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宗教としてのバブル [ソフトバンク新書] 新書 – 2006/3/16
島田 裕巳
(著)
バブルを1つの宗教ととらえた画期的社会論
戦争を知らない子供たちが戦後社会を牽引したように、ポストバブル社会の真の担い手は、バブルを知らない子供たちでなければならない。我々は、いまだにバブルという宗教の信者なのだから・・・・・・。気鋭の宗教社会学者が宗教としてみたバブルを読み解く。
戦争を知らない子供たちが戦後社会を牽引したように、ポストバブル社会の真の担い手は、バブルを知らない子供たちでなければならない。我々は、いまだにバブルという宗教の信者なのだから・・・・・・。気鋭の宗教社会学者が宗教としてみたバブルを読み解く。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2006/3/16
- ISBN-104797333413
- ISBN-13978-4797333411
商品の説明
出版社からのコメント
日本経済は長い低迷を潜り抜け、景気はようやく回復基調にのった。株式市場は空前の出来高を記録、世はふたたびバブルを待望しているかのようだ。結局、私たちはバブルから何を学んだのか? なぜ懲りもせず、またバブルを待ち望むのか? それは、バブルが単なる経済現象ではなく、宗教だからである。崩壊から15年、いまだに私たちは「バブル教」の強固な信者なのだ。
戦後日本社会を牽引したのは、団塊の世代=戦争を知らない子供たちであった。彼らが表舞台から退場しようとしている今、ポストバブル社会を牽引するのは、バブルを知らない子供たちでなければならない。
戦後日本社会を牽引したのは、団塊の世代=戦争を知らない子供たちであった。彼らが表舞台から退場しようとしている今、ポストバブル社会を牽引するのは、バブルを知らない子供たちでなければならない。
レビュー
日本経済は長い低迷を潜り抜け、景気はようやく回復基調にのった。株式市場は空前の出来高を記録、世はふたたびバブルを待望しているかのようだ。結局、私たちはバブルから何を学んだのか? なぜ懲りもせず、またバブルを待ち望むのか? それは、バブルが単なる経済現象ではなく、宗教だからである。崩壊から15年、いまだに私たちは「バブル教」の強固な信者なのだ。
戦後日本社会を牽引したのは、団塊の世代=戦争を知らない子供たちであった。彼らが表舞台から退場しようとしている今、ポストバブル社会を牽引するのは、バブルを知らない子供たちでなければならない。 --出版社からのコメント
戦後日本社会を牽引したのは、団塊の世代=戦争を知らない子供たちであった。彼らが表舞台から退場しようとしている今、ポストバブル社会を牽引するのは、バブルを知らない子供たちでなければならない。 --出版社からのコメント
登録情報
- 出版社 : ソフトバンククリエイティブ (2006/3/16)
- 発売日 : 2006/3/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4797333413
- ISBN-13 : 978-4797333411
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,741,353位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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宗教学者、作家。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究会博士課程修了(専攻は宗教学)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。
現代における宗教現象、新宗教運動、世界の宗教、葬式を中心とした冠婚葬祭など、宗教現象については幅広く扱う。
カスタマーレビュー
星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バブルの一番の問題は「日本人全体がバルブに踊ったこと」であり、その「精神のあり方」が本質的であると述べている。バブルマインドの中心思想であった「経済主義」および「私生活主義」について民俗学的手法で詳細分析し、バブルは宗教現象に酷似していると説く。バブル発生の主原因の1つとして「精神のあり方」も無視できないものだと思えた。
2007年9月23日に日本でレビュー済み
バブル時代を宗教(カルト)と捉える視線は斬新。
実際あの時代はそうとしか思えないような時代だった。ただ当事者たちも
過去を異様に美化しておりなかなか論及の対象となりにくかったが
本書はその点うまくポイントをつかみ出していると言える。
団塊の世代が引退し、バブル世代が残ったが確かに後ろの世代との差異は
相当なものがある。
バブル世代の問題点を考えるヒントにもなりうると思う。
わかりやすく書かれておりなかなかの良書。
実際あの時代はそうとしか思えないような時代だった。ただ当事者たちも
過去を異様に美化しておりなかなか論及の対象となりにくかったが
本書はその点うまくポイントをつかみ出していると言える。
団塊の世代が引退し、バブル世代が残ったが確かに後ろの世代との差異は
相当なものがある。
バブル世代の問題点を考えるヒントにもなりうると思う。
わかりやすく書かれておりなかなかの良書。
2006年6月11日に日本でレビュー済み
バブル現象を「宗教」としてとらえようとする考え方は、視点として面白いと思う。
ただ、バブル世代(再バブルの待望)とバブル後世代(質素倹約)とでの格差という議論はやや疑問。
個人的には、最近町で見かける高校生などは、われわれよりよほど金をかけている(携帯電話、衣服)ような気がして仕方が無い。
ただ、バブル世代(再バブルの待望)とバブル後世代(質素倹約)とでの格差という議論はやや疑問。
個人的には、最近町で見かける高校生などは、われわれよりよほど金をかけている(携帯電話、衣服)ような気がして仕方が無い。
2006年3月31日に日本でレビュー済み
ポストバブルの長いトンネルを抜け、ようやく景気が上向いてきたと思ったら、世の中はいつの間にか「バブル再来」を期待する気運さえある。あれだけ痛い目に遭いながら、性懲りもなくバブル的なものを信奉し続ける私たちは、根っから「バブル教」の信者らしい。
戦後を牽引したのが戦争を知らない子供たちであったように、バブル後の新しい秩序を創造するのは、バブルを知らない子供たちでなければならないという著者の主張は傾聴に値する。
戦後を牽引したのが戦争を知らない子供たちであったように、バブル後の新しい秩序を創造するのは、バブルを知らない子供たちでなければならないという著者の主張は傾聴に値する。
2006年4月22日に日本でレビュー済み
わかりにくい作品でした。むしろ、戦後の高度成長期を最初から最後まで体験した著者の精神史として読んだほうが面白いのかもしれません。バブル自体についての考察はあいまいなままで、むしろ”足を引っ張る中途半端さ”がネックとなり、団塊の世代の退場の後の”急速な世代交代の可能性”を論じた部分の方が面白く読めました。