昨(07)年8月に亡くなった「町の哲学者」小阪修平の1984年の傑作(怪作?)が、24年の時を経てやっと文庫化。
推薦者(現在57歳)が高校生時代、「こんな本があれば助かるのに」と思っていた、古代ギリシアから1980年代までの西洋思想史の流れをギュッと圧縮した力作。
流石に文庫化に当たって上下2巻になってしまったし、最後まで読み通すには力(りき)が要るけれど(&複雑系や構造主義が根付く前なので、現代思想の流れは他の著作*に頼るしかないけれど)、「モノを考えるということ」の歴史が俯瞰(ふかん)出来ます。
*内田 樹(たつる)「街場の現代思想」など
何故「西洋思想史」? ∵我々の「論理的日本語」が西洋語の翻訳文体だから。
因みにひさうちみちおの画はちょっとグロい(笑)ので、電車の中や親の前では要注意です。
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イラスト西洋哲学史(下) (宝島社文庫) 文庫 – 2008/9/3
『イラスト西洋哲学史』の下巻は、近代哲学の祖・デカルトからカント、ヘーゲルを経てマルクス、キエルケゴールまで。現在の私たちの意識を規定している物質という観念、自己意識という観念は、すべて近代の産物である、という認識から、この哲学が体系を築いた後、なぜ破綻し現在に至っているのかを明らかにしてゆきます。スリリングな西洋哲学史の旅の果てに見えてくる光景とは?
- ISBN-104796665986
- ISBN-13978-4796665988
- 出版社宝島社
- 発売日2008/9/3
- 言語日本語
- 本の長さ286ページ
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登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2008/9/3)
- 発売日 : 2008/9/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 286ページ
- ISBN-10 : 4796665986
- ISBN-13 : 978-4796665988
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,034,899位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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