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マイルス・デイビス自叙伝 (1) (宝島社文庫) 文庫 – 1999/12/1
- 本の長さ362ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日1999/12/1
- ISBN-104796616829
- ISBN-13978-4796616829
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登録情報
- 出版社 : 宝島社 (1999/12/1)
- 発売日 : 1999/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 362ページ
- ISBN-10 : 4796616829
- ISBN-13 : 978-4796616829
- Amazon 売れ筋ランキング: - 166,922位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 72位ジャズ
- - 369位宝島社文庫
- - 7,757位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マイルス初心者です。普段は余り自伝の類いは読みませんが、音楽の新境地を切り開いた天才マイルスデイビスのことが知りたくなり、購入しました。自叙伝というだけあって音楽のみならず交遊関係、人種差別、麻薬、女性等、彼の言葉で非常に赤裸々にかかれており、当時録音されたアルバムと合わせて聴くと、マイルスをリアルに追体験出来て、理解が深まります。巷で彼のことをジャズの帝王なんて呼ぶことがありますが、ここには等身大の人間マイルスが記録されており、音楽だけでなく彼の遺した言葉を通して彼の人間性にも触れられ、天才マイルスのことが益々好きになりました。また、彼の共演者との関係性も彼自身の言葉で理解することが出来て、同じアルバムを聴くのでも、この自叙伝を読む前と後とでは理解度が雲泥の差です。マイルスファンなら是非一読を。
2007年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体を通して底辺に絶えず流れている熱い黒人としてのプライド。
ジャズに限らず、真摯に音楽と向き合うその情熱。
その一方で音楽とは切っても切れない関係のドラッグ。
マイルス「でさえ」、人種差別を肌身に感じながら生きなければならなかったアメリカの状況にまず驚く。
それも80年代に入って以降でさえ。
マイルスは余計に音楽に深く没頭していったのだろう。
ジャズに限らず、真摯に音楽と向き合うその情熱。
その一方で音楽とは切っても切れない関係のドラッグ。
マイルス「でさえ」、人種差別を肌身に感じながら生きなければならなかったアメリカの状況にまず驚く。
それも80年代に入って以降でさえ。
マイルスは余計に音楽に深く没頭していったのだろう。
2008年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マイルスを通してジャズ界の師弟関係、相関関係が良く判りますね。といいますか、マイルスがその中心に鎮座しているという事実が認識できるのですね。
後半は特に黒人としてのアメリカでの扱われ方を克明に説明しているのが、例え世界的なアーティストであっても同じなのだなぁと感じました。読むに連れて未購入のCDを注文していってしまい、かなりの数量になってしまった。
いつの時代も素晴らしいが本人の語る歴史を読みながら聴くと一味も二味も違うものですねぇ。読んで良かったと思います。
後半は特に黒人としてのアメリカでの扱われ方を克明に説明しているのが、例え世界的なアーティストであっても同じなのだなぁと感じました。読むに連れて未購入のCDを注文していってしまい、かなりの数量になってしまった。
いつの時代も素晴らしいが本人の語る歴史を読みながら聴くと一味も二味も違うものですねぇ。読んで良かったと思います。
2016年3月4日に日本でレビュー済み
NYに行ってからが飛びぬけて面白い
この時代のNYはもしかしたら音楽の歴史上もっともエキサイティングな時代だったのかもしれない
毎日「ミントンズ」などのクラブでバード(チャーリー・パーカー)やディズ、モンク、やバドなどの「ジャズ・ジャイアンツ」と一緒にプレイし、
現場で貪欲に貪欲にジャズを学んでいったマイルズ(ジュリアード?何それ)
この伝説的な時代に青春を送れて、しかも隈なく吸収した運の良さ、そして頭の良さ!
そしてさらに他のミュージシャンと違うのは、マイルズは音楽の理論的知識があり、クラシックなどにも興味があったこと
「知識は自由の産物で、無知は奴隷制度のものだが、自由ととなり合わせの人間がそれに手を出さないというのが不思議だった。
手に入れられるのに、黒人ということだけで手を出さずにいることが、俺には分からない」
白人は嫌いだが、学ぶべきことは学ぶ
その賢さがあったからマイルズは帝王になれたのだ
そしてマイルズの目標は常にバードとディズだったというのも胸熱
特にバードは真の天才だが(「今までに会った真の天才はバードとバドだけ」)、人間的にはマザーファッ○ーだったらしい
しかしビル・クロウの本を読むとそんなことなく、やはり複雑な人物
ソニー・ロリンズやジャッキー・マクリーン、アート・ブレイキー、ポール・チェンバース、J・Jジョンソンなど様々な伝説が出てくるので彼らのファンも必読
この時代のNYはもしかしたら音楽の歴史上もっともエキサイティングな時代だったのかもしれない
毎日「ミントンズ」などのクラブでバード(チャーリー・パーカー)やディズ、モンク、やバドなどの「ジャズ・ジャイアンツ」と一緒にプレイし、
現場で貪欲に貪欲にジャズを学んでいったマイルズ(ジュリアード?何それ)
この伝説的な時代に青春を送れて、しかも隈なく吸収した運の良さ、そして頭の良さ!
