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古本の時間 単行本 – 2013/9/3

5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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振り返ってみると、東京の郊外で詩歌専門の古書店を開いたのは三十年以上も前のことになる。最近は若い人たちから「古本屋になりたい」。こんな相談がもちこまれるようになった。自分の年齢を感じるようになり、同時に、店にたどり着いた古本の数々、落札できなかった多くの古本の顔も浮かんでくる。テラヤマを買った日。山口昌男と歩いた神保町の夜。夭折の詩人・塩寺はるよの足跡を追った日々……。そして、やさしかった同業者の死を悼 む夜が少し多くなっている。伝説の古本屋「石神井書林」の日録、第2弾!

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商品の説明

出版社からのコメント

数知れない古本との出会いと別れ。多くの作家やファンとの交流の歴史。古本の醍醐味と業界の仲間たちを温かい眼差しで描く、珠玉の古本エッセイ集。古本と業界の秘話が満載!

著者について

1954年神戸生まれ。青山学院大学中退。東京は石神井で詩歌専門の古書店「石神井書林」を営む。著書に『石神井書林日録』(晶文社)、『ボン書店の幻――モダニズム出版社の光と影』(ちくま文庫)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 晶文社 (2013/9/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/9/3
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4794969112
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4794969118
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年9月6日に日本でレビュー済み
内堀弘の古本エッセイといえば
「石神井書林日録」という名著があるが
本書「古本の時間」はいわばその続編のようなものである。
2002年から2013年の間に書かれた古本に纏わるエッセイ集です。

詩歌専門の古本屋「石神井書林」を開業してから30年以上になる
古書店主・内堀弘の面白く時に物悲しくなる日常を綴ったエッセイ本である。
ここ数年古本屋ブームといわれ「古本屋になりたい」という若い人が増えているが
古本がブームなのではなく古本屋がブームなだけで
古本屋に来る人が増えた訳でもなく
古本を買う人が増えた訳でもないのでちっとも景気が良くならないそうだ。
本が好きだというだけでは到底やっていけない商売である事を実感できる。
でもやはり根底に「本が好き」という気持ちがなければやっていけない商売でもある。

本書には悲しい別れも沢山書かれている。
無くなってしまった古書店。
鬼籍に入ってしまった古書店主達。
そして変化していく古本の世界。
時代と共に歩んできた一古書店の現実味溢れる古本話が満載でとても面白かった。
前著「石神井書林日録」の本の帯文に寄稿した
文化人類学者の山口昌男氏が書いた
「このところ古本屋さんの本が色々と出たが、本書は決定版である」
この言葉は今回の新刊本にも言える事ではないだろうか。
古本屋さんが書いた本は大抵面白くとても興味深い内容であるが
中にはイマイチな本も当然ある。
この本は間違いなく名著だと思う。
しかしその山口氏も今年の3月に亡くなってしまった。
勿論本書の中でその訃報について書かれている。

また印象に残ったのはこんな話。
内堀家の前にブックオフのトラックが止まり
「この町内にもとうとうブックオフが来たか」と思っていたら呼び鈴が鳴り
実は息子さんが暮れに大掃除をしてコミックや文庫本を縛っていたのを
ブックオフに買い取ってもらおうと呼んだらしい。
そういえば内堀氏に「これ古本屋さんで買ってくれるかな」と言うのを
「きびしいかな」と生返事した事を思い出したのだった。
そうか、ブックオフを呼んだか としみじみしているのが可笑しかった。

古本だけではなく新刊本も売れ行きに暗雲が立ち込めている昨今であるが
絶対に無くなって欲しくない文化ですね。
古本の世界は無限大です。
年配の方は勿論若い人達にもどんどんハマッていって欲しいです。
本が好きな人にもそうでもない人にも是非是非読んで欲しい本です。
本当に面白いです。
これは間違いなく古本の本の中でもかなりの名著です!

レビューが参考になったと投票して下さった皆様ありがとうございます。
補足したい事があるので少し編集させて下さい。
本書にも登場する晶文社に深い関わりがあった
編集者でライターの中川六平氏が今月5日に死去されました。
本書「古本の時間」が出来上がるのを非常に楽しみにしておられたようです。
出版界に多大な影響を与えた人物がまた一人亡くなられた事がとても残念です。
この本の発売が3日で中川氏の死去が5日。
中川氏はこの本の発売を見届けてから旅立ったのでしょうか。
お悔やみ申し上げます。
そして素晴らしい本を数々作り上げられた事を感謝します。
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月23日に日本でレビュー済み
「石神井書林」は詩歌専門の古書店で、開業されてから30年以上になるとのこと。

