週末海外!と聞いて(書いてあったら)、普通は土日を利用した海外旅行の指南書と思うのではないだろうか?
本書でも、第一章では土日に有給を1日足しての週末「旅行」を4箇所紹介している。
さて、なぜ週末「旅行」としたか?それは第一章で紹介している(著者が実践している)所が台湾・香港マカオ・パラオ、そして五島列島だからだ。
つまり、いきなり国内を含めてしまっている。え?表紙に思い切りデカデカと週末海外と銘打って、いきなり国内?とがっかりした。しかもマイルを使っての無料チケットでの話し。パラオは面白いとしても台湾、香港(そして本書では触れていないが韓国)は有給足しての2泊3日(ないし3泊4日)の海外旅行の定番じゃないだろうか?週末海外!と聞いて「なるほど!」と思えるのはパラオぐらいしかないと言うのが、本書のレベルの低さを物語っている。目次で週末+1日の有給で実現!って書いているが、そんなの何十年も前からOLがやっている事だし、普通にネットの無い時代から自分もやっていた。
そして第二章。タイトルが「GW、夏休み、お正月に行くちょい長旅」。既に週末海外では無い。これだけでも本書の酷さがわかるだろう。結局、9箇所を紹介している内、週末海外に該当するのは3箇所のみ。目新しいのは先に書いたパラオだけで、後は2泊3日(や3泊4日)の定番である台湾と香港。
記述されている内容も酷い。そこらにある無料で読めるブログに書かれている旅行記レベルの内容。肝心の文章も、本当に出版社に勤務しているの?と疑いたくなる様なレベル。編集者をしていると言う事らしいが、客観的に自分の文章や構成を見てこれでOKを出せるのだろうか?
表紙、及び文中にやたら出てくるサンデートラベラーにも違和感が有る。何十年も前からサンデードライバーやサンデーゴルファーと言う言葉が有るが、本書は別に日帰り旅行を推奨している訳では無い。本人が気に入っているのかも知れないが、この言葉自体も違和感が有る。素直にウィークエンドトラベラーでは駄目なのか?
本書は知り合いから無料で貰った。旅本をコレクトしているのでくれたのだろう。しかし吉田氏の名前が書かれているのを見て「どうせつまらないだろう」と思ったが、親切を無碍にするのも忍びないので貰って最後まで読んだが、やはり時間の無駄だった。
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仕事が忙しいあなたのための 週末海外! サンデートラベラーの旅行&仕事術 単行本 – 2007/7/1
吉田 友和
(著)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社情報センター出版局
- 発売日2007/7/1
- ISBN-104795834539
- ISBN-13978-4795834538
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登録情報
- 出版社 : 情報センター出版局 (2007/7/1)
- 発売日 : 2007/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4795834539
- ISBN-13 : 978-4795834538
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,170,060位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 138,876位歴史・地理 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年千葉県生まれ。妻の松岡絵里と旅先からリアルタイムに更新し続け話題になった旅行記サイトの書籍化『世界一周デート トモ&エリの607日間ハネムーン』(TOKIMEKIパブリッシング)でデビュー。その後夫婦でまとめた世界一周旅行ガイド『してみたい!世界一周』、会社員生活の中での海外旅行体験をつづった『仕事が忙しいあなたのための週末海外!』(共に情報センター出版局)が大きな反響を呼び、旅行作家としての活動を本格的に始める。これまでに世界約90ヶ国を訪問し、現在も国内外を精力的に旅している。雑誌等への寄稿および記事監修のほか、編集者として旅行ガイドの制作なども手がける。『自分を探さない旅』(平凡社)、『3日もあれば海外旅行』『10日もあれば世界一周』(共に光文社新書)、『旅はタイにはじまり、タイに終わる』『ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン』(共に幻冬舎文庫)など旅の著書多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月26日に日本でレビュー済み
仕事が忙しい人が週末と有給を利用して、海外旅行に行くテクニックを紹介しているのだが、
全てにおいて中途半端な印象を受けた。
バックパッカーにとってはヌル過ぎる旅だし、旅行初心者にとっては慌しすぎる。
何より、肝心のテクニックが「そんなの誰でも知ってるよ」という当たり前の知識が8割。
残りの2割は余程“旅行命”なひとでもない限り「そこまでは出来ないだろう」という無茶なもの。
つまり「相当な旅行好きだけど旅行の知識は余りない」という何だか微妙な人を
ターゲットに設定してしまっている。
まあサンデートラベルなんて、そうでもしなきゃ無理という
夢のない結論なのかもしれないけど。
旅行記もこれまで呼んだものと比べても、正直面白くない。
作者本人が楽しんだであろう事は分かるんだけど、
本当に元パッカーだったの?と言うくらい内容が表面的で、
旅行初体験の人の感想を聞いているようにすら思える。
全てにおいて中途半端な印象を受けた。
バックパッカーにとってはヌル過ぎる旅だし、旅行初心者にとっては慌しすぎる。
何より、肝心のテクニックが「そんなの誰でも知ってるよ」という当たり前の知識が8割。
残りの2割は余程“旅行命”なひとでもない限り「そこまでは出来ないだろう」という無茶なもの。
つまり「相当な旅行好きだけど旅行の知識は余りない」という何だか微妙な人を
ターゲットに設定してしまっている。
まあサンデートラベルなんて、そうでもしなきゃ無理という
夢のない結論なのかもしれないけど。
旅行記もこれまで呼んだものと比べても、正直面白くない。
作者本人が楽しんだであろう事は分かるんだけど、
本当に元パッカーだったの?と言うくらい内容が表面的で、
旅行初体験の人の感想を聞いているようにすら思える。
2008年1月23日に日本でレビュー済み
掲載されてる旅行は9ヶ所
土日プラス有給を利用した旅と
夏休み・GW・正月を利用した「ちょい長期」旅を提案
それぞれの旅で
ノウハウ、旅行記、旅程・費用・基礎データが
紹介されている。
長期旅行に憧れるけど
現実はそんな休みは取れねーよ。
パック旅行では飽き足らない
じゃーどうすればいいの?といった
働く旅好きの気持ちを解消してくれる。
土日プラス有給を利用した旅と
夏休み・GW・正月を利用した「ちょい長期」旅を提案
それぞれの旅で
ノウハウ、旅行記、旅程・費用・基礎データが
紹介されている。
長期旅行に憧れるけど
現実はそんな休みは取れねーよ。
パック旅行では飽き足らない
じゃーどうすればいいの?といった
働く旅好きの気持ちを解消してくれる。
2016年10月2日に日本でレビュー済み
私はこの本を読んでみた。すると感想は、とても低いものだった。そこで原因を考えてみた。するとこの本は『~た』『~だ』の過去形で終わる文が多すぎるのだ。もちろん体験記だ、過去形が多いのはとうぜんだ。しかし、この本はそれが多すぎるのだ。
という感じの読みにくさで途中で読むのを止めました。あとフランスとかフィンランディアとか週末に行けないよね。1円で売られてる理由が分かりました。
という感じの読みにくさで途中で読むのを止めました。あとフランスとかフィンランディアとか週末に行けないよね。1円で売られてる理由が分かりました。