そしてさらに他のミュージシャンと違うのは、マイルズは音楽の理論的知識があり、クラシックなどにも興味があったこと
「知識は自由の産物で、無知は奴隷制度のものだが、自由ととなり合わせの人間がそれに手を出さないというのが不思議だった。
手に入れられるのに、黒人ということだけで手を出さずにいることが、俺には分からない」
白人は嫌いだが、学ぶべきことは学ぶ
その賢さがあったからマイルズは帝王になれたのだ
そしてマイルズの目標は常にバードとディズだったというのも胸熱
特にバードは真の天才だが(「今までに会った真の天才はバードとバドだけ」)、人間的にはマザーファッ○ーだったらしい
しかしビル・クロウの本を読むとそんなことなく、やはり複雑な人物
ソニー・ロリンズやジャッキー・マクリーン、アート・ブレイキー、ポール・チェンバース、J・Jジョンソンなど様々な伝説が出てくるので彼らのファンも必読
2016年5月1日に日本でレビュー済み
24歳、サラリーマン2年目で体調を崩し、入院したときに読みました。「ああ、人間というのはこんなにも自由なんだ、好きなようにやっていいんだ」と気づかされるとともに、当時の自分の薄っぺらな自意識を打ち破る意味でも、転機をもたらしてくれた本です。
自立心、即興音楽へのこだわり、ドラッグ、セックス、差別への反発…何ものにも支配されず、というより、「あんた、メチャクチャやん」(特にセックスとドラッグは)というくらいにオレを貫いていくマイルズの生き様が、どれだけその後の自分の行動パターンを変えてくれたか。何より、恋愛に積極的になれたのはよかった(笑)。結局、人生の課題は自分の外にはなく、自己規制をどのように打ち破るかだけなのです。
仕事がつらい人、人間関係に縛られている人、生活に閉塞感を感じている人は、本書を読んでふわり羽ばたきましょう。自由な未来があなたを待っています。サンキュー、マイルズ。
自立心、即興音楽へのこだわり、ドラッグ、セックス、差別への反発…何ものにも支配されず、というより、「あんた、メチャクチャやん」(特にセックスとドラッグは)というくらいにオレを貫いていくマイルズの生き様が、どれだけその後の自分の行動パターンを変えてくれたか。何より、恋愛に積極的になれたのはよかった(笑)。結局、人生の課題は自分の外にはなく、自己規制をどのように打ち破るかだけなのです。
仕事がつらい人、人間関係に縛られている人、生活に閉塞感を感じている人は、本書を読んでふわり羽ばたきましょう。自由な未来があなたを待っています。サンキュー、マイルズ。
2009年6月8日に日本でレビュー済み
基本的に回顧録というか記憶のメモみたいな内容で、いつ誰とこういうセッションをした、レコーディングをしたっていう話が大半を占めます。人物描写も結構出てきますが、あまり深くは描かれず、さらっと触れる程度です。
自分はアルバムはカインドオブブルーとあと数枚を聞いたことある程度でこの本を読んだので、最初期の思い出話は退屈でした。もっとマイルスの人生観などに触れたかったのですがその分量は大分少な目に感じました。登場人物それぞれの音楽が聞こえてくるようなコアなファンであるほど楽しめると思います。
ただこれは下巻についても同様なのですが、マイルス自身がアルバムの紹介をしてるので、良質の作品解説としての楽しみ方ができる点は気に入っています。
自分はアルバムはカインドオブブルーとあと数枚を聞いたことある程度でこの本を読んだので、最初期の思い出話は退屈でした。もっとマイルスの人生観などに触れたかったのですがその分量は大分少な目に感じました。登場人物それぞれの音楽が聞こえてくるようなコアなファンであるほど楽しめると思います。
ただこれは下巻についても同様なのですが、マイルス自身がアルバムの紹介をしてるので、良質の作品解説としての楽しみ方ができる点は気に入っています。
2014年6月6日に日本でレビュー済み
マイルス・デューイ・デイビス三世 という稀代のジャズ・ミュージシャン(というかジャズというジャンルに収まり切れない人)が縦横無尽に語り尽くす。
特にこの'Tではビーバップ創成期からのジャズ界の胎動を生々しく活写する。
こんな本はもう出ないのではないか。外側から論評することは出来ても、その中心にいた人物が語る内容は衝撃的と言ってよい。
天才にして革命者だったバード(チャーリー・パーカー)の真実を、ここまで描けたというだけでも、価値がある。
勿論マイルスが見るバード像がバードの全てだとは思わないが、バードのような破滅型の天才の生き様を、そのフィロソフィーから下ネタに渡るまで、実際に見てきた者だけが語れる特権によって、語りつくしている。
また、モンク、ミンガス、ガレスピーというジャズ・ジャイアントたちの意外な優しさ(!)を魅力的に描いている。そして、ギル・エヴァンスという白人に感じていた友情と敬愛も。
それにしても、ジャズ・ミュージシャン達の薬物依存と女性関係の破天荒なことといったら!
