面白いから。
と学会の本は基本的にハズレなしと思っていますが、
と学会がと学会であると再認識できる本、と学会の基本姿勢を詰めこんだ本だと思います。
愛すべきトンデモ本の紹介、それらを小気味よくテンポよく、またユーモアと愛情をこめて
サクっと切り込む語り口。まさにこれぞ「と学会」と言える一冊でしょう。
面白い本は色あせない魅力があふれてますね。
今更感満載で購入しましたが、読んで後悔しない一冊ですした。
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トンデモ本の世界 (宝島社文庫) 文庫 – 1999/1/1
と学会
(編集)
- 本の長さ427ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日1999/1/1
- ISBN-104796614672
- ISBN-13978-4796614672
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登録情報
- 出版社 : 宝島社 (1999/1/1)
- 発売日 : 1999/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 427ページ
- ISBN-10 : 4796614672
- ISBN-13 : 978-4796614672
- Amazon 売れ筋ランキング: - 489,832位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19位選定図書総解説・目録
- - 255位図書館情報学
- - 480位読書法
- カスタマーレビュー:
著者について
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1992年にSF作家山本弘を会長として設立された読書集団「と学会」。(山本は2014年に会長を辞任)
その目的は「著者の知識の欠如や妄想により書かれた本を、著者の意図とは異なる楽しみ方をする」ことであり、トンデモ本をバード・ウォッチングのように楽しむことである。
この世にはまだまだトンデモない本や物件でいっぱい!
「と学会」の本であなたもトンデモを楽しもう。
ことにAmazonでは商業出版から出た「トンデモ本の世界」シリーズ以外に、同人誌として出している「と学会誌」もKindle本として販売中。コミケや同人誌取り扱い書店に行かなければ読めなかった会誌を、ダウンロードするだけで気軽に読めるぞ!
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いです。想像力に乾杯! 脱帽!
同時に、いわゆるアカデミックな世界に住み学者先生に呆れます。こんな人たちが学者でメシを喰っているなんて。。。
同時に、いわゆるアカデミックな世界に住み学者先生に呆れます。こんな人たちが学者でメシを喰っているなんて。。。
2015年7月30日に日本でレビュー済み
もはや、中古本でしか手に入らないのかもしれない。
俺が「と学会」を知ったのも、この本が1995年ごろに単行本として出たのを読んでからだった。
こういう本を待っていた俺は、それ以来、「と学会」が出す本の多くを読むファンとなった。
ちなみに、最初の単行本は洋泉社から出版されている。次いで1999年2月(amazonの登録情報には出版が「1999/01」と載っているが、刊行は2月である)に宝島文庫で出版され、その後は2006年5月に再び洋泉社の文庫本として出版されている。今、俺の手元にあるのは洋泉社の文庫版である。
UFO、超常現象、古代史、予言、〇〇の陰謀等々の話が俺は好きだ(^_^.)
これらのネタは、読書の醍醐味のひとつである“現実逃避”をするに恰好の材料だからである。
ここでハマりすぎて自分を見失うと、ヘタすれば“あっちの世界”へ行ってしまうが、俺は「と学会」に出会ったおかげで行かずに済んだ(笑)
内容の詳細は割愛するが、この本で紹介(批判)されている人物たちは、多くが今でも活躍(!?)されている。
あるいは、歴史が繰り返すように、同じようなトンデモ説が消えては現れ、現れては消える。
であればなおさら、この本の価値は今も失われてはいない。
他の続編・姉妹本もおもしろいが、「トンデモ本」を広めたこの作品の役割は大きい。
内容の充実度および初読のインパクトも含めて「★5」とする。
俺が「と学会」を知ったのも、この本が1995年ごろに単行本として出たのを読んでからだった。
こういう本を待っていた俺は、それ以来、「と学会」が出す本の多くを読むファンとなった。
ちなみに、最初の単行本は洋泉社から出版されている。次いで1999年2月(amazonの登録情報には出版が「1999/01」と載っているが、刊行は2月である)に宝島文庫で出版され、その後は2006年5月に再び洋泉社の文庫本として出版されている。今、俺の手元にあるのは洋泉社の文庫版である。
UFO、超常現象、古代史、予言、〇〇の陰謀等々の話が俺は好きだ(^_^.)
