ぱちすろ界のことはなんとなく勉強になりました。
でもミステリーとしては軽薄だな。ドキドキはしなかった。
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ビッグボーナス 単行本 – 2004/1/12
ハセベバクシンオー
(著)
大手パチスロメーカー・ダッシュ電子の企画開発部門を辞めた東idth="30" hは、トリプルセブンという小さ な会社でパチスロの攻略法を売る仕事をしている。攻略法といっても、ほとんどがガセネタ。それ をパチスロ中毒者に数十万円で売りつけるという仕事だ。そこでは悪徳商法でならした営業マンな ど一癖もニ癖もある社員たちが、あの手この手で客から大金をふんだくっている。 ダッシュ電子との密かなコネもあり、堅調なビジネスを進めてきたトリプルセブンの周囲で、怪 しい出来事が起こり始めていた。そんな時、ライバル関係にある、業界最大手・東栄企画との間に 攻略情報を巡るトラブルが勃発した。東栄企画はヤクザ直営のヤバイ会社だ。我が身と会社の利益 を守るため東たちは立ち上がる。はたして彼らは相手を出し抜き生き残ることができるのか!?
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2004/1/12
- ISBN-104796638814
- ISBN-13978-4796638814
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
裏ギャンブル社会の圧倒的ディテールと怪しい攻略情報を巡るギャンブル中毒者のバカっぷりが痛快な異色犯罪小説。第2回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作。
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2004/1/12)
- 発売日 : 2004/1/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 285ページ
- ISBN-10 : 4796638814
- ISBN-13 : 978-4796638814
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,313,094位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 332,356位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2004年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書評欄の評価に興味をもち購入。オビにもあるように「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作なんですが、勘違いすることなかれ。宝島社の「このミス」は毎年出版されるミステリーをランキングしたものですが、本書が受賞したのは宝島社のアマチュア作家発掘企画の「第2回このミステリーがすごい大賞」優秀賞。よって本書は著者の「ハセベバクシンオー」氏の処女出版作、ということになります。奥付のハセベ氏経歴には「映画会社勤務を経て、負け犬に。現在某外資系CDショップにてアルバイト」ですって。このペンネームといい、何とも人を食ってますが、本書の内容も期待に違わず破天荒。主人公はパチスロ必勝法をTELセールスする会社勤務、怪しげな情報を口八丁で売りまくって稼ぎまくり、メルセデスを駆り腕にはフランク・ミュラー。もう最初からB級エンタテインメント小説の匂いぷんぷんですが、テンポもいいし、内容そのものが新鮮なので(若干筆致は生硬なれど)前半部分はあっという間に引き込まれます。どういう風に展開するの?と後半への期待が高まりますが、まあ後半はちょっと下降気味。読んで損はしないと思いますが、本音は次回作に期待、というところです。
2011年6月15日に日本でレビュー済み
ギャンブル小説家としての名前を徐々に定着させつつあるハセベバクシンオーのパチスロ小説。
前々作、前作とわりと的を絞った描き方で、ギャンブルに興味のない人にも興味を抱かせてきた作者だが、これはちょっとやりすぎた感じがする。ルール説明とかから入るのは正直うんざりする。
しかも、物語が狙いすぎ。
気がつかなければ最後まで楽しく読めるのかもしれないが、途中で先が読めてしまい、僕は面白いと思えなかった。
敵、味方、嵌める者、嵌められる者、それぞれの心理描写が入っているのもやや難点。こうなると、感情移入がとてもしづらい。
総じて物語よりもギャンブルが主になってしまった小説かと。もう少しバランスよければ面白いと思うのに。
前々作、前作とわりと的を絞った描き方で、ギャンブルに興味のない人にも興味を抱かせてきた作者だが、これはちょっとやりすぎた感じがする。ルール説明とかから入るのは正直うんざりする。
しかも、物語が狙いすぎ。
気がつかなければ最後まで楽しく読めるのかもしれないが、途中で先が読めてしまい、僕は面白いと思えなかった。
敵、味方、嵌める者、嵌められる者、それぞれの心理描写が入っているのもやや難点。こうなると、感情移入がとてもしづらい。
総じて物語よりもギャンブルが主になってしまった小説かと。もう少しバランスよければ面白いと思うのに。
2012年11月12日に日本でレビュー済み
あまり知識のないパチスロ業界がメインの作品なので、軽快な文章もあり楽しく読めた
偽の情報に騙されても次こそは当たると言い包められる客はあまりにマヌケだが、
おそらく現実でもそうなのだろうと思わせる雰囲気がなんとも笑える
ただ終盤の展開はどうにも行き当たりばったりのように感じられいまいち
悪くはない作品なので興味があるのなら買うのもいいのではないだろうか
偽の情報に騙されても次こそは当たると言い包められる客はあまりにマヌケだが、
おそらく現実でもそうなのだろうと思わせる雰囲気がなんとも笑える
ただ終盤の展開はどうにも行き当たりばったりのように感じられいまいち
悪くはない作品なので興味があるのなら買うのもいいのではないだろうか
2004年3月11日に日本でレビュー済み
第一印象は読みやすい、ということ。栞を挟むこともなく、
さくさく読み進むことができる。内容に関しては少々薄いイメ
ージを持った。パチスロ業界の内幕の描写はすごいが、中身と
いうか謎の部分はおまけのような感じがする。最後の方にきて
「実はあの人とこの人はグルだった!」「被害者とあいつは
本当の親子だった!」という名探偵コナンによくあるストーリ
ー展開を思い出した。
文体はよく言えばテンポよく読み進める、悪く言えば素人の
においがする。
さくさく読み進むことができる。内容に関しては少々薄いイメ
ージを持った。パチスロ業界の内幕の描写はすごいが、中身と
いうか謎の部分はおまけのような感じがする。最後の方にきて
「実はあの人とこの人はグルだった!」「被害者とあいつは
本当の親子だった!」という名探偵コナンによくあるストーリ
ー展開を思い出した。
文体はよく言えばテンポよく読み進める、悪く言えば素人の
においがする。
2013年5月19日に日本でレビュー済み
一寸前の「このミス」の優秀賞。いきなり、僕の知らないパチスロの専門用語などがばんばん飛び出してきて、これは
ついていけないなあ、と思いきや。スピード間溢れる筋運びと裏社会での金儲けの話が、極めて面白く展開されるため
どんどんページをめくっていってしまった。まさに奥田英郎の世界に似ている。こんな世界もちゃんと小説のねたになるんだ
と感心してしまう。ただ、後半の暴力描写や、派手なアメリカ映画ばりの撃ち合いが今までの緻密さを消し飛ばすような
感じで残念。最後は、もうちょっと丁寧に、かつちょっとひねって作って欲しかったなあ。
ついていけないなあ、と思いきや。スピード間溢れる筋運びと裏社会での金儲けの話が、極めて面白く展開されるため
どんどんページをめくっていってしまった。まさに奥田英郎の世界に似ている。こんな世界もちゃんと小説のねたになるんだ
と感心してしまう。ただ、後半の暴力描写や、派手なアメリカ映画ばりの撃ち合いが今までの緻密さを消し飛ばすような
感じで残念。最後は、もうちょっと丁寧に、かつちょっとひねって作って欲しかったなあ。
2009年1月16日に日本でレビュー済み
ところどころ味のある会話も。
昔よくやっていたので、パチスロの話はすべてわかりました。
攻略法の話のすべて実在したものばかりですね。
パネルを押してリールを止める機種は、ムサシでしたっけ。
懐かしく読ませてもらいました。
昔よくやっていたので、パチスロの話はすべてわかりました。
攻略法の話のすべて実在したものばかりですね。
パネルを押してリールを止める機種は、ムサシでしたっけ。
懐かしく読ませてもらいました。
2005年12月7日に日本でレビュー済み
パチスロの攻略法を売る「トリプルセブン」の実質的な社長を勤める東。パチスロ依存症確実の客相手に、ガセネタの攻略法を巧みな話術で買わせるのが仕事である。しかし、東は「ダッシュ電子」というパチスロメーカーの元社員あり、「ダッシュ電子」に勤める相棒の加藤から仕掛けを仕込んだ機種を教えてもらい、ときには本物の攻略法を売っていた。その仕掛けにより異常に出る台となった「ダッシュ電子」の機種は、売上を伸ばしこととなった。また、「トリプルセブン」も本物の攻略法を扱う会社ということで顧客からの信頼を得て、好調な業績を維持していた。そして、この方法をあみ出したのが東と加藤の上司の黒岩であり、彼は本社に栄転となった。
ある日、「ダッシュ電子」機種の本物の攻略法がライバル会社の「東栄企画」で売られていた。「トリプルセブン」より先に本物の攻略法が世に出回ることは考えられない。さらに、社長である本倉の長期無断欠勤、ガセネタを2つも即決する客など、何となく感に触る出来事が多すぎる。嫌な前兆だ。
「ダッシュ電子」に裏切り者が? 本倉はトラブルに巻き込まれたのか? 何かにおう怪しい客の正体は? 東率いる「トリプルセブン」はどうなるのか!?
ある日、「ダッシュ電子」機種の本物の攻略法がライバル会社の「東栄企画」で売られていた。「トリプルセブン」より先に本物の攻略法が世に出回ることは考えられない。さらに、社長である本倉の長期無断欠勤、ガセネタを2つも即決する客など、何となく感に触る出来事が多すぎる。嫌な前兆だ。
「ダッシュ電子」に裏切り者が? 本倉はトラブルに巻き込まれたのか? 何かにおう怪しい客の正体は? 東率いる「トリプルセブン」はどうなるのか!?