(いまどきの破天荒とはケタが違う)
みんなこうして自分の命を縮めて生きたんですね。そりゃーみんな早死にするはずだ。
特にこの'Tではビーバップ創成期からのジャズ界の胎動を生々しく活写する。
こんな本はもう出ないのではないか。外側から論評することは出来ても、その中心にいた人物が語る内容は衝撃的と言ってよい。
天才にして革命者だったバード(チャーリー・パーカー)の真実を、ここまで描けたというだけでも、価値がある。
勿論マイルスが見るバード像がバードの全てだとは思わないが、バードのような破滅型の天才の生き様を、そのフィロソフィーから下ネタに渡るまで、実際に見てきた者だけが語れる特権によって、語りつくしている。
また、モンク、ミンガス、ガレスピーというジャズ・ジャイアントたちの意外な優しさ(!)を魅力的に描いている。そして、ギル・エヴァンスという白人に感じていた友情と敬愛も。
それにしても、ジャズ・ミュージシャン達の薬物依存と女性関係の破天荒なことといったら!
(いまどきの破天荒とはケタが違う)
みんなこうして自分の命を縮めて生きたんですね。そりゃーみんな早死にするはずだ。
2011年10月10日に日本でレビュー済み
「まあ、聞いてくれ。オレの人生で最高の瞬間は・・・セックス以外のことだが、それはディズとバードが一緒に演奏しているのを初めて聴いた時だった。」
1、2巻合わせて700ページ越えの自叙伝は、こうして始まる。
本書は、もちろんマイルスの人生を赤裸々に語り尽くした自叙伝で必読。
マイルスが実にクレバーだし、自身の音楽のマジックを専門的に語る価値ある本だ。(ミュージシャンは意外に自身の音楽を音楽専門的に語らないから)
登場するジャズの巨人達が眩しくも、生々しくリアルだ。
1巻は、「マイルストーンズ」作成直前で終わる。
音楽全般や人生観、女性観が語られる2巻最終章から、マイルスの言葉を抜粋したい。
「音楽ってヤツは、常に変化していく」
「ジャズ・ミュージシャンの多くは怠け者だ」
「創造し続けようと思う人間には、変化しかあり得ない。人生は変化であり、挑戦だ」
「人々がいかにオレの音楽を複雑なものとして捉えようとしても、オレは単純なのが好きだ」
「オレにとっては、音楽と人生はスタイルがすべてだ」
「作曲に関する最高のアイデアは、たいてい夜、思いつく」
「オレにとって世界で最高の女性は、ブラジル人、エチオピア人、日本人だ」
「オレは女性といちゃつくのが嫌いじゃない。ウィンクするだけで、いろんなことができる」
「アメリカはあまりにも人種偏見の多い場所で、哀れになる」
「警察はいつもオレに、ちょっかいを出す」
「白人が長年オレ達相手に使ってきた、分割=征服式のやり方に注意しなければならない」
「オレの考え方や生き方において、不可能という文字はない」
「オレは直感的な人間だ」
「オレは絶対に霊は信じるが、死については考えもしない」
それじゃ、またな♪
1、2巻合わせて700ページ越えの自叙伝は、こうして始まる。
本書は、もちろんマイルスの人生を赤裸々に語り尽くした自叙伝で必読。
マイルスが実にクレバーだし、自身の音楽のマジックを専門的に語る価値ある本だ。(ミュージシャンは意外に自身の音楽を音楽専門的に語らないから)
登場するジャズの巨人達が眩しくも、生々しくリアルだ。
1巻は、「マイルストーンズ」作成直前で終わる。
音楽全般や人生観、女性観が語られる2巻最終章から、マイルスの言葉を抜粋したい。
「音楽ってヤツは、常に変化していく」
「ジャズ・ミュージシャンの多くは怠け者だ」
「創造し続けようと思う人間には、変化しかあり得ない。人生は変化であり、挑戦だ」
「人々がいかにオレの音楽を複雑なものとして捉えようとしても、オレは単純なのが好きだ」
「オレにとっては、音楽と人生はスタイルがすべてだ」
「作曲に関する最高のアイデアは、たいてい夜、思いつく」
「オレにとって世界で最高の女性は、ブラジル人、エチオピア人、日本人だ」
「オレは女性といちゃつくのが嫌いじゃない。ウィンクするだけで、いろんなことができる」
「アメリカはあまりにも人種偏見の多い場所で、哀れになる」
「警察はいつもオレに、ちょっかいを出す」
「白人が長年オレ達相手に使ってきた、分割=征服式のやり方に注意しなければならない」
「オレの考え方や生き方において、不可能という文字はない」
「オレは直感的な人間だ」
「オレは絶対に霊は信じるが、死については考えもしない」
それじゃ、またな♪