事件の謎解き要素は面白かったです。でも、各々のキャラ設定が萌えを邪魔する要素が多くて残念でした。
▼以下、ネタバレ含みます。
【受けの元恋人】優しい恋人……と言われていますが、浮気してその相手と逃亡しようとしていた時点で違うのでは? 浮気しておきながら一体どんな気持ちで受けとメールのやりとりをしていたのかを想像すると、モヤっとします。そもそも他に好きな人ができて肉体関係もあるのに、受けをキープしたままにするのはズルすぎます。が、それを指摘するとお話が成立しなくなるわけで……。
【元恋人の浮気相手】月という名の華奢な美青年。受けに元恋人のやり方でキスしてきたり、抱きたいと言ってきたり、行動が理解不能でした。
【受け】しょうがないかもですが、攻め以外とも身体の関係があったことにまずがっかりしました。浮気していた元恋人のことをいつまでも引きずっているのも、なんだかな〜という印象。
【攻め】独占欲が強いのに、我慢して昔の恋人を引きずっている受けを頑張って口説き続けている……と考えると唯一の萌え要員かも。でもそこまで受けに惚れた理由がちょっと弱く、説得力に欠けます。月と過去に身体の関係があったことを匂わせていて、モヤモヤしました。
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ひめやかな夜の支配者 (ガッシュ文庫) 文庫 – 2012/1/28
付属資料:カード(1枚)[初版限定]
- 本の長さ281ページ
- 言語日本語
- 出版社海王社
- 発売日2012/1/28
- ISBN-104796402756
- ISBN-13978-4796402750
登録情報
- 出版社 : 海王社 (2012/1/28)
- 発売日 : 2012/1/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 281ページ
- ISBN-10 : 4796402756
- ISBN-13 : 978-4796402750
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語はサスペンス仕立てで、ぐんぐん引き込まれていく。
ほとんどのBLは、ストーリー重視だとエロティシズムがおざなりになり、つや消しになる場合が多い。この作家さんは両方の良さをそぐことなくそれ以上に盛り上げる。以前にもそう思ったのですが、気に入らないストーリーに当たり、しばらく、遠ざかってしまってました。が、また何冊か読んでみたいと思いました。この作家さんはエロい表現がとても上手です。そして、犯人は誰?的なミステリーも上々。今回は男らしい主人公が、(もちろん心がですよ)初めて会った男に陵辱されながら、自分を裏切った元恋人を思って、涙するところが、とても情緒がありました。
ほとんどのBLは、ストーリー重視だとエロティシズムがおざなりになり、つや消しになる場合が多い。この作家さんは両方の良さをそぐことなくそれ以上に盛り上げる。以前にもそう思ったのですが、気に入らないストーリーに当たり、しばらく、遠ざかってしまってました。が、また何冊か読んでみたいと思いました。この作家さんはエロい表現がとても上手です。そして、犯人は誰?的なミステリーも上々。今回は男らしい主人公が、(もちろん心がですよ)初めて会った男に陵辱されながら、自分を裏切った元恋人を思って、涙するところが、とても情緒がありました。
2020年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
攻は会った瞬間からやたら受に執着してるけど一目惚れなのかよくわからない。最初からかっ飛ばして執着してます。
受はどのへんに魅力があるのかよくわからない。特に魅力的だなと思うところもなく、気がつくと流されて延々と乗っかられてます。嫌よ嫌よと言いながら全然抵抗しないしなんだかんだで攻に頼ってるし男としての魅力にはかける。受キャラだなぁー!って感じ。流されすぎ。
内容はほぼエロシーン。
あまりに続くのでエロシーン飛ばしてたら終わってしまった。
受はどのへんに魅力があるのかよくわからない。特に魅力的だなと思うところもなく、気がつくと流されて延々と乗っかられてます。嫌よ嫌よと言いながら全然抵抗しないしなんだかんだで攻に頼ってるし男としての魅力にはかける。受キャラだなぁー!って感じ。流されすぎ。
内容はほぼエロシーン。
あまりに続くのでエロシーン飛ばしてたら終わってしまった。
2020年9月18日に日本でレビュー済み
とても良かった。読み終わってみれば結局は王道の話だったのですが、読み進めるごとにドキドキさせられたので満足です。攻が受を見染めた理由が何かもう一捻りあれば神作品だったかも。