セイギのチカラから入りました
映画化もされたこちらはどんな感じだろうかと読み始めてみれば、そこには期待以上の中毒性が潜んでました
声に出しちゃう程とにかくおもしろい!
なんていうんでしょうね…こうシリアスな中に間抜けな感じの笑いが上手くマッチしていて、場面場面でその鮮明な絵が頭に浮かんでくる
そういう作風の得意な作家さんのようですね〜
『ラブストーリー』
というよりは
『ダメ人間奮闘記』って感じに描写されていて、内容も年齢や性別問わず色々な人が飲み込み易く、面白おかしく、そして熱く!…っていう長所がもう大好きで大好きでたまらない(笑
文庫本には本編後の外伝が書き下ろしで収録されています
そちらもお薦めです
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守護天使 (宝島社文庫) 文庫 – 2008/10/2
上村佑
(著)
2009年、カンニング竹山主演で映画が全国公開決定! 鬼嫁の尻にしかれ、極貧生活をおくるダメオヤジ須賀啓一は、通勤電車で美しい女子高生に恋をしました。人生半ばを過ぎた啓一にとって、それは初めての恋でした。○ちゃんねるの書き込みから、彼女が変質者に狙われていることを知った啓一は、彼女を守るため立ち上がります。第2回「日本ラブストーリー大賞」受賞。審査委員も驚愕した爆笑ハートフルラブストーリー。
- 本の長さ348ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2008/10/2
- ISBN-104796664971
- ISBN-13978-4796664974
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2008/10/2)
- 発売日 : 2008/10/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 348ページ
- ISBN-10 : 4796664971
- ISBN-13 : 978-4796664974
- Amazon 売れ筋ランキング: - 798,191位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それなりには、面白く
一気に読みきり
なんとなくスッキリした
気分になりました。
一気に読みきり
なんとなくスッキリした
気分になりました。
2013年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いやもう面白い。電車の中で読んでたら、Can you speak English?~からのくだりで思わず笑ってしまいそうになり、(これはヤバい―)と無理やり真顔にしようとするんですが、顔の筋肉が勝手に動きだし非常に気色悪い顔になっていたと思われます。正面に座った女の人がなんとも不思議な顔で僕を見ていたので作中の啓一の気分が味わえました。しばらくあの電車に乗るのは止めよう・・・
第2回「日本ラブストーリー大賞」を受賞しており、文体的には軽妙な語り口とかテンポの良さとかが、どこか荻原浩作品に似ている気がします。まず基本的にキャラがすごく立っていて読みやすく非常に面白かった作品なんだけど、残念なところも少々。
まず、主人公たちのキャラが立っているのに対して悪役のキャラ立てが弱いところ。そのため、その悪役に静かで激しい怒りを見せる村岡の最大の見せ場が今一つその怒りに臨場感が無く感情移入出来ません。ここは懐かしの時代劇とかヤクザものだったら善人が悪人に無残に殺され視聴者の怒りはMAXに、そこで主人公の侍が刀を手に乗り込み「てめえら叩き斬ってやる!!」って悪人をぶった切るシーンのような位置づけになるはずなのに非常にもったいない空振り感が・・・
これは今回の悪役が怒りの対象というより、単に不気味な人に終始していたのが原因可と思います。例えば殺された子供と親とのエピソードとかもう少し深みを出していれば村岡の怒りと同調できた気がするのですが・・・
あと2ちゃんねるをモデルにした巨大掲示板が犯罪のきっかけとなるんですが、その会話があまりにも変で違和感だらけ。2007年に刊行されていますが、その当時ですら(爆)とか使う人っていなかったと思います。言葉は鮮度が大事なので発刊されて時間が経つとある程度は陳腐化するのは仕方ないところではありますが、本来その時代時代に忠実であれば違和感は生まれないと思います(ちなみに2ちゃんねるでの会話が自然で見事なのは何といっても漫画「アイアムアヒーロー」で、これはおそらく数年経っても色あせないレベル)。せっかく物語に引き込まれてるのにこんなところで現実に戻されるのが本当に残念でした。
しかし、ケチをつけてもそれくらいで最初から最後までとにかく面白く読めましたのが実感です。ちなみに、この文庫にはオリジナルの外伝が追加されていて作品としては面白いんですが、主人公の啓一が完全にキャラが変わっていて驚きます。第一作ではハゲデブ貧乏で人に変態と誤解されやすい気弱なおじさんだった啓一が外伝では完全な変態?キャラになっています。作者にいったい何があったんでしょう?
第2回「日本ラブストーリー大賞」を受賞しており、文体的には軽妙な語り口とかテンポの良さとかが、どこか荻原浩作品に似ている気がします。まず基本的にキャラがすごく立っていて読みやすく非常に面白かった作品なんだけど、残念なところも少々。
まず、主人公たちのキャラが立っているのに対して悪役のキャラ立てが弱いところ。そのため、その悪役に静かで激しい怒りを見せる村岡の最大の見せ場が今一つその怒りに臨場感が無く感情移入出来ません。ここは懐かしの時代劇とかヤクザものだったら善人が悪人に無残に殺され視聴者の怒りはMAXに、そこで主人公の侍が刀を手に乗り込み「てめえら叩き斬ってやる!!」って悪人をぶった切るシーンのような位置づけになるはずなのに非常にもったいない空振り感が・・・
これは今回の悪役が怒りの対象というより、単に不気味な人に終始していたのが原因可と思います。例えば殺された子供と親とのエピソードとかもう少し深みを出していれば村岡の怒りと同調できた気がするのですが・・・
あと2ちゃんねるをモデルにした巨大掲示板が犯罪のきっかけとなるんですが、その会話があまりにも変で違和感だらけ。2007年に刊行されていますが、その当時ですら(爆)とか使う人っていなかったと思います。言葉は鮮度が大事なので発刊されて時間が経つとある程度は陳腐化するのは仕方ないところではありますが、本来その時代時代に忠実であれば違和感は生まれないと思います(ちなみに2ちゃんねるでの会話が自然で見事なのは何といっても漫画「アイアムアヒーロー」で、これはおそらく数年経っても色あせないレベル)。せっかく物語に引き込まれてるのにこんなところで現実に戻されるのが本当に残念でした。
しかし、ケチをつけてもそれくらいで最初から最後までとにかく面白く読めましたのが実感です。ちなみに、この文庫にはオリジナルの外伝が追加されていて作品としては面白いんですが、主人公の啓一が完全にキャラが変わっていて驚きます。第一作ではハゲデブ貧乏で人に変態と誤解されやすい気弱なおじさんだった啓一が外伝では完全な変態?キャラになっています。作者にいったい何があったんでしょう?
