~UMLの適用範囲が、業務分析にまで拡がってきたことを、書名に掲げることで知らしめた功績は認めます。が、UMLの基本的なルールを理解しておらず、書かれている図も、構造化手法でのER図とフローチャートと本質的には変わらず。では、いったいなぜUMLを使うのか?そのことで、従来手法と何が変わるのか?という、本質的なことが全く抜け落ちています。これは、「は~~じめての~」だから抜けていいということではなく、「はじめて~」だからこそ、しっかりと認識すべきことのはず。書店で購入しましたが、正直残念です。
でも、冒頭に述べたように、書名の効果をみて、星は2つ。~
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コンサルタントになる人のはじめての業務分析 単行本 – 2004/7/1
窪田 寛之
(著)
「システム開発における上流工程」といったイメージが強い業務分析ですが、この技術が役立つのはステム開発の現場ばかりとは限りません。本書では、業務分析の基礎からUMLを使った本格的な分析まで、具体的な例とともにわかりやすく説明しています。
- 本の長さ323ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2004/7/1
- ISBN-104797324058
- ISBN-13978-4797324051
商品の説明
出版社からのコメント
業務分析を行なう理由は、現在の業務を誰が見てもわかるように整理し、問題点を見つけることにあります。現在の業務の把握もなしに、業務を改善できるといったことはあり得ません。不足分を発注するには棚卸しが必要であるように、改善点を洗い出すには現状の確認が必要なのです。 本書の目標は、業務分析を行なうために一般的に使われるようになってきた「コンポーネントモデリング」という手法を、できるだけわかりやすく解説することです。業務とは?分析とは?といった基本的な疑問から、ヒアリングのコツ、UMLを使ったモデリング図の作成の手順までを、イラストと実例を使って解説します。従来、専門家だけのためのものだと考えられていたこの手法を身につければ、効率的に業務の改善を進めることができるようになるでしょう。
内容(「MARC」データベースより)
システム化、IT化だけでなく、あらゆる業務改善活動の基礎となる「業務分析」。その基礎からUMLを使った本格的な分析まで、豊富なサンプルを通してわかりやすく解説。業務分析入門の決定版。
登録情報
- 出版社 : ソフトバンククリエイティブ (2004/7/1)
- 発売日 : 2004/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 323ページ
- ISBN-10 : 4797324058
- ISBN-13 : 978-4797324051
- Amazon 売れ筋ランキング: - 585,956位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- - 38,835位投資・金融・会社経営 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年11月10日に日本でレビュー済み
2012年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
業務分析の進め方が、農園の例を使ってとても具体的に書かれています。全く知見がない分野でしたが、これを読みながら基本的な業務分析手法を理解でき、ある程度自分でもできるという自信をつけることができました。
2010年2月9日に日本でレビュー済み
読み進むうちに、なんだか違うんじゃないかと思ってきたら、それはぼくの勉強不足なのだった。
オブジェクト指向プログラミングという言葉は聞いたことがあるが、その発展形のようなもの(門外漢なので、的外れかも)にUMLという手法があるそうだ。
キモは図式化する事らしいのだが、プログラム開発やシステム開発で注目されているこのUMLを業務分析に活用しようという趣旨がこの本なのだった。
道理で。
業務分析というよりUMLでの記述方法の説明ばかりなのだ。
その目的と意義は、今となっては理解できるのだけれど、だったら書名を何とかしてほしかった!
オブジェクト指向プログラミングという言葉は聞いたことがあるが、その発展形のようなもの(門外漢なので、的外れかも)にUMLという手法があるそうだ。
キモは図式化する事らしいのだが、プログラム開発やシステム開発で注目されているこのUMLを業務分析に活用しようという趣旨がこの本なのだった。
道理で。
業務分析というよりUMLでの記述方法の説明ばかりなのだ。
その目的と意義は、今となっては理解できるのだけれど、だったら書名を何とかしてほしかった!
