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ダンジョンズ&ドリーマーズ 単行本 – 2003/12/21
「ウルティマ」シリーズで、過去20年間にわたりゲーム業界に影響を与え続けるリチャード・ギャリオット。「DOOM」「QUAKE」でオンラインゲームを社会現象までにしたイド・ソフトウェアの開発者たち。彼らはどのような人間で、いかにして社会に多大な影響を与えたゲームを作り上げたのか。その背景には常に「コミュニティ」の存在があった。
そして、かつてはテーブルトークゲームを中心として地域的に形成されていたゲームコミュニティも、それ自体が生み出したコンピュータゲームとネットワークの発展によって性格を変えてゆく。
Ultimaシリーズのギャリオット、DOOM/QUAKEのカーマックとロメロ。彼らはどのような人間で、いかにして大ヒットゲームを作り上げたのか。そして、ゲームが米国社会に巻き起こす数々の現象や事件とは。本人や関係者の証言で明かされる情熱のドキュメンタリー。
- 本の長さ395ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2003/12/21
- ISBN-104797324880
- ISBN-13978-4797324884
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商品の説明
商品説明
本書は、画期的な“テーブルトークロールプレイングゲーム”であった「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の誕生を皮切りに、さまざまなエポックを織り込みながらドラマティックに展開する。ゲームに魅せられた青年が純粋な好奇心から始めたことがやがて大きなビジネスとなり、成功、挫折、変遷が訪れる様子は、ちょっとした青春物語のようでおもしろい。さらに、ネットワークを通じて“普通の人々”がつながり、多数のコミュニティを作りはじめるくだりなどは、革命の一部始終を見るようでスリリング。そこで起こったことは、道徳的な観点から言えば必ずしも「良い」ことばかりではないが、21世紀のコミュニケーションのありようを確かに予見させる。
そして2003年、多くの人々がオンラインゲームでチームを作って怪物と戦い、酒場で親交を深めている。スポーツさながらに、プロゲーマーのリーグを作ろうという動きもある。「ゲームはしょせん仮想世界」なんて言葉は、そう遠くないうちに陳腐なものとなるだろう。そこに至るまでの経緯がこうしてまとめられる価値は、確かにある。(安川正吾)
内容(「MARC」データベースより)
著者について
デジタルエンターテイメントに関する専門家として、ロンドン、サンフランシスコ、ニューヨークを中心に活動する。Wired Newsでビデオゲーム、映画、音楽業界に関する記事を担当しているほか、「The Hollywood Reporter」「Hits Magazine」「Businews 20.0」「Variety's eV」「MP3 Magazine」といった雑誌にも寄稿している。テレビ、ラジオなどへの出演も多数。
ジョン・ボーランド John Borland
News.comのシニア・ライターとして、映画、音楽、ビデオゲームといったデジタルエンターテイメント分野を担当。「Fortune Magazine」「New York Post」「San Francisco Examiner」「New York Times Online」といった媒体にも執筆しているほか、CBSイブニングニュースといったテレビ/ラジオ番組にも解説者として出演もしている。
平松 徹 ひらまつ とおる
大阪外国語大学卒業。海外のソフトウェアやマニュアルの日本語化に従事したのち、出版社勤務を経てフリーの翻訳者に転身。現在は書籍や雑誌記事、Webサイトの翻訳を中心に活動中。シューティングゲームのファンでもあり、「Return to Castle Wolfenstein」のサーバーを運営している(連絡先はoldnick@eelpie.net)。一児の父。
登録情報
- 出版社 : ソフトバンククリエイティブ (2003/12/21)
- 発売日 : 2003/12/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 395ページ
- ISBN-10 : 4797324880
- ISBN-13 : 978-4797324884
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,000,472位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,987位ゲーム攻略本
- カスタマーレビュー:
著者について
大阪外国語大学外国語学部ドイツ語学科出身。専攻はドイツ語と異文化コミュニケーション。音楽ソフトウェア輸入販売会社にてユーザーマニュアルやソフトウェアのローカライズ、出版社にて翻訳書籍の編集を経験したのちフリーの翻訳者に転身。『ダンジョンズ&ドリーマーズ(第2版)』をAmazonペーパーバック版、Kindle版で発売中。
eelpie studio
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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今の言葉(2022)で言えば、陰キャのマインドフルネスです。
これからの人には必要ない、じじいだけが読みたい回顧録です。
ただ、どんな偉大なゲームをプレイする人も、世界に名だたるゲームを作る人も、一人の「人間」だ、
ということがわかる、そんな本です。
テクノロジーに流されるな、若者よ。
いかにして、その価値を広げていったかが、
開発者のリアルな言葉で綴られています。
上記のゲームをプレイしたことがある人ならば、
リチャード・ギャリオット、ジョン・カーマック、ジョン・ロメロ。
彼らの名前くらいは聞いたことあると思います。
彼らの幼き日の経験からゲームが生まれるまで、
そして、プレイヤーによって輪を広げていく様子が、
描かれています。
ほかにも「シムシティー」「シムピープル(シムズ)」
を創ったウィル・ライトについても書かれています。
また、ゲーム暴力が少年期に及ぼす影響。
それを取り巻く社会環境と世論などにもスポットを当てていて、
とても興味深く読むことが出来ると思います。