2023年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルに惹かれて読み進めましたが、暴力的でアンダーグラウンドでおぞましい描写が多く、いわゆる男女の爽やかな恋愛ものではありません。
バイオレンスや猟奇的なものがお好きな方にはいいかもしれません。
これが日本ラブストーリー大賞なのか~っという印象で残念でした。
バイオレンスや猟奇的なものがお好きな方にはいいかもしれません。
これが日本ラブストーリー大賞なのか~っという印象で残念でした。
2008年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょろっと表紙につられて立ち読みして、すぐ買ってしまいました。
読みやすくって面白いとその場ですぐ思った。実際そうでした。
主役はキモメンのおっさんでなおかつ臭く汚いです。
精神がアレな人やネットの怖い人やリアルな恐い人とかも出てきます。描写を詳しく想像するとかなり痛いとこもあります…痛い話は嫌いです。
だが大変に純粋で美しい話でもある。
マンガチックなあくの強いキャラクターひとりひとりの個性が絡み合って、テンポよくお話が進んでいきます。
汚物の中から大粒のダイヤモンドの原石を見つけるがごとく、社会的に落ちこぼれと言われる連中が変わってゆく痛快さ。
本当に美しいもの、本当の価値って何だろう。
大団円の中でも、汚いものは変わらず汚くダメなものはダメです。でもそれはそれでオッケーだ。
まあ、単純に面白かったです。すごく。
読みやすくって面白いとその場ですぐ思った。実際そうでした。
主役はキモメンのおっさんでなおかつ臭く汚いです。
精神がアレな人やネットの怖い人やリアルな恐い人とかも出てきます。描写を詳しく想像するとかなり痛いとこもあります…痛い話は嫌いです。
だが大変に純粋で美しい話でもある。
マンガチックなあくの強いキャラクターひとりひとりの個性が絡み合って、テンポよくお話が進んでいきます。
汚物の中から大粒のダイヤモンドの原石を見つけるがごとく、社会的に落ちこぼれと言われる連中が変わってゆく痛快さ。
本当に美しいもの、本当の価値って何だろう。
大団円の中でも、汚いものは変わらず汚くダメなものはダメです。でもそれはそれでオッケーだ。
まあ、単純に面白かったです。すごく。
2010年11月12日に日本でレビュー済み
中学生女子が授業中に読んでいるのを取り上げて、これもなにかの御縁と思い読みました。誤字脱字が散見するのは、まぁご愛敬としても、「啓一」の視点から語られる12ページ(単行本)で、地の文とは言え「女子高の制服を着た少女」と制服であることから女子高と断定しておきながら、34ページでは当の「啓一」に、「こんな制服知らないか?女子高みたいなんだけど」という台詞を言わせる整合性のなさが場当たり的で、読んでいて辛かったです。それから、これは作者の管轄するところではありませんが、表紙の女子高校生と、作中描かれる「涼子」にはひどく隔たりがあるように思えて仕方ありませんでした。女子中女子高に長年勤めているものの実感から言えば、女子高校に通っていて髪があの長さであれば必ず結ばされる指導をされているはずですし、あれほど膝から上に指定されているセーラー服のスカートはおそらくないはずです。つまり、この電車のなかの絵が登下校のどちらかはわかりませんが、校内でないことをいいことに髪をほどいて、スカートを上げていることが伺えるのです。まぁ正直良きにつけ悪しきにつけ、読んでいて全体的に古谷実さんの漫画を読んでいるような気持ちになりました。
2007年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第2回ラブストーリー大賞受賞作品といっても愛し愛される場面はありません。チビ、デブ、ハゲで日々鬼嫁にビクついているさえない中年男が女子高生の危機を救う話です。電車の中で優しくされたことがきっかけで一途に女子高生に恋するなんてただの変態オヤジじゃないかと突っこみながら読んでいくうちにはまりました。登場人物のキャラが良い、特に鬼嫁が凄い。映画化決定とのことですが主役は大地康雄か竹中直人あたりが適役かな。ドタバタ喜劇にだけはして欲しくない作品です。
2009年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハゲデブ貧乏のダメダメ中年オヤジの初恋の話。
帯に書いてあるように、「50男の切ない気持ちにキュン」とはならなかったけれど、何度も何度も笑いました。
読みやすいし、一気にすぐ読めました。
書き下ろしの外伝はページ制限でもあったのかオチに無理が感じられてイマイチ。
でもシリーズ化してくれたら次も絶対読みたいです。
帯に書いてあるように、「50男の切ない気持ちにキュン」とはならなかったけれど、何度も何度も笑いました。
読みやすいし、一気にすぐ読めました。
書き下ろしの外伝はページ制限でもあったのかオチに無理が感じられてイマイチ。
でもシリーズ化してくれたら次も絶対読みたいです。