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沢田マンション物語 単行本 – 2002/9/10
古庄 弘枝
(著)
- 本の長さ295ページ
- 言語日本語
- 出版社ゆびさし
- 発売日2002/9/10
- ISBN-104795838526
- ISBN-13978-4795838529
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商品の説明
出版社からのコメント
日本には、こんなすごい人がいる! とにかく最初から最後まで仰天続きの痛快半生。専門知識も資金もない「素人」の夫婦が巨大マンションをぜ~んぶ2人だけで作ってしまったこと。しかもそのマンションが建築家も注目する先進的なものであること……。発売後、全国から驚きの感想が続々と寄せられています。
内容(「MARC」データベースより)
設計も基礎も大工仕事も配管も、ぜんぶ独学、自分たちの手で。聞いたこともない方法、見たこともないつくりの「愉快なマンション」を実現した夫婦の痛快ドキュメント。
登録情報
- 出版社 : ゆびさし (2002/9/10)
- 発売日 : 2002/9/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 295ページ
- ISBN-10 : 4795838526
- ISBN-13 : 978-4795838529
- Amazon 売れ筋ランキング: - 342,123位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,502位消費者問題
- - 10,883位エッセー・随筆 (本)
- - 22,938位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は 欲しくて買ったので…もちろん内容も良いですが…なにより…中古品なのに超美品で!元の持ち主様 駿河古本市場さま Amazonさん共に 感謝!です。ありがとうございました。
2015年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たまたま高知の知人に会いに行った際に、沢田マンションを教えられ見学に行って圧倒されました。そのサイズ、威容な外観、そしてそれがほとんど二人でセルフビルドによって建てられたものだということが驚きでした。まさにセルフビルドの怪物。海外にはセルフビルドの怪物としてデュバルの理想郷やワッツ・タワーが有名ですが、なんとそれにも負けずとも劣らないセルフビルドの怪物が日本にもあるじゃないかと、思いました。
近年はフランスから調査隊も来ているらしく、セルフビルドと対をなす沢田マンションのもう一つの特徴である独特のコミュニティ形成のための工夫なども見学の際に直接住人から2時間にも渡って説明を受け、非常に驚嘆したことを覚えています。
見学のあと、詳細が知りたくなりこの本を買ったのですが、図面、沢田マンションが建てられた経緯、設計上の工夫などが記載されており、沢田マンションがまさに濃密な建築の「物語」だということを実感しました。建てられた沢田夫妻の人生も壮絶そのものです。
近年はフランスから調査隊も来ているらしく、セルフビルドと対をなす沢田マンションのもう一つの特徴である独特のコミュニティ形成のための工夫なども見学の際に直接住人から2時間にも渡って説明を受け、非常に驚嘆したことを覚えています。
見学のあと、詳細が知りたくなりこの本を買ったのですが、図面、沢田マンションが建てられた経緯、設計上の工夫などが記載されており、沢田マンションがまさに濃密な建築の「物語」だということを実感しました。建てられた沢田夫妻の人生も壮絶そのものです。
2016年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさに現代のおとぎ話。
誰に強制されるでも無く、過してきた経験とそこから生まれた哲学だけでマンションを建てた2人の物語。
息苦しく風通しの悪い現代に、風穴を空けるがごとく、人間が持つ本来の自由さや可能性を具現化したご夫婦には頭が下がります。
数々のエピソードも良質のドラマか漫画のよう。
今でも高知に行けば生き証人の奥様とその集大成のマンションにお目にかかれるってのも素敵な余禄です。
読書中の脳内では嘉農さんと裕江の2人ドラマが生き生きと再生され、読了するのが惜しまれました。
元気いただきました。
誰に強制されるでも無く、過してきた経験とそこから生まれた哲学だけでマンションを建てた2人の物語。
息苦しく風通しの悪い現代に、風穴を空けるがごとく、人間が持つ本来の自由さや可能性を具現化したご夫婦には頭が下がります。
数々のエピソードも良質のドラマか漫画のよう。
今でも高知に行けば生き証人の奥様とその集大成のマンションにお目にかかれるってのも素敵な余禄です。
読書中の脳内では嘉農さんと裕江の2人ドラマが生き生きと再生され、読了するのが惜しまれました。
元気いただきました。
2011年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沢田マンションをテレビで視聴したことはあったが、その時は変わった面白い建物といった紹介だったのでそういうものもあるんだろうと言う程度の解釈だった。
しかし、この本を読んでいくうちに、疑問が増大していく。
・なぜ間取りが同じになっていないのか?
・なぜ各部屋が廊下兼バルコニーで往来できるのか?
・なぜ屋上にクレーンがあるのか?
・なぜスロープなのか?
・なぜ屋上に畑や水田があるのか?
・なぜ入居者同士が団結しているのか?
