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大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫) 文庫 – 2005/12/17
キングズブリッジ修道院長から命じられ、トムは本格的に大聖堂の再建に乗りだす。が、キングズブリッジの繁栄をねたむ男が焼き討ちを仕掛ける……
- 本の長さ592ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンク クリエイティブ
- 発売日2005/12/17
- 寸法2.6 x 10.6 x 15.2 cm
- ISBN-104797332573
- ISBN-13978-4797332575
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商品の説明
出版社からのコメント
ケンフォレット(下巻収録「原著者からのメッセージより」)
ヨーロッパ中世の大聖堂は、世界でも壮麗なる建造物である。それが、何百年、どうかすると一千年もの昔に建築された。
それは、なぜか?
私は十年間、大聖堂めぐりをつづけ、これらの驚嘆すべき建造物の意味を理解しようとした。
大聖堂への私の学習そのものは、この小説の主眼ではありえない。これは、愛と憎しみ、野望と貧欲と復讐とのヒューマン・ストーリーである。
人びとの心情と情熱は今日と同じだが、かれらの生きた環境条件はまったく違う。 この相違と類似の二面性が、作者には興味の焦点でもあった。
読者のみなさんも、おそらく同感であろうと推察している。
ヨーロッパ中世の大聖堂は、世界でも壮麗なる建造物である。それが、何百年、どうかすると一千年もの昔に建築された。
それは、なぜか?
私は十年間、大聖堂めぐりをつづけ、これらの驚嘆すべき建造物の意味を理解しようとした。
大聖堂への私の学習そのものは、この小説の主眼ではありえない。これは、愛と憎しみ、野望と貧欲と復讐とのヒューマン・ストーリーである。
人びとの心情と情熱は今日と同じだが、かれらの生きた環境条件はまったく違う。 この相違と類似の二面性が、作者には興味の焦点でもあった。
読者のみなさんも、おそらく同感であろうと推察している。
レビュー
スパイ小説「針の眼」など、スパイ・冒険小説で知られるベストセラー作家フォレットですが、この長大な大ロマンである「大聖堂」は彼が10年以上の構想を練って世に送り出した、もうひとつの代表作です。約50年かけて大聖堂の修復にあたる職人トムやその息子をはじめ、幾多の魅力的な人物が織り成す壮大な物語に、あたかも目の前に壮麗な大聖堂が出来上がっていくような気がするでしょう。 --出版社からのコメント
著者について
ケン・フォレット(Ken Follet)
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表。
同書は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞し、ベストセラー作家としての地歩を築いた。
1989年に発表された『大聖堂』は世界的ベストセラーとなり、18年の時をおいて発表された続編『大聖堂-果てしなき世界』も大きな話題を呼んだ。
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表。
同書は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞し、ベストセラー作家としての地歩を築いた。
1989年に発表された『大聖堂』は世界的ベストセラーとなり、18年の時をおいて発表された続編『大聖堂-果てしなき世界』も大きな話題を呼んだ。
登録情報
- 出版社 : ソフトバンク クリエイティブ (2005/12/17)
- 発売日 : 2005/12/17
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 592ページ
- ISBN-10 : 4797332573
- ISBN-13 : 978-4797332575
- 寸法 : 2.6 x 10.6 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 72,237位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表。同書は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を 受賞、ベストセラー作家としての地歩を築いた。その後も『大聖堂』や『レベッカへの鍵』など、発表する作品はすべてベストセラーとなっている。1989年 に発表された『大聖堂』(ソフトバンク文庫)は、全世界で1500万部以上のセールスを記録、著作のなかでもっとも売れた作品となった。本書は、18年後 に発表された『大聖堂』の続編にあたり、初登場で全米ベストセラー第1位を獲得。発売後1年あまりで世界で350万部の売り上げを記録、世界27カ国で出 版が決定するなど大きな話題となっている。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『大聖堂―果てしなき世界 (上)』(ISBN-10:479734623X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻をコロナ自粛見舞いに友人がおくってくれました。それが面白くて中、下巻を購入しましたが途中で思わない用事が出来て、まだ読み終えていません。すみません、早く読みたくてうずうずしています。
