に矛盾のない仕事」
と言います。丁寧に、そして、注意深く仕事をしないと
矛盾はすぐに自分の仕事に入り込んでしまいます。
この言葉は、何度も思い返し、自分の仕事をするさいの
大事な評価基準にしました。
何年か前には、500冊くらいの本を読みました。
たくさん本を読むことの価値は、良い本に出会える
機会が多いことだと思います。
ただ、たくさんの本を読んできて、それから何年もたった
今、ずっと繰り返し読んでいる本がどれくらいあるだろうと
振り返ってみると、それほど多くないと思いました。
そういう本の中の一冊が、「自分の仕事を作る」
です。
この本では、著者の西村さんが何人ものプロフェッショナルに
インタビューして、どんな風に仕事をしているのか
彼らが工夫するポイントを聞いていきます。
僕は、本の中に出てくるパン屋さんが語る
「矛盾のない仕事」という言葉が好きです。
体に悪い添加物や保存料を使わないことを
はじめとして、自分自身が「嫌だ」と思うことを
やらない。そういう仕事を「自分に矛盾のない仕事」
と言います。丁寧に、そして、注意深く仕事をしないと
矛盾はすぐに自分の仕事に入り込んでしまいます。
この言葉は、何度も思い返し、自分の仕事をするさいの
大事な評価基準にしました。
2015年1月9日に日本でレビュー済み
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「一般人には無理」的なご意見が多い一冊ではあるが、手仕事好きや職人系クリエーターには「本質とは何か?」「仕事に対する信念は?」「何のために仕事をしている?」など、さまざまな企業や個人のお仕事を通じて考えさせられる一冊。
2014年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
働き方研究家の著者によるインタビューだが、登場人物は基本的にデザイナーやモノづくり関係の人ばかりでかなりアーティスト寄りに偏った内容。
本書では効率性や経済性ばかりを重視した仕事を否定し、時間をかけてでも丁寧で納得できる仕事をテーマとしている。登場人物もそれに沿って選ばれた人たちだ。
いずれも素敵な仕事だと思うが、効率性・経済性を実現することへの努力を軽んじて論じる本書はあまりにも視野が狭いように思う。
「コンピュータに頼らず身体で行う美意識に価値がある」「時間をかけることで良い作品が生まれる」など、芸術家では無い自分には意味の分からない記述が多かった。
本書での「働き方」は収入やコストには一切触れないのだ。仕事・働き方をテーマにするのであれば、「自分が納得できる仕事を追求する」ような聞こえの良い話ばかりでは意味が無いのではないだろうか。
この本を読むと「たかが電気」と発言をした呑気なアーティストを思い出す。
本書では効率性や経済性ばかりを重視した仕事を否定し、時間をかけてでも丁寧で納得できる仕事をテーマとしている。登場人物もそれに沿って選ばれた人たちだ。
いずれも素敵な仕事だと思うが、効率性・経済性を実現することへの努力を軽んじて論じる本書はあまりにも視野が狭いように思う。
「コンピュータに頼らず身体で行う美意識に価値がある」「時間をかけることで良い作品が生まれる」など、芸術家では無い自分には意味の分からない記述が多かった。
本書での「働き方」は収入やコストには一切触れないのだ。仕事・働き方をテーマにするのであれば、「自分が納得できる仕事を追求する」ような聞こえの良い話ばかりでは意味が無いのではないだろうか。
この本を読むと「たかが電気」と発言をした呑気なアーティストを思い出す。