2008年2月10日に日本でレビュー済み
システム開発に約15年携わっていますが、業務システムに関わる人が、UMLを使いながら上流の設計をする際の基礎知識を手っ取り早く押さえるのには最適の本です。本格的に使うためには、これを起点として専門書に進めばよいでしょう。
2004年8月27日に日本でレビュー済み
『コンサルタントになる人のはじめての業務分析』
とういタイトルであるが、コンサルタントになろうという人ばかりではなく、
現在ある業務をシステム化しようとしているSEやプロジェクトリーダーにも役に立つ
本である。
業務分析を形ある成果として出すためにモデリングを行うのだが、この書ではUML
を用いている。UMLを用いているので要求定義段階でのUMLの有効的な使い方も
併せて学べる。
全般的に3色刷りで読みやすいように工夫されているし、各所に「CheckPoint」が
あり、読者にとっても要点をまとめやすく、わかりやすくなっている。
とういタイトルであるが、コンサルタントになろうという人ばかりではなく、
現在ある業務をシステム化しようとしているSEやプロジェクトリーダーにも役に立つ
本である。
業務分析を形ある成果として出すためにモデリングを行うのだが、この書ではUML
を用いている。UMLを用いているので要求定義段階でのUMLの有効的な使い方も
併せて学べる。
全般的に3色刷りで読みやすいように工夫されているし、各所に「CheckPoint」が
あり、読者にとっても要点をまとめやすく、わかりやすくなっている。
2005年7月29日に日本でレビュー済み
非常に分かりやすく書かれてます。
私の経験ですが、UMLはすべてのダイヤグラムを使わないといけない訳ではないので、ユースケース、クラス図、シーケンス図しか使ってなく、小規模な開発でしたのでそれ以外使う気もありませんでした。
ですが実際に実務で経験してみると要求収集でお客様にインタビューをした後でユースケースまで落とせないのに気がつきます。業務フローの理解ができていない、要求に抜けがある、設計までつなげられないなど散々でした。
この本ではユースケースを書く前に業務フローを把握するのにアクティビティ図を使っています。初めてアクティビティ図を見たときはフローチャートを拡張した程度のものとしか思えませんでしたが、この本を読んでから再評価し重要性に気づくことができました。
入門書で内容は濃くないですが、気づかされる部分が多くあります。
私の経験ですが、UMLはすべてのダイヤグラムを使わないといけない訳ではないので、ユースケース、クラス図、シーケンス図しか使ってなく、小規模な開発でしたのでそれ以外使う気もありませんでした。
ですが実際に実務で経験してみると要求収集でお客様にインタビューをした後でユースケースまで落とせないのに気がつきます。業務フローの理解ができていない、要求に抜けがある、設計までつなげられないなど散々でした。
この本ではユースケースを書く前に業務フローを把握するのにアクティビティ図を使っています。初めてアクティビティ図を見たときはフローチャートを拡張した程度のものとしか思えませんでしたが、この本を読んでから再評価し重要性に気づくことができました。
入門書で内容は濃くないですが、気づかされる部分が多くあります。
2004年8月1日に日本でレビュー済み
業務分析って何?から始まり、アクティビティ図、ユースケース、クラス図と作っていく過程が、まず説明されています。
次に、「通信販売」を例題に、詳しく解説しないがら、上記工程を実践しています。後は、病院の外来、自動車販売業などの、各種モデルとその説明からなります。
丁寧に説明してあります。また、UMLの簡単な説明もあり、業務分析やUMLに関する知識がなくても、十分OKです。
逆に経験のある人には、少し「物足りない」かもです。
次に、「通信販売」を例題に、詳しく解説しないがら、上記工程を実践しています。後は、病院の外来、自動車販売業などの、各種モデルとその説明からなります。
丁寧に説明してあります。また、UMLの簡単な説明もあり、業務分析やUMLに関する知識がなくても、十分OKです。
逆に経験のある人には、少し「物足りない」かもです。
2004年12月16日に日本でレビュー済み
UMLの記載方法を学びながら、業務分析の手順を学べる本です。モデリングのサンプルを確認しながら読み進められるので、分かり易い構成になっています。ただし、あくまでも入門書なので、手始めに読んでみてはどうでしょうか。