2014年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近所の本屋で上巻のみを購入して、あまりの面白さに続きを購入しました。
迅速に送って頂き、中古本でも全然気にならない商品状態でした。
評価は、本の内容ではなく、同じときに中、下巻を購入したのに送料がそのまま1冊ずつに必要で
本のあまりの安さを考えれば、しょうがないかと思いながら、やっぱりお得感が薄れてしまったので。。。
一番盛り上がっている頃から時期をずらせて読んでみるのも良いですね。
迅速に送って頂き、中古本でも全然気にならない商品状態でした。
評価は、本の内容ではなく、同じときに中、下巻を購入したのに送料がそのまま1冊ずつに必要で
本のあまりの安さを考えれば、しょうがないかと思いながら、やっぱりお得感が薄れてしまったので。。。
一番盛り上がっている頃から時期をずらせて読んでみるのも良いですね。
2018年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全3部で600*3*3ページの大作だが、歴史考証とストーリー構成ともに傑作ではないか。こういう大作はモンテクリスト伯や失われた時を求めてのような構想豊かな歴史をベースにした書籍の娯楽版というところか。塩野七生さんの大作群の娯楽版と言ったら失礼かもしれないが、私は第3部の現代が面白かった。
2023年2月1日に日本でレビュー済み
城を乗っ取られた上にウィリアム・ハムレイに強姦されたアリエナは、弟のリチャードと共に無一文で町をさまよう。いわゆる箱入り娘だった彼女にはお金を稼ぐ方法が分からずその力もない。王宮の牢屋に父が捕らえられていることを知り会いに行くが、見る影もなくやつれた父はもはや死を待つだけの身になっていた。牢屋の中でリチャードはシャーリング伯となり父の全領土を取り戻すことを、アリエナはその日までリチャードを助け守り続けることを誓う。
しかしアリエナを待っていたのはあまりにも厳しい現実だった。父がお金を預けていたという神父はそのお金をあらかた使ってしまっていたし、面倒をみてもらえると思っていた叔父は二人を家に入れようともしなかった。
そんなアリエナとリチャードを救ったのは、キングズブリッジ修道院長のフィリップだった。しかしフィリップはフィリップで別の問題を抱えていた。大聖堂の建築に必要な石切り場の所有権をめぐって、フィリップ側とハムレイ側が対立していた。フィリップは奇策を講じて一度は石切り場を奪還するが、ウィリアム・ハムレイ陣営の襲撃により石切り場を再び略奪されてしまう。上巻ではウィリアム・ハムレイの母リーガンの悪女ぶりが際立っていたが、この中巻ではウィリアムのサディストぶりが激化しており、不快に思う読者も少なくないであろう。
石切り場をめぐるフィリップ側とハムレイ側の対立は、王位をめぐるモード側とスティーヴン側の結果にかかっていた。スティーヴン王の一時的敗北によってモードが実権を握り、いったんモード側の捕虜としてとらえられたフィリップは、弟フランシスのおかげで釈放される。石切り場の所有権はハムレイ側に与えられるが、その代わりハムレイ側が仕切るシャーリング同様、キングズブリッジにも市場を開く権利が与えられた。キングズブリッジではアリエナが羊毛の商売で財を築いていたが、羊毛市を開くことによってフィリップは資金難を回避できる算段がつく。
エリンの実の息子でトムの義理の息子であるジャックは、トムから石工を学ぶことによってそのたぐいまれな彫刻の技術を開花させていた。しかしトムの実の息子であるアルフレッドとは馬が合わず、さらにアリエナをめぐる三角関係によって二人の仲は険悪になっていった。そしてジャックの実父が盗人として縛り首にされたというジャック自身も知らない情報をアルフレッドがもたらしたことによって、仕事場に火災が発生するほどの大喧嘩となった。もはや二人を一緒に働かせることはできないと判断したフィリップは、大聖堂の建築現場にはトムの息子のアルフレッドを残し、ジャックは修道士としてキングズブリッジに残ることを提案する。
羊毛の商売で生活も安定していたアリエナは、物語詩を暗唱できるジャックに好意以上の恋愛感情を抱いていたが、ジャックのみならず自分自身に対してもその感情を認めることができなかった。そんな中、キングズブリッジでの羊毛市の初日に、ウィリアム・ハムレイの騎馬兵隊が市場を襲撃し火を放つ。キングズブリッジの市場によってシャーリングの市場はすっかり客足が減っていた。アリエナの羊毛は全焼し、アリエナもアリエナを救おうとしたジャックも火傷を負い、主人公の一人であるトム・ビルダーは、ウィリアム・ハムレイの馬に頭部を蹴られて死んでしまう。
再び一文無しになったアリエナはアルフレッドからの二度目の求婚に応じるが、自分が本当はジャックを愛していることを自覚しており、結婚前日にジャックと一夜を共にする。個人的にはここでの緻密な性的描写は不要だとも思うが、次巻への伏線の意味合いもあるのかも知れない。