挙げればどこまでも出てくるが、これらの一つ一つに沢田嘉農さんの自由な生き方があり理由がある。そして、その疑問が判ってゆく。
私は本の中でのこのマンション建設が、単なる建築的価値の域での話しではなく、人間の努力の可能性を実物大で示しているように感じてならない。巨大なマンションが出来上っていく過程では、相当な失敗も書かれているし、おそらく人の何十倍も失敗しているだろう。金額にしたら数億以上の失敗になるかもしれない。それでも、それ以上に夫婦で力を合わせえて不眠不休の働きと成果で補ってきた。目的意識をしっかり持つことの重要性が伝わってくる。
そして、沢田嘉農夫妻を笑うものはもう誰もなく、人間として尊敬される立場になっている。手先や口先だけで生きていくことが優秀だと考えていたが、今、行き詰まっていて悩んでいる方は、読むべき本だと思う。
しかし、この本を読んでいくうちに、疑問が増大していく。
・なぜ間取りが同じになっていないのか?
・なぜ各部屋が廊下兼バルコニーで往来できるのか?
・なぜ屋上にクレーンがあるのか?
・なぜスロープなのか?
・なぜ屋上に畑や水田があるのか?
・なぜ入居者同士が団結しているのか?
挙げればどこまでも出てくるが、これらの一つ一つに沢田嘉農さんの自由な生き方があり理由がある。そして、その疑問が判ってゆく。
私は本の中でのこのマンション建設が、単なる建築的価値の域での話しではなく、人間の努力の可能性を実物大で示しているように感じてならない。巨大なマンションが出来上っていく過程では、相当な失敗も書かれているし、おそらく人の何十倍も失敗しているだろう。金額にしたら数億以上の失敗になるかもしれない。それでも、それ以上に夫婦で力を合わせえて不眠不休の働きと成果で補ってきた。目的意識をしっかり持つことの重要性が伝わってくる。
そして、沢田嘉農夫妻を笑うものはもう誰もなく、人間として尊敬される立場になっている。手先や口先だけで生きていくことが優秀だと考えていたが、今、行き詰まっていて悩んでいる方は、読むべき本だと思う。
2008年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間って凄いんだ、日本人って凄いんだと思える書籍です。
高知の名所を調べていて沢田マンションに行き当たったのですが、正直この本を読むまでは
マンションが出来た経緯など全く分かりませんでした(一応、高知に住んでます)。
痛快な物語というか・・・ノンフィクションなのが凄いです。
現在の日本にこんなものが、こんな人達が、と唖然としますよ。
読み物としても面白いし暖かい感じがしますので、どんな層の人にもお勧めの書籍です。
高知の名所を調べていて沢田マンションに行き当たったのですが、正直この本を読むまでは
マンションが出来た経緯など全く分かりませんでした(一応、高知に住んでます)。
痛快な物語というか・・・ノンフィクションなのが凄いです。
現在の日本にこんなものが、こんな人達が、と唖然としますよ。
読み物としても面白いし暖かい感じがしますので、どんな層の人にもお勧めの書籍です。
2022年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
しまった価格が安い文庫本版を購入すればよかった!!!単行本を購入しましたが、失敗しました。本の内容は、沢田夫妻のエピソードや沢田マンションの内容など興味深いことがたくさん記載されています。単行本では、私が期待していたほど写真が掲載されていなかったので残念です。写真は沢田マンションの風景ばかりで、人がほとんど写っていないのが残念です。他の作者の本では、沢田社長夫妻や住民がたくさん写っている写真が掲載されている本があるのにどうしてなのか、、、、期待外れでした。
2003年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて沢田マンションの事をテレビで知った時、はっきり言って
「おもしろい物」的な見方しかできませんでした。
その後経験は無いながらも建築士になった私は、最近になってまた
沢田マンションをテレビで見て、「構造計算はしてあるのだろうか、
確認申請はおりたのだろうか」等とあれこれ考えるようになり、
昔のように「おもしろい物」的な見方はしなくなりました。
また沢田ご夫妻の暖かい人柄にも惹かれました。
自分の無知を知った時や一生懸命な人を見た時、私は自然に涙が
出てくるのですが、この本を読んでいる途中にも何度も涙が出て
しまいました。
家族の大切さを改めて見つめ直す機会をくれた一冊でした。
「おもしろい物」的な見方しかできませんでした。
その後経験は無いながらも建築士になった私は、最近になってまた
沢田マンションをテレビで見て、「構造計算はしてあるのだろうか、
確認申請はおりたのだろうか」等とあれこれ考えるようになり、
昔のように「おもしろい物」的な見方はしなくなりました。
また沢田ご夫妻の暖かい人柄にも惹かれました。
自分の無知を知った時や一生懸命な人を見た時、私は自然に涙が
出てくるのですが、この本を読んでいる途中にも何度も涙が出て
しまいました。
家族の大切さを改めて見つめ直す機会をくれた一冊でした。
2003年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビで見て本を読みそして行ってきました。
沢田さん一家をはじめ住民の皆様の暖かさ
セルフビルド魂は自分にとって財産になりました。
いつかきっと自分たちで実現したいもの、それが「沢田マンション」です。
沢田さん一家をはじめ住民の皆様の暖かさ
セルフビルド魂は自分にとって財産になりました。
いつかきっと自分たちで実現したいもの、それが「沢田マンション」です。