戦場写真が「商売」や「社会的メッセージ」や「アート」になったのは、スペイン内戦からです。結局スピードグラフよりライカ判が一般に広まり始めたことが大きいんですね。
従軍カメラマンばかりでなく、民間人の戦場カメラマンが生まれたのも同じ時期。
キャパはその象徴でもあります。
この写真集は、その中で子供だけをモチーフにしたものです。
キャパが何を見たかったか、何を伝えたかったかがよくわかります。
私が一番好きなのは「鼻糞をほじくる子供」の写真でした。いい写真です。
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戦争・平和・子どもたち: ロバ-ト・キャパ写真集 (宝島社文庫) 文庫 – 2000/12/1
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2000/12/1
- ISBN-104796620478
- ISBN-13978-4796620475
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登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2000/12/1)
- 発売日 : 2000/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 198ページ
- ISBN-10 : 4796620478
- ISBN-13 : 978-4796620475
- Amazon 売れ筋ランキング: - 449,514位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年8月16日に日本でレビュー済み
「・・・彼は子供の写真を撮るものにつきまとう、<可愛らしく撮ってしまう>というもっとも危険な罠には決して陥らなかった。彼の撮った子供は全然可愛くない。だが、どの子の姿にも一種迫力というべきものが見られるのである」
なお、収録されているのは必ずしも戦時の子供の写真だけではなく、平時の写真も多く収録されている。
戦争は悲惨だという紋切りの奥にある、子どもや周囲の大人の表情を写しとったキャパの人に対する視線の暖かさと寂しさがにじみ出ている良い写真集だと思う。
文庫で値段が安いのも良い。
巻頭:
・リチャード・ウエーラン(キャパ伝記作者)
・コーネル・キャパ(キャパ実弟)
巻末:
・キャパ年表
・キャパシュパン目録
・解説:長倉洋海(報道カメラマン)
なお、収録されているのは必ずしも戦時の子供の写真だけではなく、平時の写真も多く収録されている。
戦争は悲惨だという紋切りの奥にある、子どもや周囲の大人の表情を写しとったキャパの人に対する視線の暖かさと寂しさがにじみ出ている良い写真集だと思う。
文庫で値段が安いのも良い。
巻頭:
・リチャード・ウエーラン(キャパ伝記作者)
・コーネル・キャパ(キャパ実弟)
巻末:
・キャパ年表
・キャパシュパン目録
・解説:長倉洋海(報道カメラマン)
2013年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キャパが好きだったけど写真集はなくて購入した。
写真に関して完全素人だけど、ときどきバックから取り出して眺めたくなる。
写真に関して完全素人だけど、ときどきバックから取り出して眺めたくなる。
2013年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
報道写真はその前線での極めつけの映像を撮影することを求められますが、実はバックグラウンドの部分での市民の生活、子どもの表情がどのようであるかを知ることも大切だと感じさせられました。キャパは幸せな時代に子供たちの屈託のない笑顔を沢山取りたかったのだと思いました。
2017年3月1日に日本でレビュー済み
キャパが撮った子供達の写真を編集したもの。戦地での子供たちの写真が
多く珍しいが演出しているのではないか。
多く珍しいが演出しているのではないか。
2007年8月26日に日本でレビュー済み
ロバート=キャパは、1913年ハンガリーに生まれ、のちに報道カメラマンとなり、
第2次世界大戦をはじめとする数多くの戦争地域に積極的に飛んでは、数多の写真を撮り続け、最期は、ベトナムで、地雷を踏んで死亡した。
本作は、タイトルにある通り、戦争地域に生きる子供たちの写真を中心に構成されていて、その子供たちの眼差しや表情は、戦争の悲惨さを痛烈に物語っている。
戦争の記録としてみても貴重。ロバート=キャパの功績は大きい。
写真は、時に映画以上に強大な映像力を持ち合わせていると思う。ロバート=キャパの写真は、それをまさに体現している。
ロバート=キャパ初心者にオススメ。
カメラ初心者、映像に携わる仕事をしている人にも一度ロバート=キャパの写真を観てもらいたい。得られる部分は多いはずだ。
第2次世界大戦をはじめとする数多くの戦争地域に積極的に飛んでは、数多の写真を撮り続け、最期は、ベトナムで、地雷を踏んで死亡した。
本作は、タイトルにある通り、戦争地域に生きる子供たちの写真を中心に構成されていて、その子供たちの眼差しや表情は、戦争の悲惨さを痛烈に物語っている。
戦争の記録としてみても貴重。ロバート=キャパの功績は大きい。
写真は、時に映画以上に強大な映像力を持ち合わせていると思う。ロバート=キャパの写真は、それをまさに体現している。
ロバート=キャパ初心者にオススメ。
カメラ初心者、映像に携わる仕事をしている人にも一度ロバート=キャパの写真を観てもらいたい。得られる部分は多いはずだ。
2002年7月18日に日本でレビュー済み
キャパのファンは勿論のこと、今までキャパにそれほど思い入れのない人でも是非見て欲しい。一枚一枚に存在感が溢れ、さすが‘キャパ’、と改めて彼の写真が好きになった。
これまでは前線の写真ばかりが取り上げられていただけに、戦争に巻き込まれた子供たちだけに焦点を絞ったこの写真集は新鮮だ。子供たちのキラキラした瞳が平和の大切さを訴えてくるような気になる。
これまでは前線の写真ばかりが取り上げられていただけに、戦争に巻き込まれた子供たちだけに焦点を絞ったこの写真集は新鮮だ。子供たちのキラキラした瞳が平和の大切さを訴えてくるような気になる。
2020年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キャパのどんな状況の中でも子どもたちに視点をおく心に世界中の大人たちが保身をすて未来へ今改めてみつめなおしたい