アメコミを初めて見た私は感動しました。
1冊丸々フルカラーで、全てのコマがこんなにも美しく丁寧に描かれていて、1500円は安い。
アメコミってこんなに美術的なクオリティが高いのかと新しい発見をくれました。
サイボーグ009は原作を全編読み、アニメ、映画も全シリーズチェックして今に至りますが、私はこの作品のSF漫画としてのワクワク感を大事にしています。
もちろん贔屓のキャラがいたり、平和とは何かを考えさせられたり、難解な話に頭をこじらせたり…。色々とありますが、サイボーグ達のかっこよさ、団結力、ブラックゴーストに立ち向かって敵を倒す爽快感、そういった基本的な事を追えるなら、もちろん原作ありきの作品ですが満足できる1冊だと思います。
確かにこのページ数に詰め込んだため、キャラクターの本来の姿や見せ方がかなり省略されまくっているのですが、とにかく勢いがあるので私は気になりませんでした。ちょっと寂しい気もしますが原作の深さや素晴らしさは原作を知るからこそで、派生作品に原作を超える何かを期待しません。
もうとにかくこちらは画面構成、色使い、コマ割りが素晴らしい。アメコミ特有の顔立ちと筋肉に慣れればとにかくカッコいいです。続編が出たら必ず買います。
こういった新しい形で何度も生まれ変わるサイボーグ達を見ると、009は永遠の傑作だと改めて思い知ります。009をもっと好きになりました。
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サイボーグ009 USAエディション (ShoPro Books) 単行本(ソフトカバー) – 2013/7/19
「目ヲ覚マスノダ、ゼロ・ゼロ・ナイン……」。心の中に響く声で目覚めた島村ジョー(009)は、“死の商人"黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)の手によってサイボーグへと変えられてしまったことを知る。同じ境遇の仲間たち“ゼロゼロナンバーズ"と力を合わせ、敵の基地からの脱出を果たしたジョー。だが、それは苛烈なる戦いの序章でしかなかった……! 原作『サイボーグ009』の「誕生編」をベースに、新たなる視点、新たなるストーリーで描かれるファン待望のプロジェクト。日米同時発売決定!!
- 本の長さ120ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館集英社プロダクション
- 発売日2013/7/19
- ISBN-104796871586
- ISBN-13978-4796871587
商品の説明
出版社からのコメント
あの『サイボーグ009』が、アメリカン・コミックスとなって再誕! 日本マンガ界を代表する巨匠、石ノ森章太郎先生が描いた不朽の名作『サイボーグ009』が、いまアメコミとなって甦る! 新たなる視点で綴られた“ゼロゼロナンバーズ"の戦いを見逃すな!!
著者について
●F.J.デサント[脚本]…プロデューサー、ライターであり、映画やドキュメンタリーも手掛けるクリエイター。DCコミックス、Archaia、ムーンストーン、ルーカスフィルム等で活躍している。 ●ブラッドリー・クランプ[脚本]…ロサンゼルス在住のライター、プロデューサー。『ガタカ』『トゥルーマン・ショー』『ロード・オブ・ウォー』等の映画作品にクレジットされている。 ●マーカス・トゥ[画]…カナダ出身のアーティスト、イラストレーター。2004年にアメリカのコミック業界でデビューした。『レッドロビン』『ハントレス』『フラッシュ』等の作品を手掛ける。
登録情報
- 出版社 : 小学館集英社プロダクション (2013/7/19)
- 発売日 : 2013/7/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 120ページ
- ISBN-10 : 4796871586
- ISBN-13 : 978-4796871587
- Amazon 売れ筋ランキング: - 931,360位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 371,700位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年7月26日に日本でレビュー済み
