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当確への布石 単行本 – 2007/6/1
購入オプションとあわせ買い
選挙の行方、妨害工作の謎、ヒロイン自身の秘密など、複数のプロットが交錯
し、先を読まずにはいられない。吉野 仁(書評家)
(あらすじ)
私立大学で教鞭をとり、犯罪被害者救済活動を続けてきた大原奈津子は、衆議
院統一補欠選挙東京6区への出馬を決める。前議員の田所孝夫がセクハラ
事件を起こし、その失職に伴う補選だった。そんな折、奈津子宛てに、元犯罪
者の顔写真や所在等を記したビラを撒いて騒ぎを起こしていた「凶悪犯罪抑止連
合会」という実体不明の団体から推薦状が届く。不審な団体からの支持は選挙を
不利にするため、奈津子は、教え子の夫で元刑事の平澤栄治に相談する。栄治は
抑止連の正体を突き止めるべく、捜査を開始した。
選挙を知り尽くした策略家・森崎啓子や、抑止連との関係を書きたてる雑誌記
者、井端純平のキナ臭い動きに翻弄されながらも、栄治の捜査によって補選のカ
ラクリが見えてくる......。
選挙と、その周辺に渦巻く数々の策謀。さまざまな人物の思惑が交錯し、それぞ
れの企みが絡み合うなか、開票日が近づく。
衆議院補欠選挙をめぐる陰謀と暴露を描いた、サスペンスあふれる本格的な選挙
小説!
- 本の長さ345ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104796658351
- ISBN-13978-4796658355
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 345ページ
- ISBN-10 : 4796658351
- ISBN-13 : 978-4796658355
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,888,514位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 462,754位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
作中の選挙の選挙制度は現実の日本の衆議院選挙と同じ選挙制度になっているのが読んでいてわかりましたが政党の固有名詞が出てこなかったので政治小説の割には小さく見えました。
読んでみると案外面白く読めた
選挙終盤の巻き返し以外盛り上がるところはないが、どんでん返しな結末や
興味深い選挙戦略などは目を引く物がある
だが出たっきり出番が無く疎遠なままの平澤の妻、終盤唐突に出てくるローラ、
平澤の病院通いも何だかあっさりと無駄な設定も多い
この辺をもっと上手く処理できていればと惜しい作品
したらしい。だからエピソードが未整理なまま残っている感じがした。
話自体は重厚で大人が読むのに適したミステリーです。
おそらく作者は犯罪被害者の遺族の心情を訴えたかったのだと思います。
主人公を誰か一人に決めて、その視点で書いたほうがよかったかもしれません。
あまり選挙陣営のことは知らなかったし、読み進む上で、そこが困難であったり、興味を引いたりした。
参院選の後でもあり、各陣営は、全てではなくともこんな温度で動くのか、というドキュメントも新鮮だった。
ただ、それよりも堅い決意のもと、やはり人間としてうねる感情を持ち、判断に奥歯を噛み締める登場人物の様がリアルだった。
展開が独特という点も、ミステリー好みなら悦べるはずだ。
繰り返しになるが、やはり、人々の温度が非常に丁寧に描かれている点に満足した。
少しミステリーから遠ざかっていた自分だからなのか、だからこそなのか、この面白さは伝えたい。そう思う。
1−当選か落選か?
2−敵陣の力量は?
3−裏切り者(スパイ)はいるのか?
という三点を気にかけながら、ある意味ラストまでの「にんじん」を
ぶら下げられながら読み進めるかたちになる。
1は、約70日後となる(作品上)投票日まで読者を牽引できるが
2や3に関しては残念ながら正直、作者の力量不足を否定できない。
各登場人物の色がハッキリ明確でない点と選挙に関与する人間の割には
皆お行儀が良すぎて今ひとつ、おとぎ話的な小奇麗な内容過ぎたと思う。
作品終了後の参考文献も読者の楽しみの一つだが、今作品には残念ながら
表記がなく研究具合が未定だが選挙に関しての作者の勉強不足がそのまま
加速力不足につながったとも言えるのではないだろうか。
次回作に期待します。
しかし実際のマスコミの開票速報番組や新聞記事の方がもっと面白い。選挙はもっとどろどろとしているし、代議士選挙ともなれば週刊誌に掲載される暴露記事など読者を喜ばせる情報はいくらでもある。そうした題材を書いているのだから、少しは読者の期待に応えて欲しいと思う。
「このミス」の受賞作だからといって購入する人が多いのだから、選者の方々はもっと頑張っていただきたい。
登場人物に感情移入がしにくかったからなのかは、分かりませんが、やや入り込めなかったのは、確かに人物造詣が少し浅いのかもしれないと感じさせられた理由の一つかもしれません。
最近はスパイ物や公安刑事などが登場する作品が多いだけに、読みなれている人から見れば元公安刑事で登場する平澤はもう少し個性があってもいいと思いました。
ただ、物語としては選挙戦がヒートアップしていくにつれて、見えない敵に疑心暗鬼になったり、思わぬトラブルが出現したりするので、それなりに飽きさせないのも事実です。