この本には水谷さんの神髄が語られています。
無駄のない綺麗な握りを写真で堪能出来ます。
もう水谷さんのような鮨職人は今後現れることはないでしょう。
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江戸前ずしの悦楽: 次郎よこはま店の十二カ月 単行本 – 1999/11/1
早川 光
(著)
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- 本の長さ203ページ
- 言語日本語
- 出版社晶文社出版
- 発売日1999/11/1
- ISBN-104794976038
- ISBN-13978-4794976031
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
今日はどんな鮨ダネが揃っているのだろうか。毎回、高まる期待で胸がいっぱいになる…。江戸前の本道を行く鮨職人に魅せられて店に通い詰め、そこで出会った絶品の鮨ダネ、握りの哲学を写真を交えて紹介する。
登録情報
- 出版社 : 晶文社出版 (1999/11/1)
- 発売日 : 1999/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 203ページ
- ISBN-10 : 4794976038
- ISBN-13 : 978-4794976031
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,149,913位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 142,301位暮らし・健康・子育て (本)
- - 304,247位文学・評論 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年5月26日に日本でレビュー済み
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毎月、贔屓の鮨屋を訪れる。鮨好きが夢見るライフワークである。鮨の旬は春夏秋冬で表せるほど単純ではなく、たとえ前の月と同じ顔ぶれが皿に並んでも、その味と脂ののりは微妙に異なる。そんな発想から、月々のお決まりを巻頭カラーで載せ、旬のネタのエピソードを展開していく。
今や全国区の名店“すきやばし次郎”で研鑚を積んだ主人の水谷氏は、それ以前に、その“すきやばし次郎”の小野二郎氏の師、“与志乃”の主人、吉野末吉氏(戦後の三名人)より薫陶を受けている。二人の名人の技術が継承された水谷氏は、今、鮨職人として最も旬だとさえ言われている。
江戸前の職人気質な水谷氏は、それほど饒舌ではないようだ。毎月のエピソードの中でも、多くの台詞が収載されているわけではない。むしろ、短い言葉で的確な表現をしている水谷氏の言葉の行間を、著者が丁寧に解説していくのが心地よい。グルメ料理評論家との対談のような執拗さがないのだ。
月別構成の利点はいろいろある。鮨屋に行こうとする前に本書で確認する。果たして本書でやりとりされたお目当てのネタは、どんな具合か楽しみになる。タイラギや本ミルがあったら幸いだ。「ちょっと炙ってもらえませんか」などと自分も言ってみたくなる。1年間、毎月コツコツ通って、好きな鮨屋の主人との鮨談義に華を咲かせる。まったく、すし好きはかくありたいものだ。
※尚、本書にある「次郎よこはま店」の主、水谷氏は平成17年1月に銀座に移転し屋号を「鮨 水谷」に変えた。
今や全国区の名店“すきやばし次郎”で研鑚を積んだ主人の水谷氏は、それ以前に、その“すきやばし次郎”の小野二郎氏の師、“与志乃”の主人、吉野末吉氏(戦後の三名人)より薫陶を受けている。二人の名人の技術が継承された水谷氏は、今、鮨職人として最も旬だとさえ言われている。
江戸前の職人気質な水谷氏は、それほど饒舌ではないようだ。毎月のエピソードの中でも、多くの台詞が収載されているわけではない。むしろ、短い言葉で的確な表現をしている水谷氏の言葉の行間を、著者が丁寧に解説していくのが心地よい。グルメ料理評論家との対談のような執拗さがないのだ。
月別構成の利点はいろいろある。鮨屋に行こうとする前に本書で確認する。果たして本書でやりとりされたお目当てのネタは、どんな具合か楽しみになる。タイラギや本ミルがあったら幸いだ。「ちょっと炙ってもらえませんか」などと自分も言ってみたくなる。1年間、毎月コツコツ通って、好きな鮨屋の主人との鮨談義に華を咲かせる。まったく、すし好きはかくありたいものだ。
※尚、本書にある「次郎よこはま店」の主、水谷氏は平成17年1月に銀座に移転し屋号を「鮨 水谷」に変えた。