009はリメイクアニメを0010と戦うまで見た程度です。
もともとアメコミは好きでたまに買って読んでるんですがそれでもこの表紙には
結構危険な気配を感じました。
でも読み終わってみたところ、いい出来だとは言いませんがこのページ数で
やれるだけはやろうとしてくれたんじゃないかとは思います。
いい点
・絵がアメコミ的でかっこいい
・009が完全にアメコミの決まりきった感じの分かりやすいストーリーに
仕立てられていて読みやすい。
悪い点
・短い。短すぎて内容詰め過ぎ状態にさえ出来てない。
・心理描写が薄い
いい点は完全に私の好みですね。日本の昔のキャラがアメコミのわりとリアルな
絵で描かれてることへの感動が、私のこの本への満足度の大部分を占めてます。
しかもこの絵は多分日本向けに薄めてあるか、日本人にも読みやすそうな絵師を
わざわざ選んでくれていると思われます。
そしてサイボーグ達が冒頭でいきなりアメコミヒーローばりの集団ポーズ決めてる
絵はなかなか笑えます。
悪い点はまあ書き出すときりがないんで絞りましたが、にわかファンの俺ですら
記憶に残ってる0010の戦いの後のあの物悲しさがたった一コマ触れられた
だけで終わってますw
まあそういう大事なシーンさえ絞らないといけないほど短いというのが最大の
問題ですね。
総合すると、この本を買うかどうかは内容にあまり期待せず海外にも009のファンが
いるんだなとか絵がいいなとかそういうことに対して1500円近く払えるほど懐に
余裕があるかどうかにかかってます。
もともとアメコミは好きでたまに買って読んでるんですがそれでもこの表紙には
結構危険な気配を感じました。
でも読み終わってみたところ、いい出来だとは言いませんがこのページ数で
やれるだけはやろうとしてくれたんじゃないかとは思います。
いい点
・絵がアメコミ的でかっこいい
・009が完全にアメコミの決まりきった感じの分かりやすいストーリーに
仕立てられていて読みやすい。
悪い点
・短い。短すぎて内容詰め過ぎ状態にさえ出来てない。
・心理描写が薄い
いい点は完全に私の好みですね。日本の昔のキャラがアメコミのわりとリアルな
絵で描かれてることへの感動が、私のこの本への満足度の大部分を占めてます。
しかもこの絵は多分日本向けに薄めてあるか、日本人にも読みやすそうな絵師を
わざわざ選んでくれていると思われます。
そしてサイボーグ達が冒頭でいきなりアメコミヒーローばりの集団ポーズ決めてる
絵はなかなか笑えます。
悪い点はまあ書き出すときりがないんで絞りましたが、にわかファンの俺ですら
記憶に残ってる0010の戦いの後のあの物悲しさがたった一コマ触れられた
だけで終わってますw
まあそういう大事なシーンさえ絞らないといけないほど短いというのが最大の
問題ですね。
総合すると、この本を買うかどうかは内容にあまり期待せず海外にも009のファンが
いるんだなとか絵がいいなとかそういうことに対して1500円近く払えるほど懐に
余裕があるかどうかにかかってます。
2018年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな009シリーズをアメコミで読む日がこようとは。
アメコミはオールカラーで本が薄いと話には聞いていましたが、アメリカ人の感性では、こうなるんですね。
これもまた良し。
アメコミはオールカラーで本が薄いと話には聞いていましたが、アメリカ人の感性では、こうなるんですね。
これもまた良し。
2013年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
石森章太郎の傑作シリーズ『サイボーグ009』の米国版現代風リメイク。
基本設定は踏襲しつつも、各キャラの能力・オリジン等に手を加えられている。
個人的には003に追加された能力とその使い方に唸る。
ストーリー的には残念ながらダイジェスト感が強く、漫画原作の劇場版アニメを90分程度でまとめられたような感覚。
あのキャラはあんな扱いでいいのか・そこはそんな助かり方でいいのか等、
ツッコみたくなる点も多いが、其処此処に盛り込まれた原作名シーン再現は見所あり。
米国では『RED ROBIN』『FLASH』等を手がけるマーカス・トゥのアートは
『アメコミ』というワードから連想されがちなムキムキマッチョなイメージとは異なり、
美少年から美少女、アクションシーンを含め、どこか爽やかなカッコよさが光り、リメイクされたキャラ造形によく映える。
002の鼻の自己主張が大人しくなっているのはやや残念ではありますが。
次回作では今回あまりスポットが当たらなかった他メンバーの活躍も見たくなる一冊です。
基本設定は踏襲しつつも、各キャラの能力・オリジン等に手を加えられている。
個人的には003に追加された能力とその使い方に唸る。
ストーリー的には残念ながらダイジェスト感が強く、漫画原作の劇場版アニメを90分程度でまとめられたような感覚。
あのキャラはあんな扱いでいいのか・そこはそんな助かり方でいいのか等、
ツッコみたくなる点も多いが、其処此処に盛り込まれた原作名シーン再現は見所あり。
米国では『RED ROBIN』『FLASH』等を手がけるマーカス・トゥのアートは
『アメコミ』というワードから連想されがちなムキムキマッチョなイメージとは異なり、
美少年から美少女、アクションシーンを含め、どこか爽やかなカッコよさが光り、リメイクされたキャラ造形によく映える。
002の鼻の自己主張が大人しくなっているのはやや残念ではありますが。
次回作では今回あまりスポットが当たらなかった他メンバーの活躍も見たくなる一冊です。
2013年7月26日に日本でレビュー済み
009まさかのアメコミ化。
現実であればコスプレにしか見えないヒーローが活躍するスパイダーマンやバットマンなどの
アメコミに、009もあまり違和感なく描かれています。
話は原作の002と009の例の有名なシーンまでを描いており、アメコミ特有のテンポでサクサクと
読むことができます。
問題は原作を知っているものからすれば、相当話を省いていることでしょうか。
ヨミ編のキャラや設定も丸々カット。
いや、それ自体はしょうがないと思うのですが、そのせいで敵味方含め各キャラの人物描写も減り、
薄っぺらい印象になっています。それを挙げてたらきりがないのでしませんが。
ただ一つだけ、悲しい過去を持ちファンの中でも人気のある004が、
サイボーグ戦士の中で一番目立ってないのは残念。
文句も言いましたが、アメコミとして全くの別作品として生まれ変わったと思えば、悪くない作品だと思います。
アメコミの入り口としても悪くないのかも。
アメコミを読んだことない人からすれば、1コマ1コマが気合の入ったカラーイラストのように
描かれているのはきっと新鮮に映ると思います。
そしてこんなこと言ったら身も蓋もないのですが、内容うんぬんということ以上に、
単純に009がアメコミになったということだけで驚きであり、
ファンはコレクター用アイテムとしてとして1冊持っておきたい・・・という感じですかね。
そんなに高価でもないですし(笑)。
現実であればコスプレにしか見えないヒーローが活躍するスパイダーマンやバットマンなどの
アメコミに、009もあまり違和感なく描かれています。
話は原作の002と009の例の有名なシーンまでを描いており、アメコミ特有のテンポでサクサクと
読むことができます。
問題は原作を知っているものからすれば、相当話を省いていることでしょうか。
ヨミ編のキャラや設定も丸々カット。
いや、それ自体はしょうがないと思うのですが、そのせいで敵味方含め各キャラの人物描写も減り、
薄っぺらい印象になっています。それを挙げてたらきりがないのでしませんが。
ただ一つだけ、悲しい過去を持ちファンの中でも人気のある004が、
サイボーグ戦士の中で一番目立ってないのは残念。
文句も言いましたが、アメコミとして全くの別作品として生まれ変わったと思えば、悪くない作品だと思います。
アメコミの入り口としても悪くないのかも。
アメコミを読んだことない人からすれば、1コマ1コマが気合の入ったカラーイラストのように
描かれているのはきっと新鮮に映ると思います。
そしてこんなこと言ったら身も蓋もないのですが、内容うんぬんということ以上に、
単純に009がアメコミになったということだけで驚きであり、
ファンはコレクター用アイテムとしてとして1冊持っておきたい・・・という感じですかね。
そんなに高価でもないですし(笑)。
2022年1月8日に日本でレビュー済み
009がアメコミになってしまった!
オリジナルを初め、TVアニメや劇場版映画などなどを知っている者からすると、そこまでやるのかという感がなきにしもあらずだが、読んでみたら結構いけるではないかとも思った。
当然と言えば当然なのだけれど絵はまったくアメコミになってしまっているけれど、ストーリーはできるだけオリジナルを踏襲しようとしたのだろう。もちろん長大なストーリーやエピソードを全部盛り込めるはずはなく、部分部分をチョイスしているのだけれど、それがあまり無理なく繋がっていたように思える。むしろオリジナルを知っていると、いわゆる「誕生編」や「地下帝国ヨミ編」などをうまくなぞってひとまとまりにしているのがわかるので、そうかこんな描き方をするんだという楽しみ方ができる。
そうやって見ると、案外このアメコミ版009というのも悪くないと思えてくる。
これは、日本側がただキャラクターを提供したというだけでなく、編集等にも関わったということなのだろう。ただし、ここまでオリジナルを踏襲していると日本人以外にどのように受け止められるのだろう?
まあ良いのか、こんな009もできますよというのを日本人が楽しむということで。
オリジナルを初め、TVアニメや劇場版映画などなどを知っている者からすると、そこまでやるのかという感がなきにしもあらずだが、読んでみたら結構いけるではないかとも思った。
当然と言えば当然なのだけれど絵はまったくアメコミになってしまっているけれど、ストーリーはできるだけオリジナルを踏襲しようとしたのだろう。もちろん長大なストーリーやエピソードを全部盛り込めるはずはなく、部分部分をチョイスしているのだけれど、それがあまり無理なく繋がっていたように思える。むしろオリジナルを知っていると、いわゆる「誕生編」や「地下帝国ヨミ編」などをうまくなぞってひとまとまりにしているのがわかるので、そうかこんな描き方をするんだという楽しみ方ができる。
そうやって見ると、案外このアメコミ版009というのも悪くないと思えてくる。
これは、日本側がただキャラクターを提供したというだけでなく、編集等にも関わったということなのだろう。ただし、ここまでオリジナルを踏襲していると日本人以外にどのように受け止められるのだろう?
まあ良いのか、こんな009もできますよというのを日本人が楽しむということで。
2013年9月28日に日本でレビュー済み
日本が誇る巨匠石ノ森章太郎の名作コミック『サイボーグ009』が、アメコミとなってリメイクされました。
記念すべき第一巻は、日米同時発売と並々ならぬ力の入れようです。
ストーリーは原作の「誕生編」をベースに、独自の世界観で再構築されており、これはこれで別の趣があります。
キャラデザもアメコミ特有の細マッチョにリモデルされ、男性陣が総じてイケメンになっているのには驚きました。
ただし、女性キャラもアメコミ調の濃いキャラデザなので、日本で言うところの「萌え」とは無縁です。
そのため、003に過度の期待は禁物です。
それぞれに異なる能力を持ったヒーロー達が、チームを組んで戦うという点では、『ジャスティスリーグ』や『アベンジャーズ』『X−MEN』にも通じるところがあるので、アメリカでも高評価が期待出来そうです。
日本では敬遠されがちなアメコミですが、(元が日本の作品ですし)先入観度外視で楽しめる一作だと思います。
記念すべき第一巻は、日米同時発売と並々ならぬ力の入れようです。
ストーリーは原作の「誕生編」をベースに、独自の世界観で再構築されており、これはこれで別の趣があります。
キャラデザもアメコミ特有の細マッチョにリモデルされ、男性陣が総じてイケメンになっているのには驚きました。
ただし、女性キャラもアメコミ調の濃いキャラデザなので、日本で言うところの「萌え」とは無縁です。
そのため、003に過度の期待は禁物です。
それぞれに異なる能力を持ったヒーロー達が、チームを組んで戦うという点では、『ジャスティスリーグ』や『アベンジャーズ』『X−MEN』にも通じるところがあるので、アメリカでも高評価が期待出来そうです。
日本では敬遠されがちなアメコミですが、(元が日本の作品ですし)先入観度外視で楽しめる一作だと思います。
2013年7月22日に日本でレビュー済み
百数十頁でオチを付けないといけない縛りからか詰め込み過ぎです
原作漫画から借りてきた部分が数多くありますが活かされてはいません
アメリカ人がこれを見て面白かったか甚だ疑問です
1470円という低価格を考慮しても手放しでは勧められません
原作漫画から借りてきた部分が数多くありますが活かされてはいません
アメリカ人がこれを見て面白かったか甚だ疑問です
1470円という低価格を考慮しても手放しでは勧められません