これらのネタは、読書の醍醐味のひとつである“現実逃避”をするに恰好の材料だからである。
ここでハマりすぎて自分を見失うと、ヘタすれば“あっちの世界”へ行ってしまうが、俺は「と学会」に出会ったおかげで行かずに済んだ(笑)
内容の詳細は割愛するが、この本で紹介(批判)されている人物たちは、多くが今でも活躍(!?)されている。
あるいは、歴史が繰り返すように、同じようなトンデモ説が消えては現れ、現れては消える。
であればなおさら、この本の価値は今も失われてはいない。
他の続編・姉妹本もおもしろいが、「トンデモ本」を広めたこの作品の役割は大きい。
内容の充実度および初読のインパクトも含めて「★5」とする。
2015年8月9日に日本でレビュー済み
洋泉社版の2010年改訂版では、飛鳥昭雄を批判した部分が全て削除されています。購入するなら是非そちらの方をおすすめします。レア物ですから。
2007年11月3日に日本でレビュー済み
サークル「と学会」の出した本は、この本が最初である。だから、と学会のエッセンスが凝縮され、もっともおもしろい本となっている。
「トンデモ本」の定義づけを行い、トンデモ本の実例を示し、鋭いツッコミを入れる。これが、と学会の基本的な芸であり、他の活動は余技でしかない。
と学会とは、非科学的、非論理的な本の著者を糾弾する団体ではなく、彼らの間違いを笑って楽しもうという、(意地は悪いが)いたって平和な団体なのである。
山本弘会長の原稿の割合が非常に多く、他の会員は賑やかしでしかないように思えるが、それは作家としての力量の差というものだろう。トンデモを発見するのは容易いが、その間違いをおもしろおかしく読者に説明して聞かせるのは、高度な技術を必要とするのである。
「トンデモ本」の定義づけを行い、トンデモ本の実例を示し、鋭いツッコミを入れる。これが、と学会の基本的な芸であり、他の活動は余技でしかない。
と学会とは、非科学的、非論理的な本の著者を糾弾する団体ではなく、彼らの間違いを笑って楽しもうという、(意地は悪いが)いたって平和な団体なのである。
山本弘会長の原稿の割合が非常に多く、他の会員は賑やかしでしかないように思えるが、それは作家としての力量の差というものだろう。トンデモを発見するのは容易いが、その間違いをおもしろおかしく読者に説明して聞かせるのは、高度な技術を必要とするのである。
2008年10月27日に日本でレビュー済み
この本を読んでいて、何度も笑いました。とにかく妄想の激しすぎる人がこれほどいるとは。フィクションではぶっ飛びすぎてとても書けないようなことを、信じ込んでいる人がいるものですね。しかも博士号を持っていたり……。やはりオウムを思い出します。
筆者たちの突っ込みも鋭いのでかなり笑えるのですが、それだけでなく、オカルトやインチキ宗教にはまらないためにも必読だと思います。オカルト本の多くがアダムスキーのSF小説と『シオンの議定書』の焼き直しだということが分かりました。このジャンルは50年以上も進歩がなく同じような本を出版し続けているのですね。トンデモ本を買ってしまうだけならいいのですが、インチキ宗教に入ると人生が狂ってしまいます。超現実的な話への耐性をつけるためにも有効な一冊です。
筆者たちの突っ込みも鋭いのでかなり笑えるのですが、それだけでなく、オカルトやインチキ宗教にはまらないためにも必読だと思います。オカルト本の多くがアダムスキーのSF小説と『シオンの議定書』の焼き直しだということが分かりました。このジャンルは50年以上も進歩がなく同じような本を出版し続けているのですね。トンデモ本を買ってしまうだけならいいのですが、インチキ宗教に入ると人生が狂ってしまいます。超現実的な話への耐性をつけるためにも有効な一冊です。
2003年4月22日に日本でレビュー済み
UFO、予言、擬似科学の本の類いは、金の無駄、時間の無駄と毛嫌いして読まないでいたのですが、この本によって、こんなに面白い本がこの世にあったのかと目を開かせてくれました。
また、トンデモ等あり得ないと思う分野で、素晴らしいトンデモ本が次々と発見されるなど、トンデモ本の奥の深さを教えてもらいました。
たった1冊で約50冊のトンデモ本を読んだのと同じ知識を得ることができるのですから、これほどコストパフォーマンスの高い本というものは、そうそうあるものではありません。
元々、役にたたないトンデモ本を解説ですから、この本を読んだところで、何かに役立つわけではありません。しかし、豊かな人生を送るための教養として、一家に一冊あってもいいじゃないでしょうか。
また、トンデモ等あり得ないと思う分野で、素晴らしいトンデモ本が次々と発見されるなど、トンデモ本の奥の深さを教えてもらいました。
たった1冊で約50冊のトンデモ本を読んだのと同じ知識を得ることができるのですから、これほどコストパフォーマンスの高い本というものは、そうそうあるものではありません。
元々、役にたたないトンデモ本を解説ですから、この本を読んだところで、何かに役立つわけではありません。しかし、豊かな人生を送るための教養として、一家に一冊あってもいいじゃないでしょうか。