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はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話 単行本 – 2010/12/10
川口 淳一郎
(著)
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「大気再突入で燃え尽きてしまう運命であるにもかかわらず、どうして君は、これほどまでに指令に応えてくれるのか」——「小惑星探査機はやぶさ」の生みの親である川口淳一郎教授が、JAXAのホームページに寄せたはやぶさへのメッセージです。2009年11月、すべてのイオンエンジンの寿命がつき、地球帰還を目前に運用停止に追い込まれたのち、奇跡的にエンジンが復活したとき、川口教授は深い愛情と熱い想いをメッセージに込めたのです。本書はプロジェクトをゼロから進めてきた川口教授による、「はやぶさ」のすべてがわかる初めての著書です。
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2010/12/10
- 寸法13.1 x 2.1 x 18.9 cm
- ISBN-104796678913
- ISBN-13978-4796678919
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商品の説明
著者について
川口 淳一郎 (かわぐち じゅんいちろう) プロフィール
宇宙工学者、工学博士。1955年青森県生まれ。京都大学工学部機械工学科を卒業後、78年、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻に進学。83年、同博士課程を修了後、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任。88年に助教授、2000年に教授に就任。ハレー彗星探査機「さきがけ」「すいせい」、工学実験衛星「ひてん(MUSES-A)」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、「はやぶさ(MUSES-C)」では、プロジェクトマネージャーを務める。
宇宙工学者、工学博士。1955年青森県生まれ。京都大学工学部機械工学科を卒業後、78年、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻に進学。83年、同博士課程を修了後、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任。88年に助教授、2000年に教授に就任。ハレー彗星探査機「さきがけ」「すいせい」、工学実験衛星「ひてん(MUSES-A)」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、「はやぶさ(MUSES-C)」では、プロジェクトマネージャーを務める。
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2010/12/10)
- 発売日 : 2010/12/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 231ページ
- ISBN-10 : 4796678913
- ISBN-13 : 978-4796678919
- 寸法 : 13.1 x 2.1 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 162,726位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の技術力の高さや、日本人の未知の世界へ挑戦に対する勇気など感度受けました。
2022年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は、おもったとおりで満足です。
2018年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人への素晴らしい激励と感謝の念で心が厚くなりました。電車の中で読んでいて何度目の前が霞んでしまったことか。その度に眼鏡を外してハンカチで拭いました。この歴史は決して忘れません。
川口 淳一郎さん、本当に有難うございました。
川口 淳一郎さん、本当に有難うございました。
2017年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とらかくいうまえに読んで下さい。
嫌いな人は嫌いかもしれませんが、
宇宙が好きなら、楽しめるとおもいます。
嫌いな人は嫌いかもしれませんが、
宇宙が好きなら、楽しめるとおもいます。
2011年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010/6/13 感動的な帰還を果たした「はやぶさ」
あらゆる困難を乗り越え、最後には自ら大気圏への再突入で消失しながらも、
イトカワのサンプルの入ったカプセルを見事地球に届けてくれた「はやぶさ」。
そのプロジェクトの中心にあり、如何なる絶望的状況をも不撓不屈の意思で打破し、
奇跡の帰還を成し遂げた川口プロジェクトマネージャによる、初の「はやぶさ」本。
文句なしに素晴らしい内容である。
もともと川口教授の言葉には、人の心を突き動かすような不思議な力がある。
偉業を成し遂げた今となってはなおさらだ。
次々と襲い掛かる苦境に対峙して、その時々にどう考えどう行動したか。
それを語る言葉は、真実の持つ重みがある。
「自分は研究者なので、大勢の人に向かって表現するのは得意ではない」と言う川口教授。
その教授が、要請あらば毎週毎週日本各地で講演をこなす超多忙な毎日を送り、
テレビやラジオにも出演し、一方では本も執筆してまで「はやぶさ」の物語を伝えようとしているのはなぜか。
はやぶさ消失後の喪失感の中、何かできることはないか、それを自問して得た結論が
「『はやぶさ』が我々に残してくれたメッセージを、一人でも多くの人に伝えること」
だったという。
そのメッセージとはすなわち「自信と希望」「勇気ある挑戦」。
この本は、全編そのような意志の元に書かれたのである。
読む側の我々も思わず身を正してしまうような迫力が、そこにはある。
歴史に残る名著と言えるだろう。
あらゆる困難を乗り越え、最後には自ら大気圏への再突入で消失しながらも、
イトカワのサンプルの入ったカプセルを見事地球に届けてくれた「はやぶさ」。
そのプロジェクトの中心にあり、如何なる絶望的状況をも不撓不屈の意思で打破し、
奇跡の帰還を成し遂げた川口プロジェクトマネージャによる、初の「はやぶさ」本。
文句なしに素晴らしい内容である。
もともと川口教授の言葉には、人の心を突き動かすような不思議な力がある。
偉業を成し遂げた今となってはなおさらだ。
次々と襲い掛かる苦境に対峙して、その時々にどう考えどう行動したか。
それを語る言葉は、真実の持つ重みがある。
「自分は研究者なので、大勢の人に向かって表現するのは得意ではない」と言う川口教授。
その教授が、要請あらば毎週毎週日本各地で講演をこなす超多忙な毎日を送り、
テレビやラジオにも出演し、一方では本も執筆してまで「はやぶさ」の物語を伝えようとしているのはなぜか。
はやぶさ消失後の喪失感の中、何かできることはないか、それを自問して得た結論が
「『はやぶさ』が我々に残してくれたメッセージを、一人でも多くの人に伝えること」
だったという。
そのメッセージとはすなわち「自信と希望」「勇気ある挑戦」。
この本は、全編そのような意志の元に書かれたのである。
読む側の我々も思わず身を正してしまうような迫力が、そこにはある。
歴史に残る名著と言えるだろう。
2010年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨夜、ようやく読み終えることが出来ました。視覚障害者である私にとっては異例の早さでした。それだけ引き込まれる・私の心を惹きつけて止まないものが詰め込まれていたからです。
結果が分かっていても、先が読みたくて仕方が無い。そんな一冊です。
志も努力も信念も無く偶然手にした奇跡に、誰も感動など覚えません。それは、そこに、本人以外の誰にも、意義や価値が無いからではないでしょうか。
苦難に立ち向かい、リスクを覚悟の上で少ない可能性と大きなリターンのため果敢に挑戦し、(本書の言葉を借りるなら)奇跡の瞬間に立ち会う資格を与えられた人にそれが与えられて初めて、その奇跡に尊い意味や価値が生まれるのだと思います。だからこそ、『はやぶさ』の奇跡に、数多くの人々が感動を覚えたのではないでしょうか。
本書は、技術者の手による書ではありますが、報告書の類ではなく、いわば回想録のような趣です。事実の追想に交えた川口氏の心情の吐露、或いは告白、とでも申しましょうか。
いわゆる秘話の類の中には、他の書や、これまでのラジオ・TV(・DVD)でのインタビューなどで既に明かされているものも多数有りました。が、プロジェクトマネージャーとして、また一技術者として、『率直な気持ち』をこれほどまで赤裸々に述べられたのはこれが初めてではないでしょうか。
『はやぶさ』に対する気持ち、チームメンバーに寄せる気持ち、そして、科学技術の発展に賭ける気持ち。それらは、とても穏やかな言葉で綴られておりますが、そこに潜め込まれた熱さ・深さは、何方がお読みになってもひしひしと伝わってくるでしょう。川口氏と言い、的川氏と言い、技術者でありながら、まったくどうしてこれほどまでに人の胸を打つ文章が書けるのか…;或いは、それも人を統べる人の資格・要件の一つなのかも知れません。
本書の構成は、大雑把に、以下のような感じです。
・序盤:プロジェクトが立ち上がるまでの道のり
・中盤:プロジェクト発足から『はやぶさ』の旅立ち
・終盤:イトカワ到着から始まる『はやぶさ』とプロジェクトチームを襲う試練と、それを乗り越えて行く過程
そして最後に、宇宙開発を始めとする先端科学技術の発展の重要性、目先の利益の追求や目先の困難回避・苦痛解消、小さくて確実な成功への固執と言った浅慮短望への苦言、挑戦することの意義を述べ、最後の最後は、『はやぶさ』への深い深い感謝の言葉で締め括られております。
『はやぶさ』の快挙で、世間の宇宙開発(を始めとする科学技術振興)に対する見方は大きく変わりました。が、それは、数多くの運命的な奇跡に支えられた『はやぶさ』が遺してくれた、いわば奇跡のお裾分けに過ぎないと思います。今は、まだ。
この、多くの日本人の胸の裡に沸き起こった熱い想いを、決して一過性のブームに終わらせてはならない。確かなものにして次の世代に引き継ぎ、次の時代を切り開く原動力にしなければならない。そう、強く思います。
そのためにも、一人でも多くの方に、本書をお薦めしたい。多少科学・工学用語があって理科嫌いにはやや辛いかも知れませんが、決して理解出来ない・用語を調べられないほど難しくはありませんし、例え部品の名称が指すその部品の存在意味が分からなくとも、本書の主題は十二分に汲み取れる筈です。
どうか、『はやぶさ』が私たちに伝えたかったであろうことを、感じ取って戴きたい。
結果が分かっていても、先が読みたくて仕方が無い。そんな一冊です。
志も努力も信念も無く偶然手にした奇跡に、誰も感動など覚えません。それは、そこに、本人以外の誰にも、意義や価値が無いからではないでしょうか。
苦難に立ち向かい、リスクを覚悟の上で少ない可能性と大きなリターンのため果敢に挑戦し、(本書の言葉を借りるなら)奇跡の瞬間に立ち会う資格を与えられた人にそれが与えられて初めて、その奇跡に尊い意味や価値が生まれるのだと思います。だからこそ、『はやぶさ』の奇跡に、数多くの人々が感動を覚えたのではないでしょうか。
本書は、技術者の手による書ではありますが、報告書の類ではなく、いわば回想録のような趣です。事実の追想に交えた川口氏の心情の吐露、或いは告白、とでも申しましょうか。
いわゆる秘話の類の中には、他の書や、これまでのラジオ・TV(・DVD)でのインタビューなどで既に明かされているものも多数有りました。が、プロジェクトマネージャーとして、また一技術者として、『率直な気持ち』をこれほどまで赤裸々に述べられたのはこれが初めてではないでしょうか。
『はやぶさ』に対する気持ち、チームメンバーに寄せる気持ち、そして、科学技術の発展に賭ける気持ち。それらは、とても穏やかな言葉で綴られておりますが、そこに潜め込まれた熱さ・深さは、何方がお読みになってもひしひしと伝わってくるでしょう。川口氏と言い、的川氏と言い、技術者でありながら、まったくどうしてこれほどまでに人の胸を打つ文章が書けるのか…;或いは、それも人を統べる人の資格・要件の一つなのかも知れません。
本書の構成は、大雑把に、以下のような感じです。
・序盤:プロジェクトが立ち上がるまでの道のり
・中盤:プロジェクト発足から『はやぶさ』の旅立ち
・終盤:イトカワ到着から始まる『はやぶさ』とプロジェクトチームを襲う試練と、それを乗り越えて行く過程
そして最後に、宇宙開発を始めとする先端科学技術の発展の重要性、目先の利益の追求や目先の困難回避・苦痛解消、小さくて確実な成功への固執と言った浅慮短望への苦言、挑戦することの意義を述べ、最後の最後は、『はやぶさ』への深い深い感謝の言葉で締め括られております。
『はやぶさ』の快挙で、世間の宇宙開発(を始めとする科学技術振興)に対する見方は大きく変わりました。が、それは、数多くの運命的な奇跡に支えられた『はやぶさ』が遺してくれた、いわば奇跡のお裾分けに過ぎないと思います。今は、まだ。
この、多くの日本人の胸の裡に沸き起こった熱い想いを、決して一過性のブームに終わらせてはならない。確かなものにして次の世代に引き継ぎ、次の時代を切り開く原動力にしなければならない。そう、強く思います。
そのためにも、一人でも多くの方に、本書をお薦めしたい。多少科学・工学用語があって理科嫌いにはやや辛いかも知れませんが、決して理解出来ない・用語を調べられないほど難しくはありませんし、例え部品の名称が指すその部品の存在意味が分からなくとも、本書の主題は十二分に汲み取れる筈です。
どうか、『はやぶさ』が私たちに伝えたかったであろうことを、感じ取って戴きたい。
2011年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇宙研究開発における技術レベルは、NASAをはじめとする諸外国の中で常に後発であり続けた日本。
それでも(他国から見たら考えられないほど少ない)限られた予算を最大限に活かし、モノ作りの粋を集めて知恵を絞り、(一部に海外から輸入した部品があったにしろ)そのほとんどを“日本製”で作り上げた「国産機」でもって、あのNASAですら成し遂げていないことを完遂したことは、掛け値なしの賞賛に値する。
プロジェクトマネージャーとして、かの機と向き合い続けた日々を描いたこの本は、「はやぶさ」を単なる「実験機」ではない、一つの目標に向かって共に歩み、喜びも苦しみも分かち合い…最後には「我が子」同然に捉えていた、著者の想いが余すことなく綴られている。
様々な困難の中、かの「のぞみ」同様、「運用停止」の文字すらちらつく時もありながら、常に打開の道を模索し続けて活路を開いた著者をはじめとするプロジェクトスタッフの思いもさることながら、それに忠実に応え続けた「はやぶさ」には、著者が語るように「人知を超えた何か」が確かに生まれていたのだと信じずにはいられない。
大気圏突入直前、姿勢制御もままならない状態で送ってきた「地球」の画像には、「最後に故郷を見せてあげたい」という著者の想いに応えた「はやぶさ」の、無言のメッセージが込められていたに違いない。
満点の星空の下、眩い輝きを放って燃え尽きた場面は、著者でなくとも涙なしでは読めなかった。
「まほろばに 身を挺してや 宙(そら)纏う 産(うぶ)の形見に 未来必ず」
著者が詠んだこの歌には、かの機に向けた著者の…日本人ならではともいえる想いの全てが込められている。
「はやぶさ」
本当に、よくぞ還って来てくれた。
君が残してくれた希望、そして…諦めない勇気。
忘れない…絶対に。
それでも(他国から見たら考えられないほど少ない)限られた予算を最大限に活かし、モノ作りの粋を集めて知恵を絞り、(一部に海外から輸入した部品があったにしろ)そのほとんどを“日本製”で作り上げた「国産機」でもって、あのNASAですら成し遂げていないことを完遂したことは、掛け値なしの賞賛に値する。
プロジェクトマネージャーとして、かの機と向き合い続けた日々を描いたこの本は、「はやぶさ」を単なる「実験機」ではない、一つの目標に向かって共に歩み、喜びも苦しみも分かち合い…最後には「我が子」同然に捉えていた、著者の想いが余すことなく綴られている。
様々な困難の中、かの「のぞみ」同様、「運用停止」の文字すらちらつく時もありながら、常に打開の道を模索し続けて活路を開いた著者をはじめとするプロジェクトスタッフの思いもさることながら、それに忠実に応え続けた「はやぶさ」には、著者が語るように「人知を超えた何か」が確かに生まれていたのだと信じずにはいられない。
大気圏突入直前、姿勢制御もままならない状態で送ってきた「地球」の画像には、「最後に故郷を見せてあげたい」という著者の想いに応えた「はやぶさ」の、無言のメッセージが込められていたに違いない。
満点の星空の下、眩い輝きを放って燃え尽きた場面は、著者でなくとも涙なしでは読めなかった。
「まほろばに 身を挺してや 宙(そら)纏う 産(うぶ)の形見に 未来必ず」
著者が詠んだこの歌には、かの機に向けた著者の…日本人ならではともいえる想いの全てが込められている。
「はやぶさ」
本当に、よくぞ還って来てくれた。
君が残してくれた希望、そして…諦めない勇気。
忘れない…絶対に。