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ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ) 文庫 – 2008/9/3

4.1 5つ星のうち4.1 51個の評価

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第4回「このミス大賞」受賞作で300万部を突破した大ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』の続編が登場します。大人気、田口・白鳥コンビの活躍再び! 今度の舞台は小児科病棟。病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜の担当患児は、眼の癌――網膜芽腫の子供たち。眼球摘出をせざるをえない彼らに心を痛めた小夜は、患児のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口公平に依頼し、小児愚痴外来が始まった。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 宝島社; 初版 (2008/9/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/9/3
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 299ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4796663584
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4796663588
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 51個の評価

著者について

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海堂 尊
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1961年千葉県生まれ。医学博士。

第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて2006年デビュー。

著書に『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ジェネラル・ルージュの伝説』『イノセント・ゲリラの祝祭』、医師の立場から書いた『トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう』(以上宝島社)、『極北クレイマー』(朝日新聞出版)、『マドンナ・ヴェルデ』(新潮社)他、多数。『死因不明社会』(講談社)で、第3回科学ジャーナリスト賞受賞。

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
51グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白かったので、一気に読みました。内容に引き込まれてしまった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年9月28日に日本でレビュー済み
この著者の文庫作品は 2015/7/4発売の『カレイドスコープの箱庭』まで
全て一通り読んでいますが、
結局はこれが最高傑作だと思います。
発売時も『チーム・バチスタの栄光』よりこちらが好きでしたし。
シリーズで(ほぼ)唯一の正統ミステリー、
また、大学病院という狭い範囲内における複雑な人間模様が、
医療関係者だけでなく、患者の、それも子供たち同士で繰り広げられ、
良質な人間ドラマを形成しています。

SF風味に過剰反応を示してこの傑作を読まないのはもったいない。
それを言ったら『モルフェウスの領域』も『ジーン・ワルツ』も
『アリアドネの弾丸』もSFの部分が多々あります。

著者の近年の作品はそれ以前の作品に縛られて
自由度がなくなってきている気がします。
この頃の作品はアイデアを思いっきり広げて、
伸び伸びと書いているのが感じられます。
まずは先入観なく読んでみることをお勧めします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年10月8日に日本でレビュー済み
人気キャラが多数登場して途中ゴチャゴチャするものの、ストーリーはとてもシンプルで分かりやすい。空白の時間に何が起こったのか?これに尽きる。後編で憎たらしい白鳥がどこで登場するかも楽しみ。ちょっとオチが透けて見えるので裏切ってほしい。
2008年9月20日に日本でレビュー済み
まずとりあえず、面白いです。
読む価値はあると思う。

良くも悪くもチームバチスタと比較されるんだろうなぁ…
チームバチスタは出て速攻ハードカバー買ったんですが、
それとこれを読んで思ったのが、
この作者は脇役を作りたくない。
というか普通人が生きてたら皆主人公だろ?
っていうようなスタンスがある。と感じました。

間違いではないし、おおいに結構。
ただ、小説には脇役も必要。

今回の作品はキャラを作りすぎてガチャガチャな印象があります。
皆でワイワイガヤガヤ、登場人物が多すぎるのもそれに拍車をかけてる。
チームバチスタはキャラ立ちが功を奏した感じですが、
今回はそのガチャガチャ感が残念です。

文章としては洗練されてきてるのがわかるので
次回・次々回作あたりがさらに面白くなるのではないかなぁ…
と、かなり期待してます。

けどね、批判してるわけじゃないです。
単体としてみれば、話もミステリー調によくできてて
かなり面白いので。
そう、この人の作品は面白いんです。
まぁ読んでみましょうや。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年7月7日に日本でレビュー済み
1作目ほどではなかったけど、読み直すと「ジェネラル・ルージュの凱旋」に出てくる救命救急センター部長の速水と看護師の如月翔子が出てきたり、「螺鈿迷宮」の桜宮病院の院長、白鳥の唯一の部下氷姫こと姫宮の話が出たりとおお!と思うことも。
前回同様にキャラが濃い。酔いどれ迦陵頻伽・歌手・水落冴子とマネージャーの城崎、小児科看護師長・眠り猫・千里眼の猫田、放射線科・がんがんトンネル魔人の島津助教授、白鳥の天敵・デジタル・ハウンドドック・加納警視正、その部下玉村警部補と。
ただ、この先の物語の為の伏線感がいなめない。伏線なので、だいぶ先に進んだ後に、あの時のあれはこれだったのか!というのがあるので、読み終わっても手元に置き、同じキャラが出てきたら再度読むと理解が深まるかも。ある意味、するめのような小説(笑)
2010年2月8日に日本でレビュー済み
買ったままで読んでない本の山から
ふと手にしたのが「ジェネラル・ルージュの凱旋」。
でも、順番としてこっちが先だよなと気づいて
読んだのがこれ。

「チーム・バチスタの栄光」の田口・白鳥コンビが
活躍するメディカルミステリーエンターテインメント第2弾。
今度の舞台は小児科。眼の癌といえる網膜芽腫の子供たちと、
その回りの大人たちを描く。

チーム・バチスタの時と同様に、前半は淡々と登場人物の
特徴を示すエピソードが続き、半ば過ぎに白鳥が登場してから、
話が急展開していく。

エピソードを持つ登場人物がちょっと多すぎるなという
気もしたんですが、それはそれでシリーズとしての
伏線をなしていたんですね。
これだけ読んだら気づかない話なので、本作だけ
読んで海堂尊の本はごちゃごちゃしていると
思ってしまったらもったいない話です。

ストーリーとしては、ある程度想像のつく話では
ありますが、登場人物の心の機微に触れ、
一気に読み進められる作品です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本題になかなかはいらない。
興味の無い話が長すぎる。
子供の会話に出てくるヒーローの話が
ウケ狙いかも知れませんが全く面白くないです。
読んでて恥ずかしくなります。
そんな会話も長いです。早く本題に入ってください。
上下って二冊出してますが、一冊にまとめれる無いようです。
無理に長くして緊張感も感じられずがっかりしました・・・
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月24日に日本でレビュー済み
『チームバチスタの栄光』の海堂 尊の2作目。

前作に負けず劣らずの面白さでした。
ストーリーは一作一作で完結しているもののメインの登場人物はそのままなのでテレビドラマのような感覚で楽しめると思います。