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国境を越えた医師―Mountains Beyond Mountains 単行本 – 2004/4/27
「貧しい人たちが貧しさのなかで、先進国では当然と思われている技術や物資が手に入らずに死んでいく…」
ハイチ、ペルー、キューバ、ロシア、常識・因習にとらわれない一人の医師が世界を治療しようと駆け回った。
米国で発売後、2週間で「ニューヨークタイムズ・ベストセラー」(ハードカバー・ノンフィクション部門)14位にランクイン。
全米各誌の書評でも高い評価を受けた第一級ノンフィクション。
ハーバード大教授・医師/人類学者のポール・ファーマーは、想像を絶する貧困と劣悪な医療環境に悩むハイチに診療所を開設し、ただ一人、“恵まれぬ人々の治療”を始める。 やがて、賛同者を得て、全世界で毎年6百万の人々が死ぬという“ATM”(エイズ、結核、マラリア)に立ち向かう。
トレーシー・キダーは、入念な取材と対象への密着によって、主人公であるアメリカ人医師の姿を描ききっている。読み始めたら閉じることのできない本だ。
ハイチ、ペルー、キューバ、ロシア、常識・因習にとらわれない一人の医師が世界を治療しようと駆け回った。
米国で発売後、2週間で「ニューヨークタイムズ・ベストセラー」(ハードカバー・ノンフィクション部門)14位にランクイン。
全米各誌の書評でも高い評価を受けた第一級ノンフィクション。
ハーバード大教授・医師/人類学者のポール・ファーマーは、想像を絶する貧困と劣悪な医療環境に悩むハイチに診療所を開設し、ただ一人、“恵まれぬ人々の治療”を始める。 やがて、賛同者を得て、全世界で毎年6百万の人々が死ぬという“ATM”(エイズ、結核、マラリア)に立ち向かう。
トレーシー・キダーは、入念な取材と対象への密着によって、主人公であるアメリカ人医師の姿を描ききっている。読み始めたら閉じることのできない本だ。
- 本の長さ439ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館プロダクション
- 発売日2004/4/27
- ISBN-104796880143
- ISBN-13978-4796880145
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
貧困と劣悪な医療環境に悩む中米ハイチに診療所を開設した医師ポール・ファーマー。人類の前に立ちふさがる感染症に対する戦いは、やがて世界の医療体制へと広がってゆき…。21世紀のシュヴァイツァーを描くドキュメント。
著者について
「ピューリッツアー賞」「ナショナル・ブック・アワード」「ロバート・F・ケネディ賞」を受賞。
著書に「超マシン誕生」(ダイヤモンド社)「House」「Old Freiends」「Among School Children」など。
著書に「超マシン誕生」(ダイヤモンド社)「House」「Old Freiends」「Among School Children」など。
登録情報
- 出版社 : 小学館プロダクション (2004/4/27)
- 発売日 : 2004/4/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 439ページ
- ISBN-10 : 4796880143
- ISBN-13 : 978-4796880145
- Amazon 売れ筋ランキング: - 236,524位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時がたってますし日本ではベストセラーというほど売れていはいない本なので不安でしたが凄く良い状態でした
2007年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピュリッツァー賞作家トレーシー・キダーが記した医師ポール・ファーマーの活動記録、ドキュメンタリーです。
正に山また山を越えて活動するファーマーのヴァイタリティーは常人の想像を超えており、
加えてその内面にまで迫るキダーの描写は読み応えがあります。
翻訳本独特の読みにくさは、あまり感じることもなく、こなれた訳に好感が持てました。