本書は、筆者が専門として扱っている戦前の珍しい詩歌集の情報はふんだんに書かれていますが、それ以上に古書を愛する店主や歌人、詩人への思いが随所に披露してあり、筆者の温かい心情に共感を覚えました。
交友録のような色彩も帯びています。周辺には、鬼籍に入られた方も結構あるようで、その方たちの思い出のエピソードも十分読ませる内容でした。

各エッセイの「初出一覧」は268ページの見開きで紹介してありますが、2002年から2013年まで、様々な媒体に書かれている文が収められています。それだけ幅広く執筆されていることが伺えます。文筆家としても一流なのは、文章の滑らかさと含蓄ある言葉で感じ取れました。古書を通して作家の作品に対する深い観察力と審美眼、本を通して作家への愛情が感じられる書でした。

「降ってくる“虹の破片”を買って(二〇〇二~二〇〇五)」の章に書かれていますが、萩原朔太郎の最初の詩集『月に吠える』の無削除版が極稀だということでした。この話は157ページにも紹介されていますが、これらの稀覯本の絶対的な価値を見出すから、古書店の店主の目利きが必要となるのでしょう。それにしても凄い価格でしたし、すぐに売れるのにも驚きました。

新刊本と相対的に比較できないものがあるからこそ、コレクターが血眼になって探すわけで、そんな奥深い世界への淵が潜んでいるようでした。本書に登場する書籍のほとんどを読んだことがありません。たぶんこれからも出会うことがないであろう本たちと、本書を通してその姿を垣間見られただけでも幸せなのかもしれません。

ユーモアのセンスもあり大きな古本屋でポイントカードの提示を求められ「百円均一」の棚にあった珍しい本を「見つけたのだからポイントは高い方だと思うのだけれど、もちろん、そういうことは関係ないのであった」と書いてありました。さり気ないユーモアのセンスが、心地よく伝わってきます。

例えば、79ページではアララギと会津八一の関係に触れてあり、古書に魅せられた筆者がもてる知識や薀蓄を披露し、その魅力的な世界の扉を一般に開放した本と言えましょう。この本に記載された古書のほとんどを知らないものですから、それぞれの古書にまつわる話を数多く展開していると感じました。

古本屋が町から消えていく状況の描写は、筆者ならずとも先行きを心配してしまいます。「古本屋は職業ではなく生き方かとも思ったが、このコンテナを見ていると、生き方というより病理なのかと思う。」という少し引いてみる姿勢もまた受け入れやすくなっています。

全集の価格の変化にも触れてありますが、ライフスタイルの変化や、時代の影響と古書の価格の変動は理解できました。それゆえ先見の明が必要な業種です。
一時、復刻ブームが訪れたことがあります。本の値打ちは変わりませんが、古書の値段は相当下がりました。普及という点では喜ばないといけないことだと思いますが。

古書・古典籍を語る場合外せない反町茂雄氏にも、いくつかのエッセイ(230ページほか)で引用されています。反町氏の著作を何冊も過去に読んだことがあり、その魅力溢れる文章と考え方に惹かれた者として懐かしく読みました

忙しい日常を送っている現代人にとってこのような古本のエッセイを読むことで至福の一時を得られるのは幸せでしょう。この気持ちのゆったり感が文章から感じられました。本好きにはたまりません。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月15日に日本でレビュー済み
 古本屋が「職業」ではなく「生き方」に変っていった業界世代の最初期の先駆者である内堀氏によって書き綴られた古書店主としての経験談。どれも気負ひなく平易な言葉で語られてゐるが、業界内側からの貴重な話題であるとともに、一つひとつが搾られたものといふより溢れこぼれてきたやうな譚ばかりであり、もの書きとしての素質、ものを観分ける眼と俯瞰する心構へが、古書に対するのと同様な意味で、良い意味でのアク=個性として著者そのひとに具ってゐることを感じる。

 世の中の無駄に寄り添ひ愛ほしむ表現の百態。複数の話題を無理なく結び付け、逆から解釈し、一話一話落としてゆく手際。このお店(石神井書林)が主に扱ふのが、私の好きな戦前の詩歌分野であるせゐもあるが、古書やそれにまつはる現実を書き、「向こう側に浮かび上がってくるもの」をあぶり出させて、これほど達者な(と著者自身なら書くだらう) ひとを知らない。かつて主著『ボン書店の幻』の増補された後半部を読んで、一古書店主として終るひとでないことを悟ったが、開業当時の頃の回想など前作『石神井書林日録』に較べても面白い。自ら「人一倍心も狭い」と釘を刺して語ってゐるが、もちろん謙遜ではなく話を面白くする為である。

 ひとは去り時代は移り、古書店をめぐる状況は図書館と同様に変りつつあります。著者の財産である、これまでのかけがへのないフィールドワークに支へられた、その名の通り「本物の知識」が活かされた一冊。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート