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イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7) 文庫 – 2010/1/8

3.9 5つ星のうち3.9 29個の評価

『このミス』大賞を受賞した『チーム・バチスタの栄光』が、300万部を記録。
瞬く間にシリーズ累計780万部を突破し、人気シリーズとなった田口・白鳥コンビ最新作の文庫版が登場!
『このミステリーがすごい! 2008年版』に掲載された短編「東京都二十三区内外殺人事件」をプラスした全面改稿版。

医療行政の本丸・厚生労働省で行なわれた会議に、不定愁訴外来担当の田口を招聘した厚労省の変人役人・白鳥。迷コンビ、田口・白鳥が霞ヶ関に乗り込み大暴れ!?
現代医療のさまざまな問題点を鋭く描きだすエンターテインメント。
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商品の説明

著者について

海堂 尊 (かいどう たける) プロフィール 1961年千葉県生まれ。医学博士。外科医を経て現在病理医。第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて2006年デビュー。著書に『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ジェネラル・ルージュの伝説』『イノセント・ゲリラの祝祭』(以上宝島社)、『ジーン・ワルツ』(新潮社)、『極北クレイマー』(朝日新聞出版)他、多数。『死因不明社会』(講談社)で、第3回科学ジャーナリスト賞受賞。最新刊に『トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう』(宝島社)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 宝島社 (2010/1/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/1/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 252ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4796673598
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4796673594
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1 x 15.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 29個の評価

著者について

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海堂 尊
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1961年千葉県生まれ。医学博士。

第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて2006年デビュー。

著書に『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ジェネラル・ルージュの伝説』『イノセント・ゲリラの祝祭』、医師の立場から書いた『トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう』(以上宝島社)、『極北クレイマー』(朝日新聞出版)、『マドンナ・ヴェルデ』(新潮社)他、多数。『死因不明社会』(講談社)で、第3回科学ジャーナリスト賞受賞。

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
29グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下巻に早く行きたくなる面白さです。しばらくは海堂シリーズに嵌りそうです。
2014年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
値段も安いし、本自体もきれいでした。
とても満足のいく品物でした。
2020年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
販売店の丁寧な梱包には満足。ストーリーはまあまあ疲れる内容。
2011年9月1日に日本でレビュー済み
<未熟でエゴな著者>

私は海堂作品のファンだが、この本は読んでいてイライラしました。

死因究明制度、医療と司法の関係、医療行政のあり方など、
なるほど、現代の重大テーマを扱っており、「娯楽小説」以上の
読み応えがある。そういう意味で、他の海堂作品と同じです。

ただ、前から思っていたことですが、著者は、医療をひたすら
「善」として描き、司法/警察や官僚をステレオタイプな「悪」
として描く嫌いがあります。本作品では、それがあまりにも
露骨であり、著者の未熟さとエゴが大変目立つのです。

<「痛快さ」の欺瞞>

例えば、作品中、法学部の教授の発言として、次のようなものが
あります。

 「神聖にして冒すべからず。それが法だ。法が社会制度に君臨する
  のは、法治国家だから当然だ。」

 「だが、法の絶対正義を守ることが国体の護持に・・・」

当方、法学部出身ですが、こんな思想を持っている法学者どこにも
いませんよ。

上記は、作中の人物Hが厚労省の委員会で法学部の教授と議論を
交わす場面ですが、あまりにも無茶苦茶な主張を貫く法律の教授を
医者であるHが鮮やかに論破します。

これを読んだ人は「あぁ、医者の方が正しいんだ」と感じるでしょう。
しかし、全ては、医者である著者が、自らの見解を「正しい」と
見せかけるために、およそ現実には有り得ない暴論を対置して
いるのです。これはフェアではないですね。時代劇のヒーローが、
目隠しをされた悪人たちを刀で斬り回っているかのような光景です。