ハイチ・ボストン・ペルー・ロシアと世界をまたに掛けて、登場人物は多く、当然カタカナなので、
1-2日で一気に読むのでないのなら「人物相関図」を作っておかなくてはなりません(笑)
ファーマーのモチベーションの源泉にまで、飽くまで迫ろうとするキダーのスタンスは米国で本書がベストセラーになった理由だと思います。
本書を読み終えて、私自身、多大なる示唆を得ましたが、読後に世界の見方が変わる一冊になるでしょう。
正に山また山を越えて活動するファーマーのヴァイタリティーは常人の想像を超えており、
加えてその内面にまで迫るキダーの描写は読み応えがあります。
翻訳本独特の読みにくさは、あまり感じることもなく、こなれた訳に好感が持てました。
ハイチ・ボストン・ペルー・ロシアと世界をまたに掛けて、登場人物は多く、当然カタカナなので、
1-2日で一気に読むのでないのなら「人物相関図」を作っておかなくてはなりません(笑)
ファーマーのモチベーションの源泉にまで、飽くまで迫ろうとするキダーのスタンスは米国で本書がベストセラーになった理由だと思います。
本書を読み終えて、私自身、多大なる示唆を得ましたが、読後に世界の見方が変わる一冊になるでしょう。
2012年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トレーシー・ギダーの本を読んでみようと思って、何気なく買ってみたが、読み出したらおもしろくて止まらなかった。
ポール・ファーマーの行動力には脱帽する。また、トレーシー・ギダーのポール・ファーマーに対するスタンスが、のめり込んでいなくて、
非常にうまい。さすがピュリッツァー賞作家。何か行動を起こしたい気にさせる本。翻訳もとても読みやすい。
ポール・ファーマーの行動力には脱帽する。また、トレーシー・ギダーのポール・ファーマーに対するスタンスが、のめり込んでいなくて、
非常にうまい。さすがピュリッツァー賞作家。何か行動を起こしたい気にさせる本。翻訳もとても読みやすい。
2019年3月18日に日本でレビュー済み
・心が洗われた。ピュリッツァー賞を受賞したことのある著者が「現代のシュバイツァー」ポール・ファーマーに密着取材しながら書き上げたのが本書だ。2003年の発売と同時にアメリカでベストセラーになった。読みやすく一気に読ませてもらった。そして、心が洗われた。
・超富裕国アメリカの隣国カリブ海のハイチでは、ほとんどの国民が極貧に苦しみ、医療の恩恵を受けられずにバタバタと死んでいる。医師P・ファーマーはハーバード大学教授でありながら、半分は現地に暮らし貧者の医療に30年以上も取り組んでいるのだ。
・P・ファーマーの活動が徐々に理解されるにつれ、無償や薄給で協力する人が増え、資金援助も個人から企業、さらにソロス財団などへと拡がっていく様は、アメリカという国の懐の深さというか、P・ファーマーに共鳴する人たちの層の厚さを伺わせ、アメリカ国民のwarm heartがstill健在であることを物語る。「金持ちが人生の勝者」的な資本主義的価値観だけではなく、博愛的価値観が現代アメリカにかくも堅固にあることに希望を感じる。しかも、本書がアメリカでベストセラーになる程注目されたのだ。実に嬉しい、素晴らしいことだ。
・2003年の本書刊行後に、P・ファーマー自身の手になる「権力の病理」が出版された。併せ読むことをお勧めしたい。
・超富裕国アメリカの隣国カリブ海のハイチでは、ほとんどの国民が極貧に苦しみ、医療の恩恵を受けられずにバタバタと死んでいる。医師P・ファーマーはハーバード大学教授でありながら、半分は現地に暮らし貧者の医療に30年以上も取り組んでいるのだ。
・P・ファーマーの活動が徐々に理解されるにつれ、無償や薄給で協力する人が増え、資金援助も個人から企業、さらにソロス財団などへと拡がっていく様は、アメリカという国の懐の深さというか、P・ファーマーに共鳴する人たちの層の厚さを伺わせ、アメリカ国民のwarm heartがstill健在であることを物語る。「金持ちが人生の勝者」的な資本主義的価値観だけではなく、博愛的価値観が現代アメリカにかくも堅固にあることに希望を感じる。しかも、本書がアメリカでベストセラーになる程注目されたのだ。実に嬉しい、素晴らしいことだ。
・2003年の本書刊行後に、P・ファーマー自身の手になる「権力の病理」が出版された。併せ読むことをお勧めしたい。