うちも幼児のころは、親がコントロールするのが難しい子だったので、
たくさん読ませてもらった子育て本のなかの一冊です。
結局この方法が楽なのでこれを基本の考え方にしていました。
いいとこどり、という評価もありますが、、、
商業サイドの英才教育情報に振り回されて焦ってばかりいたり、
子供がやりたがることを制止して叱りつけばかりで疲れているお母さんには
はっ、と気づかせてくれる、力が抜けるようなことがかいてあると思います。
「なんだ、我が家ペース、子供のペースでも全然いいのだ」
「子供にあわせる方が早道なのね」
「怒らないですむ ”こつ” ってあるんだ」
「え？こんなことでいいの？」
などと
気づかされることが多々あると思います。
この方がいろいろ試して、採用して、生活に取り入れるにあたってアレンジした方法が紹介されている訳で、
一から独自なものではないことは断ってあると思います。
難しい子育てに落ち込んでいる方なら、
一読して自分の子育てに取り入れたら、
いろんなことが明るく変わると思います。
このお宅のお子さんは今高校生になっていますが、
人間的にも温和で知的な好奇心に溢れた少年のようで、
いきいきと（難関高校に笑）通学されているようです。
（高校入学までは、人の目に触れるメディアでの芸術、芸能的な活動も高く認められていたようです。）
ＭＬも取っていましたが、効果については「絵本の読み聞かせ」が大半だったかなーなどと
もおっしゃっていたように思います。
うちは今小学校高学年ですが、精神だけ受け取って実践のほうは
適当（アニメとか全然制止できませんでしたし）でしたので、「まあまあの出来」。
授業だけで、塾通いや家で補習をせず遊びほうけていてもテストはほぼ満点、
国語など、文脈を読む能力が高い、困っている友達にやさしく調整能力が高いと先生に褒められる、
という恩恵はありましたが、どんどん自分から知的な追求をするほど、ものすごく秀でている感じはありません。
（まあ、親の責任ですかね）
子供のやることをむやみに制止してしかりつけないことは、
情緒や身体を含めて脳の発達にも大切なようです。
そして、絵本を読んでやったことと、ここに紹介されている子供との会話の方法には、親子とも気持ちの面で大いに助かり、
当時は大変なことも多々でしたが、子育てが幸せな思い出になっています。
あ、忘れていましたが、低学年のころ、自治体の作文コンクールで最優秀賞をもらいました。
親から見て大分先生の手が入っているのでは？？？と疑ってはいますが、
友達から作文を書くのが上手で羨ましいとは言われているようです。
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