タイトルどおりの「七つの誤解」があるかどうかはさておき、かなり「冷めた目線」で「可能性」も「問題点」も「現状」も書かれている。
「関係ない」と思ってはいたが、自分が口座を持っている銀行が「支店つくりました」なんてHPに書いてるのをみたら、やっぱり「知らないで放ってはおけない」と思って読むことにした。だってこれで銀行が損でもしたら困るかもしれないじゃないですか。
「まえがき」と「第一章」あわせて30ページほどを読めば、そこに大体の様相や、自分と同様にアタフタしている「フツーの人」の反応が書かれているので、「セカンドライフってなに?」というところに留まっている私も、まずは納得。そのあとのメリットや可能性の分析はゆっくり読めば良い、ぐらいに落ち着くことはできた。
一通り読むと「ネット素人」には概観がなんとなく理解できて「対処」できる気になってくる。読後のセカンドライフ感としては、私的には、「わざわざもう一つの世界に入っていくより、やっぱり現実の世界に入って行きたい(生きたい)」に戻ってきた、というところ。リアルになればなるほど、現実と楽しさも危険度も変わらなくなるだろうし。
しかし「帯」に「企業が狙うのはSLではなく新聞」とあり、時代の変遷を苦笑いしてしまった。私にとってSLはセカンドライフではなく、やっぱり蒸気機関車なのである。
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セカンドライフ 7つの誤解 (宝島社新書 248) 新書 – 2007/10/6
H14
(著)
NHK『クローズアップ現代』をはじめ、週刊誌各誌で「ウェブ2.0の次はこれだ」と俄かに騒がれている、ネット上の仮想社会「セカンドライフ」。トヨタ、日産、コカ・コーラなど、国内大手企業の進出も加速しているが、果たしてその実態は……。本書では関係者12人を直撃取材。「流行るのか、否か。儲かるのか、否か。早期参入は得か、損か」をズバリ検証します。ITで儲けたい個人ユーザー、ビジネスマン必読の書。
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2007/10/6
- ISBN-104796659110
- ISBN-13978-4796659116
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2007/10/6)
- 発売日 : 2007/10/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 190ページ
- ISBN-10 : 4796659110
- ISBN-13 : 978-4796659116
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,253,750位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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