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数学の計算革命 (駿台受験シリーズ) 単行本 – 2015/8/12
- 本の長さ462ページ
- 言語日本語
- 出版社駿台文庫
- 発売日2015/8/12
- 寸法15 x 2 x 21 cm
- ISBN-104796113401
- ISBN-13978-4796113403
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登録情報
- 出版社 : 駿台文庫 (2015/8/12)
- 発売日 : 2015/8/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 462ページ
- ISBN-10 : 4796113401
- ISBN-13 : 978-4796113403
- 寸法 : 15 x 2 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 15,908位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 84位高校数学教科書・参考書
- カスタマーレビュー:
著者について
1965 年生まれ。北海道出身
まだ数学オリンピックの国内予選が確立されていな高校時代に、その前身である北海道数学コンテストで入賞し、同時に数学者の広中平祐氏が主宰する広中セミナー(広中教育研究所夏季セミナー、現在の数理の翼夏季セミナー)に招待される。
また、高校時代には数学と並行し、ピアノと作曲の勉強を続け、高校時代に数回道内のコンクールに出場している。
ピアノについては、その後、大学時代からピアニストの植田克己氏に師事しバッハからプーランクまでの広いレパートリーをもつ。かつては個人の演奏会を開催していたが、2008 年以降は招待されたものを除いて行なってはいない。
作曲については、これまでいくつかの団体から依頼を受け、最も大きいところでは大手航空会社からのものがある。公開できる作品については、一部楽譜が出版されている。
大学、大学院は早稲田大学で数学を学び、研究し、そのころから塾、大手予備校などにも出講し、現在でも大手予備校で数学を教える。大学入試問題にも精通し、東大の理系の入試問題(制限時間150分)は、特別な年を除いて、通常初見で90分以内で6題を完答する。また、小学校の算数から大学数学までを教えた経験があり、数学オリンピック用の講座も担当している。
大学時代は、ボランティア活動が中心で、先ほどの数理の翼夏季セミナーの運営等にも携わり、ボランティア活動が出身でボランティアの姿勢が染みついてしまったため、予備校業界の中では、ビジネスと割り切る人達とは相いれない。
多種多様な大量の著作物がある。
【高校数学・受験数学】高校教育課程の変化によって絶版になったものも含めると単独で執筆したものだけでも30冊ほどの書籍を書いてある。(予備校のテキストは含まない) 全部は書ききれないのでここでは省略する。
【小説】「数学の幸せ物語」(現代数学社)
【映画】「幸せ物語」(絶版)
【楽譜】ピアノ連弾組曲「夜の詩」(カワイ出版) とその電子書籍版、ピアノ独奏曲「夜想曲とワルツ」
【一般向け数学雑誌】「数学の翼」(刊行中)
現在は、数学教育研究所代表、大手予備校講師の他、 NPO 法人、財団法人などの役員も兼任し、数学、数学教育について最大で年10回程度の講演活動をこなす。
ラジオ番組の出演や、私立高校の経営コンサルタントの経験ももつ。元日本教育大学院大学講師。
ボランティアスタイルとつねに新しいものを生み出す創作活動が活動姿勢の根幹。講演会・書籍では、つねに新しい結果、発見をも混ぜるのがポリシー。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「考え方はあっていたのに計算ミスで点が取れなかった」ということに対する一つの解答となっています。
著者はピアノを演奏されるらしく、前書きで計算力とはミスタッチせずに演奏出来ることだと述べられている。
そのための教則本。