もちろん、フィクションですから、著者の望むどおりの勧善懲悪で
構わないのです。ただ、あたかも現実を模したストーリーである
かのような臭わせ方をするのであれば、不適切です。最初に、
「これは架空の国の物語です」などと銘打つ必要があります。

<所詮はただの医者>

著者は「法」の分野に対して異常なほどの嫌悪感を抱いているよう
ですが、そのわりには知識は浅い。医師法21条についてももう少し
調べるべきであろうし、上記の問答中で「コモンロー」がどうの
とか言い出したときにはひっくり返りそうになりました。

法律知識に関して、アドバイザーを雇えばいいのにね。

結局、海堂尊は、医者以上でも以下でもなく、医者という立場
からの狭窄な視野に囚われたまま、自論を展開しているにすぎない
のです。それは、本作品の冒頭の「賢者」に医者を例えた
小エピソードや、「高いモラルの医療」といったフレーズからも
明らかです。なんと傲慢なことか!

本作品中のヒーロー的な立ち位置の医者のセリフに次のような
ものがあります。

 「刑法学者が医療を語れるんですか?それこそ思い上がりです。」

海堂さん、この言葉そっくりそのままあなたに捧げます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年11月23日に日本でレビュー済み
厚生労働省での会議における議論がクライマックス。
会議なんて面白いはずがない、という先入観を覆すまでの
丁々発止のやりとりに惹き込まれて、後半は特に
一気に読まされてしまいます。
田口の後輩の彦根の舌鋒が鋭く、
彼の今後の活躍にも期待してしまいます。
前半は多少辛抱しても読み進める価値があります。
まずは読んでみてください。

ちなみに途中の小ネタは
短編集『玉村警部補の災難』に書き直して採録されています。
ややとっつきにくい前半の
いいスパイスになっています。
2016年7月7日に日本でレビュー済み
なんか、厚労省の会議での理屈の押収ばっかでちょっと難しくて面白みに欠けたかも…
結局、Ai推進派がうやむやにする厚労省官僚への切込みと医療と司法の分離がメインかな。
謎の警察庁官僚の無声狂犬(サイレント・マッドドック)と呼ばれる斑鳩芳正は、「北」と呼ばれる任務、極北市民病院産婦人科医三枝久弘を逮捕したけど、姫宮も潜入してたはず…これは「極北クレイマー」の話らしいので読んでみよう!
色んな話の伏線がちりばめられているので、読み返した時に本書の面白さが増すかもしれません。
2010年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田口・白鳥シリーズ第4弾。

今回は、このコンビが霞が関でタッグを組み厚生労働省の官僚機構を相手に大活躍します。
とは言っても、下巻は二年下の悪友彦根新吾の独壇場となります。

この彦根新吾が仁王立ちで訴えかけるのは、作者が「死因不明社会」で現状を分析しせつせつと訴えかけたAiを中心とした医療システムの構築です。
その意味では、この本は「死因不明社会」の小説版と言ってもいいのかも知れません。

彦根新吾の論理は発展し、医師法第二十一条の問題にも及び、更に医療と司法の分離、「医療庁」の創立に至ります。
これらの考え方も、作者の描く理想像かも知れません。

その意味でも、この作品が作者がどうしても書かなければいられなかった物であることが解ります。
逆に言えば、そう言った作者の思いが強すぎたために、小説の出来としては「チーム・バチスタの栄光」には及びませんが、作者の思いが強く伝わってくる作品になっています。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月10日に日本でレビュー済み
ごぞんじ田口、白鳥コンビによる、
シリーズ第4弾。
東城大学医学部もいつものように登場するが、
今回は厚労省・警察等、大学の外でストーリーが展開する。

詳細は書かないが、
今回多少理屈っぽい感じもあって、
実験的な印象がある。
それ自体狙いは悪くないが、
1作、2作目と比較すると、
散漫な感じがする。

とは言えエンターテイメントとしては、
ちょっと知的でお勧め。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート