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当初は洋書版を予約していましたが後から発表の翻訳版を購入。
ビジュアルだけではなく読み物としても充実しているので翻訳版の購入は正解でした。
ビジュアルブックとしては非常に凝った作りになっており ページ上のイラスト・写真部分には光沢コート（ニス塗り）がされています。
（文字部分とビジュアル部分の質感が違い かなりの高級感が出ています）
また、本体の随所に付録として主人公であるローリーとマコのＩＤカードや怪獣の解剖図、イェーガーの設定図面などが貼り付けられており単なるビジュアルガイドには無い楽しさがあります。
ページ構成はギレルモ・デル・トロ監督の序文から始まりプロローグ〜ストーリーへと続きます。
以下
●キャラクター設定：キャラクターコンセプトやスーツ、衣装のデザインおよび写真 約20ページ
※付録としてＩＤカード、怪獣の解剖図が添付されています。
●怪獣コンセプトデザイン、ロボットデザインおよび絵コンテなど 40ページ弱
※付録は監督による手書きメモ、ステッカー、ロボット図面です。
●撮影風景、セットデザイン＆写真など 約40ページ
※付録は劇中に登場のプロパガンダポスターのラフスケッチ
●怪獣＆ロボのイメージイラスト、絵コンテ、怪獣の設定とビジュアルなど 約35ページ
※付録として怪獣解剖図
その他 カバーイラストと本体のデザインが異なっていたり カバー折り返しにコンセプトデザインがあったりと、とにかく隅から隅までビジュアル満載です。
最終ページには丁寧に折りたたまれたポスターも2枚付属しています。
ただ現状の難点はネタばれ要素が満載なので映画を見るまではじっくり鑑賞できないことです！自分はうかつにもチラ見してしまいました・・・・。
8/17追記
現状かなり入手が厳しいようですね。そもそも映画のアートブックなどは発行部数も発刊自体も少なく、有名作品でさえ発売されないこともあります。
海外ではかなり前に発売された「アイアンマン３」のアートブックも日本では8月の下旬にようやく発売です。（１、２は国内発売もありませんでした）
結果的には入手困難になっていますが生産数は過去のデータを参考にしていると思われますので３０００部が決して少ない数字ではないのでしょう。
加えてパシフィック・リムのアートブックは付録が多数添付（貼り付け）されているため、他のアートブックと比べコストがかかるため増刷がかけにくい構成になっています。
出版社としてもある程度は限定にしないと生産ができない状態だったと思います。
自分が回っている書店にも在庫があるところもいくつかありましたので あきらめず入手していただきたいです。
映画を見る→ 読む→ もう一度映画を見る で、再発見がいくつもありました。
8/20再追記
付録についているローリーとマコのＩＤカードにＱＲコードが印刷されています。ただのお飾りだと思っていたのですが、読み込むと特別なサイトに誘導されるようになっていました。
サイト内には「入隊テスト」「Kaijyuハザードマップ」「シャッタードーム基地案内」「訓練」などのページがあり、本同様に遊び心満点の仕掛けが満載でした。
このような仕掛けがあることはどこにも表記されていないので気がつかない方も多数いると思い追記しました。
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