個人的には本書のような参考書には複雑な感想を持ってしまいます。
もちろん正確な計算というのは、結果を得るために大切なことは自明です。
でも本質的には、解答法・考え方を理解しているかの方が桁違いに重要。(そしてこちらに四苦八苦している生徒が多数)
作曲が出来ることと演奏が出来ることは全く次元が違う話なのです。
教育が抱える問題がどこにあるのか、その一端が示されているような。。
※
ちなみに、logやコンビネーション、階乗の計算、絶対値の計算、グラフの処理など、本当に基本的なことが怪しい方は「合格る計算」のほうが役にたつと思われます
最初は計算の羅列にしか見えないかもしれないが、第1回の多項式の展開、第2回の割り算が暗算で出来るようになることで、第3回の3次方程式が暗算で解けるようになる。音楽におけるハノンやバイエルのような教則本のように、単純計算のステップを踏むことで更なる高みに登ることが出来るようになる。
データサイエンスで数学をさらわないといけない大人の頭の準備体操にもいい。
理系の大学受験を経験していないため、訓練の量が圧倒的に足らず、定理やさまざまな概念が理解できても問題の解答に辿り着けない、という事態に悩んでいました。
その理由は、計算能力の不足でした。
悪いレビューの中には「内容が薄い」、「指示が足りない」というようなのがありますが、この本は技術を「知る」ためのものではありません。
一貫した体系に沿って(筆者が受験数学の指導をされる上で独自に開発されたのでしょう)、遂行能力を身につける「体験」を提供している書物です。
立ち読みをして知識だけかいつまんでもあまり恩恵は受けられないかと思います。
確固たる目的を持った体系の中で位置付けてある問題群を、5分、3分、と決められた時間の中で解くこと、これを毎日繰り返して睡眠による定着をはかること、これらを通じ、基礎的なワーキングメモリーを向上させるトレーニングプログラムだ、とお考えになるのが正確かと思われます。
なので理論上は四則計算を毎日やるのでも代わりが効くのですが、それでは面白味がないので、せっかくだから実践に役に立つ内容をやらせよう。という筆者の狙いもあります。
こういう内容ですので、元からワーキングメモリーが優れていて、計算が大の得意だ、という方には向きません。この本はそういった奇特な人を除いた一般的な理系受験生に向けられたものです。
ワーキングメモリーを向上させるのが根本的な狙いなので、計算だけでなく、当然ですが、考える操作全般にてきめんに効きます。
本書を使い始めて二ヶ月、今まで難解で手が出なかった高木の解析学、東大出版の数学書など、すらすらとまでは言いませんが、書いてある内容を理解して役立てることができるようになりました。
また本職での作業スピード、段取りなどが段違いに速く、楽になったという実感もあります。
本書だけやっていたわけではありませんが、前後で確実な違いを感じます。
文系でいうところの「正確に文章を読めるスピード」のようなものでしょう。これが遅いと、決して悪いことではありませんが、読める量が絶対的に減るので、特に学問に励む人にはハンデとなるでしょう。
心理学の研究によると、IQは、知能ゲームや学習では改善できないとされています。(唯一運動だけが効く)。本書でIQを改善することは望めないでしょう。
しかし本プログラムをやれば数学・情報操作方面の能力は確実に伸びますので、そう考えると「え、たったの1500円でいいの?」と感じます。
評価の低いレビューもありますが、受験生が解法暗記に追われて日頃おろそかにしがちな計算だけにスポットライトをあて、なおかつ結構計算としてはハードです。こんなの簡単、もためしに決められた時間で数ページやってみると、出るわ出るわ凡ミス、時間切れ、、
批判してる方も、案外やったら時間内満点はとれなかったりしませんか?この本が読者にとって改善させたいのはまさにそこだと思います。
ついうっかりが2次試験では命取りです。そこに真剣になれるかどうかが、この本にしっかり向き合えるかどうかにかかっています。
本書が何のための本かというとずばり脳の改造手術のための本です
本書はそこらに転がっている計算問題集やドリルとはその性質がまるで違います
本書は計算力をつけるためのドリルではなく、脳のシナプスを再結線し、自身が計算に用いることのできる脳みその作りそのものを大幅に改善するための書籍です
だから本書には脳内で処理して1行だけ書けのような指示が多く書かれているのにその方法は書かれていないのです。その方法とは「やってるうちに訓練により脳のシナプス回路が再結線されて出来るようになる」なのだから
その際にどのような順で、どのような方法で計算問題に取り組めば脳みそがいい感じに再構成されるのかを本書は最適化してあります。かならず最初から順に毎日取り組むようにしてください。計算革命とはすごい計算能力の意味ではなく、脳みその再結線の意味です。順番を守らなかったりサボったりしたらその効果は激減します
私も高校の現役の頃は成分が整数の2*2行行列の掛け算程度なら暗算で処理できたので、本書をやっても脳が改造され計算能力がアップデートされたという実感は受けなかったと思います
恐らく本書についている低評価にはそういう側面もあるのでしょう。正直本書をやれば難しい積分を試験本番でいい方法が思いつかないからと腕力でごリ押すくらいはできるようになるのでしょうが、それをまだ若い高校生が「実はこれは脳みそが強化されたおかげだ!」と自覚できるとはあまり思えません
しかし、本書はぜひ若い方ほど取り組んでいただきたいです。なぜなら著者が述べている通り脳の改造手術をするなら若い頃の方がいいからです
高校生のうちにこれをやって脳を作り直しておけば手に入れた計算能力は固定化され一生落ちないはずです
正直毎日欠かさずやる必要があるなど受験には重すぎる書籍なので、合格したあとでいいから若い方には取り組んで、この脳のシナプスを再結線し圧倒的な計算能力を手に入れるという経験をしていただきたいです
ついでに取り組み方についてなのですが、私は裁断してPDF化してiPad Pro+Apple PencilでPDFに直接書き込んで進めました
このやり方はかなり楽でしたがお金と手間はかかります。しかし本書は必ず毎日取り組む必要がある書籍のため、手間の削減を考慮する余地はあるでしょう
==以下オリジナルレビュー==
社会人です。現役を離れて173*16程度の計算が暗算できなくなったり、あるいはsin(x)を微分しようとすると実はsin(x(t))でした連鎖微分してくださいとか怒られた挙げ句その合成関数の微分で躓く場面が増えたりそもそも積分が遂行できなくなったりしているので本書を購入しました
まだ取り組んでいる途中ですが、他の方のレビューを読んだ限り本書の一番重大な特徴に触れられていないようなのでそれについて取り急ぎレビューを記載します。
本書が他所より優れている一番の点は問題の配列に意味があることです。
単元内の問題の配列はもちろんのこと、単元の配列にも意味が込められていて、掲載順通りに言われたとおりにやっていけば計算革命が起きるように作られています
本書はただの計算ドリルだからとつまみ食いしたり、あるいは苦手な単元を抜き出して演習する性格の書籍ではありません
冒頭に書かれている通り、本書は1日1ページ5題を前から順にやっていく本です。
おそらく1日5題のペースでやれというのは睡眠等による定着時間を加味しての設定だと思います。
これを守らず1日10題解いたり、セクション1とセクション10から始めて次はセクション2とセクション11のような取り組み方では本書の効果は激減します
本書の定義では計算革命とは要は暗算力の向上の意味のようです。
つまり、まず括ってそれからもう一度括って終わりのような因数分解は脳内で処理して途中経過を省略して最終形を書けるようになれと言っている本です
もう現役ではないのでこれが受験に有効かどうかには触れませんが、少なくとも脳の数学に関係する部分の活性化という意味では非常に有効です
実際私も試験本番では怖すぎて暗算で済ませることはしなかっただろうと思いますが、本書は数式を処理する能力を非常に高めてくれます
本書は実際には問題集やドリルではなく日課であり、ただ26週続けるしかない本です
効果は保証できますが、受験まで1年しか無いのに半年かかるのはは多すぎると1日2ページ進めたりすると一気に効果がなくなる本です
使い方を守る分には非常に強力なのでそこだけ注意してください