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なぜあなたは後悔ばかりしているのか 単行本 – 2004/11/25
内藤 誼人
(著)
『「自分だけは特別」と思い込む』『現在に近い事象ほど過大評価するう』……。仕入れた情報を無意識に歪めてしまう人の心の動きを、心理学の観点から解き明かし、どうすればその失敗から逃れ、正しい意思決定ができるかを明快にまとめた、実践的解説書。
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2004/11/25
- ISBN-104797330007
- ISBN-13978-4797330007
商品の説明
出版社からのコメント
内藤誼人氏の最新刊となる本書のテーマは、物事を決断する力「意思決定」です。。人間のすべての行動には、必ず「選択」「決断」が重要な意味を持ちます。ビジネスシーンではもちろん、何かを買うとき、恋愛するとき、どのテレビ番組を見るかといったことさえ、すべて意思決定だと言えます。しかし、人はなかなか正しい決断ができず、後々後悔してしまうものです。それは一体なぜなのか? 答えは決断の前、『情報』にあります。つまり、決断するために集めた『情報』を無意識に歪めてしまい、正しく活用できていないからなのです──。『「自分だけは特別」と思い込みたがる』『ポジティブな表現のほうを選びやすい』『現在に近い事象ほど過大評価してしまう』などなど、仕入れた情報を無意識に歪めてしまう人間の心の動きを、心理学の観点から解き明かし、どうすればその失敗から逃れ、正しい意思決定ができるのかをレクチャしています。同氏の好評既刊『パワープレイ』などと同様、海外での実験データを豊富に紹介。雑学としても面白く読める内容となっています。
登録情報
- 出版社 : ソフトバンククリエイティブ (2004/11/25)
- 発売日 : 2004/11/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 285ページ
- ISBN-10 : 4797330007
- ISBN-13 : 978-4797330007
- カスタマーレビュー:
著者について
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心理学者。有限会社アンギルド代表。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。ビジネス心理学の第一人者として、実践的な心理学の応用に力を注いでいる。自然を愛するナチュラリスト。どんな女性にもやさしいラディカル・フェミニスト(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『人は暗示で9割動く!』(ISBN-10:4479303057)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年5月9日に日本でレビュー済み
人間には心のゆがみがあって、意志決定の間違いにつながる。それを正すために心のバイアスのありようを知るのが本書の目的。最初の方の確認バイアスとかアンカリング、維持バイアス、固着、過剰な一般化、利用可能性バイアスなどは勉強になった。中盤以降はビジネス書。コンサルタントのプロフィール本と見ればすんなり読める本。
2004年12月18日に日本でレビュー済み
多くの人は、自分は常に的確な判断を下すことができると思っている。
しかし、過去に下した判断を振り返ってみると、とてもそうは思えない
場合が少なくないのではないだろうか。
間違った判断の方が多いという人もいるのだろう。
実は、人が正しい意志決定をする事は非常に難しいのである。
その原因は心のゆがみにある。決定を下す本人は自覚していないが、
客観的に見ればきわめて不合理な偏見に支配されているのである。
この本は人が意志決定をする際に影響を与える心理状態を列挙し、
それらに対する正しい対処法を解説している。
冷静な判断力を持っているはずの人間が陥る「心のゆがみ」の事例
には驚かされるが、自分もそれに陥ってきた事に気付く事になるだう。
文章は平易で読みやすく、解説されている対処法も具体的でわかりやすい。
誤った判断を下した経験のある殆ど全ての人にお薦めの本である。
しかし、過去に下した判断を振り返ってみると、とてもそうは思えない
場合が少なくないのではないだろうか。
間違った判断の方が多いという人もいるのだろう。
実は、人が正しい意志決定をする事は非常に難しいのである。
その原因は心のゆがみにある。決定を下す本人は自覚していないが、
客観的に見ればきわめて不合理な偏見に支配されているのである。
この本は人が意志決定をする際に影響を与える心理状態を列挙し、
それらに対する正しい対処法を解説している。
冷静な判断力を持っているはずの人間が陥る「心のゆがみ」の事例
には驚かされるが、自分もそれに陥ってきた事に気付く事になるだう。
文章は平易で読みやすく、解説されている対処法も具体的でわかりやすい。
誤った判断を下した経験のある殆ど全ての人にお薦めの本である。
2005年1月10日に日本でレビュー済み
人々はなぜ後悔するのだろう。それは望ましい意思決定ができないからである。では後悔したいために望ましい意思決定をするためにはどうすればいいのだろうか。そのためには、心のゆがみ(心のバイアス)を知ることによって、できる限り、望ましい意思決定をできるようにしよう。これが本書の趣旨である。
非常に分かりやすく書かれているため、私のような初心者でも理解できたのでうれしい。しかし、心のゆがみの種類が多いことに驚かされた。意思決定をより望ましく行うことは、そう簡単な作業ではないを再認識させられたと同時に奥の深さを感じた。さらに意思決定について学んでみたいと思う。
非常に分かりやすく書かれているため、私のような初心者でも理解できたのでうれしい。しかし、心のゆがみの種類が多いことに驚かされた。意思決定をより望ましく行うことは、そう簡単な作業ではないを再認識させられたと同時に奥の深さを感じた。さらに意思決定について学んでみたいと思う。