しかしアリエナを待っていたのはあまりにも厳しい現実だった。父がお金を預けていたという神父はそのお金をあらかた使ってしまっていたし、面倒をみてもらえると思っていた叔父は二人を家に入れようともしなかった。
そんなアリエナとリチャードを救ったのは、キングズブリッジ修道院長のフィリップだった。しかしフィリップはフィリップで別の問題を抱えていた。大聖堂の建築に必要な石切り場の所有権をめぐって、フィリップ側とハムレイ側が対立していた。フィリップは奇策を講じて一度は石切り場を奪還するが、ウィリアム・ハムレイ陣営の襲撃により石切り場を再び略奪されてしまう。上巻ではウィリアム・ハムレイの母リーガンの悪女ぶりが際立っていたが、この中巻ではウィリアムのサディストぶりが激化しており、不快に思う読者も少なくないであろう。
石切り場をめぐるフィリップ側とハムレイ側の対立は、王位をめぐるモード側とスティーヴン側の結果にかかっていた。スティーヴン王の一時的敗北によってモードが実権を握り、いったんモード側の捕虜としてとらえられたフィリップは、弟フランシスのおかげで釈放される。石切り場の所有権はハムレイ側に与えられるが、その代わりハムレイ側が仕切るシャーリング同様、キングズブリッジにも市場を開く権利が与えられた。キングズブリッジではアリエナが羊毛の商売で財を築いていたが、羊毛市を開くことによってフィリップは資金難を回避できる算段がつく。
エリンの実の息子でトムの義理の息子であるジャックは、トムから石工を学ぶことによってそのたぐいまれな彫刻の技術を開花させていた。しかしトムの実の息子であるアルフレッドとは馬が合わず、さらにアリエナをめぐる三角関係によって二人の仲は険悪になっていった。そしてジャックの実父が盗人として縛り首にされたというジャック自身も知らない情報をアルフレッドがもたらしたことによって、仕事場に火災が発生するほどの大喧嘩となった。もはや二人を一緒に働かせることはできないと判断したフィリップは、大聖堂の建築現場にはトムの息子のアルフレッドを残し、ジャックは修道士としてキングズブリッジに残ることを提案する。
羊毛の商売で生活も安定していたアリエナは、物語詩を暗唱できるジャックに好意以上の恋愛感情を抱いていたが、ジャックのみならず自分自身に対してもその感情を認めることができなかった。そんな中、キングズブリッジでの羊毛市の初日に、ウィリアム・ハムレイの騎馬兵隊が市場を襲撃し火を放つ。キングズブリッジの市場によってシャーリングの市場はすっかり客足が減っていた。アリエナの羊毛は全焼し、アリエナもアリエナを救おうとしたジャックも火傷を負い、主人公の一人であるトム・ビルダーは、ウィリアム・ハムレイの馬に頭部を蹴られて死んでしまう。
再び一文無しになったアリエナはアルフレッドからの二度目の求婚に応じるが、自分が本当はジャックを愛していることを自覚しており、結婚前日にジャックと一夜を共にする。個人的にはここでの緻密な性的描写は不要だとも思うが、次巻への伏線の意味合いもあるのかも知れない。
2012年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今中世の教会(特に大聖堂)の建築の勉強をしているので大変参考になります
建築の歴史を勉強している方は是非読むべきだと思います。
建築の歴史を勉強している方は是非読むべきだと思います。
2014年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何度読んでも飽きない波乱万丈の物語。娘婿へクリスマス・プレゼントに贈りました。
2012年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
退屈な本は苦手なのですが、この本は夢中で読みました。
面白いです。
面白いです。
2011年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
NHKBSで2月5日から8回にわたって放映があるのを知って放映前に読むことにしたが、書店ではは品切れで
売っていないのでアマゾンに注文して買った。
殆どの本は100ページを越えるまで我慢すると面白くなるものだが、これは読み始めから一気に面白くなった。
翻訳がうまいのか、とても読みやすく判りやすいと感じた。1800ページの長丁場ですがストーリーは何度も山場があり
読者を飽きさせない組み立てに感心しきりです。
ヨーロッパの暗黒時代の本はあまり読みたくないと思っていたが、人間模様は何時の時代も変わらないものですね。
2000万部のベストセラーと銘打って書店に出ていたが、これは偽りなしのベストセラーと思った。
今、この続編が同じタイトルで出ているので読んでいる。
売っていないのでアマゾンに注文して買った。
殆どの本は100ページを越えるまで我慢すると面白くなるものだが、これは読み始めから一気に面白くなった。
翻訳がうまいのか、とても読みやすく判りやすいと感じた。1800ページの長丁場ですがストーリーは何度も山場があり
読者を飽きさせない組み立てに感心しきりです。
ヨーロッパの暗黒時代の本はあまり読みたくないと思っていたが、人間模様は何時の時代も変わらないものですね。
2000万部のベストセラーと銘打って書店に出ていたが、これは偽りなしのベストセラーと思った。
今、この続編が同じタイトルで出ているので読んでいる。