入門書としてはお勧めではありません。
前半から中盤まで文法の説明が続くので、リファレンス的な使用法が主になるかと思われます。
私の場合は知識ゼロの状態でこの本を読み始めた際にはすぐ挫折して
「Eclipse3によるJavaアプリケーション開発」の12章の方でAspectJの概要を知りました。
現状では、まだ仕事で必要のある人は限られていると思われますし、
フレームワークが乱立している現状では、仕事用としては急いで書籍を購入せずとも、
WEBで検索して概略を知るだけでも十分なような気がします。
AOPの勉強用としては、後半に具体例(キャッシュの例など)がいくつか載っているので良い本なのかもしれません。
※追記
DIコンテナ(Seasar2やSpring)のAOPはかなり便利です。普通のJavaソースで実装できるし。AspectJよりそちらを先に勉強した方が良いと思います。
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『AspectJによるアスペクト指向プログラミング入門』 単行本 – 2004/4/16
アスペクト指向プログラミング(AOP)を解説したはじめての書。AOPのJava言語における実装AspectJを使用して、アスペクト指向の概念から、実際のシステムへの応用までをわかりやすく解説する。
- 本の長さ267ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2004/4/16
- ISBN-104797326387
- ISBN-13978-4797326383
商品の説明
出版社からのコメント
アスペクト指向プログラミング(AOP)は,Gregor Kiczale らが中心になって提案している新しいプログラミング手法.オブジェクト指向プログラミングでは うまく取り扱うことのできないシステムの基本的な機能を横断する要素、たとえばロギンクや同期処理などをまとめて記述するためのプログラミング手アスペクト指向プログラミング(AOP)は,Gregor Kiczale らが中心になって提案している新しいプログラミング手法.オブジェクト指向プログラミングでは うまく取り扱うことのできないシステムの基本的な機能を横断する要素、たとえばロギンクや同期処理などをまとめて記述するためのプログラミング手法で、オブジェクト指向プログラミングを補完するものということができる。一方、AspectJは、アスペクト指向のJavaおける実装(javacの上位互換コンパイラ)で、現在のバージョン1.1.1である。現在、最先端をいくエンジニアたちのアスペクト指向、およびAspectJに対する関心が非常に高いにもかかわらず、これらについての日本語の情報は非常に少ないので、他社に先駆けて解説書を発刊できれば、かなりの需要があると思われる。 本書ではアスペクト指向の概要から、AspectJにおけるプログラミングの実際、Eclipse上でのAspectJプラグインの使用方法までをひととおり解説し、エンタープライズアプリケーション開発へのアスペクト指向の導入の可能性を探るところまで言及する。
内容(「MARC」データベースより)
アスペクト指向プログラミング(AOP)を解説。AOPのJava言語における実装AspectJを使用して、アスペクト指向の概念から、実際のシステムへの応用までを分かりやすく詳述する。
登録情報
- 出版社 : ソフトバンククリエイティブ (2004/4/16)
- 発売日 : 2004/4/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 267ページ
- ISBN-10 : 4797326387
- ISBN-13 : 978-4797326383
- Amazon 売れ筋ランキング: - 835,057位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 669位プログラミング入門書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年4月24日に日本でレビュー済み
AOSD(Aspect指向開発)を知ったのが3年前。当時は英語の情報のみで、待ちに待っていた日本語(それも翻訳でない)の本です。
本書はAOSDのプログラミング(AOP)の代表格のAspectJについての紹介本で、表や図も多く、アスペクトの実装時の発想が通常のとは逆だという小さい要点も示されています。文法についての解説もしっかりしていて、読みやすい本です。例題は定番のロギングやキャッシュについてで、もう少し突っ込んだ、デザインパターンの実装辺りがあるとより良かったと思う。実践的な面については、既存のコードを変更せず機能を追加する面を軸に、比較的詳しく説明してあります。悪い面も紹介してあるのは好感が持てます。ただし「元ソースに手を入れずに、後から機能を追加できる」ことを、読者が変に誤解しないかどうかは気になります。
UMLのMDAとの関係で説明が物足りないこと以外は、比較的小さな本なのに、内容はその大きさ以上に詳しく載っています。
本書はAOSDのプログラミング(AOP)の代表格のAspectJについての紹介本で、表や図も多く、アスペクトの実装時の発想が通常のとは逆だという小さい要点も示されています。文法についての解説もしっかりしていて、読みやすい本です。例題は定番のロギングやキャッシュについてで、もう少し突っ込んだ、デザインパターンの実装辺りがあるとより良かったと思う。実践的な面については、既存のコードを変更せず機能を追加する面を軸に、比較的詳しく説明してあります。悪い面も紹介してあるのは好感が持てます。ただし「元ソースに手を入れずに、後から機能を追加できる」ことを、読者が変に誤解しないかどうかは気になります。
UMLのMDAとの関係で説明が物足りないこと以外は、比較的小さな本なのに、内容はその大きさ以上に詳しく載っています。
2009年5月28日に日本でレビュー済み
オブジェクト指向と、オブジェクト指向言語が解決するものが、
ほとんど関係がないものがあったように、
アスペクト指向と、AspectJとが関係があることを忘れるとよいかもしれない。
ようは、困ったことがあって、道具が解決するか、理論が解決するか、
プログラマの能力が解決するかの3つに一つかもしれない。
本書を読む前に、
アスペクト指向
AspectJ
自分の能力
のどれに重点を置くかを決めてから読むとよい。
そうすれば、とても役に立つ本なので、星を1つや2つにすることはあり得ないだろう。
ほとんど関係がないものがあったように、
アスペクト指向と、AspectJとが関係があることを忘れるとよいかもしれない。
ようは、困ったことがあって、道具が解決するか、理論が解決するか、
プログラマの能力が解決するかの3つに一つかもしれない。
本書を読む前に、
アスペクト指向
AspectJ
自分の能力
のどれに重点を置くかを決めてから読むとよい。
そうすれば、とても役に立つ本なので、星を1つや2つにすることはあり得ないだろう。
2004年6月5日に日本でレビュー済み
~AspectJで何ができるのか、どうやったらできるのかが分かる本です。AspectJを始めて触る人には入門書としてオススメですし、すでに使っている人もリファレンスとして重宝すると思います。
~~
全体的に読みやすくはあるのですが、文法の説明などもありますから、最初から最後まで通して熟読しようとすると眠くなります。まずは軽く流して読んでみるのがよいと思います。それで「何ができるのか」が分かってくるはずです。あとは手元においておいて、実際にプログラムをするときにリファレンスとして使用すれば、自然とAspectの技術が身に付いていくと思~~います。~
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全体的に読みやすくはあるのですが、文法の説明などもありますから、最初から最後まで通して熟読しようとすると眠くなります。まずは軽く流して読んでみるのがよいと思います。それで「何ができるのか」が分かってくるはずです。あとは手元においておいて、実際にプログラムをするときにリファレンスとして使用すれば、自然とAspectの技術が身に付いていくと思~~います。~