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編集長を出せ! 『噂の真相』クレーム対応の舞台裏 [ソフトバンク新書] 新書 – 2006/3/16

3.4 5つ星のうち3.4 8個の評価

今だから明かせる『噂の真相』クレーム史

メディア界に伝説をつくった『噂の真相』の岡留安則が、クレーム対応の心得を説く!

休刊から2年、今だから明かせる『噂の真相』の抗議・トラブルの事情史。
これを読めば、あなたのトラブルシューティング偏差値がグングン上がる!
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商品の説明

著者について

1947年、鹿児島県生まれ。法政大学卒業後、『マスコミ評論』を創刊。その後、79年『噂の真相』を編集発行人として立ち上げ、25年間、スキャンダリズム雑誌として、独自の地歩を築く。数々のスクープを世間に問うが、04年3月をもって黒字休刊となる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ソフトバンククリエイティブ (2006/3/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/3/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4797333421
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4797333428
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 8個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
8グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
部数も伸び、知名度も高まり、銀座通い、BMWに乗って、時計はブルガリなど
公言しすぎて、景気がいいと思われたせいなのか、
1999年の春くらいからは、編集部やスタッフへの電話による抗議、
直接会っての抗議ではなく、すぐに内容証明、訴状が届くようになり、
「相手の話をとことん聞く」「どこに最も怒っているのか探る」、
それから話し合い、時にはおわびを掲載し、さらに編集長日誌でも
詫びて解決、という事が少なくなっていった。
堺屋太一氏については、出席するというパーティーの予定を調べ
会場で談笑、手打ちにもっていったようだが、もしかしたら、
いちばん長い裁判だった和久峻三氏にも試みて、そして失敗したのかも
しれないなとふと思った。取材されていると知って、深夜に激怒の電話、
記事がでてから一年もたってから告訴されたが、「二、三年で終わる」と
楽観しすぎていた。90年代になってからは、雑誌作りよりも
銀座通い、女遊び、そして内緒にしていたがゴルフと、
外での快楽に関心が移っていたから、作家のおそらくは
「できるだけ長期間苦しめる」という意図にも気づけなかったのかなと。
大阪の「スピッツ」というゲイバーのママさんから、
昔つきあいがあったと情報提供の電話があって、取材におもむいたが
大した話はなく、今では、もしや作家がさしむけたのかも
しれないと思っている。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年1月19日に日本でレビュー済み
「噂の真相」リアルタイム世代ではないが、クレーム対処法が気になり手に取った。

結果、あまりにも「世界が違う」クレームの数々で、ノウハウ本としては役に立たなかったが、他出版社ではタブーで書けなかった、大御所作家の衝撃事実満載で驚いた。

出版社の勇気と読者の好奇心を熟知した、著者のサービス精神に拍手。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月29日に日本でレビュー済み
休刊になった『噂の眞相』の編集長が、編集部に来たクレームにいかに対処してきたかを語るという、実用書の体裁をとった読み物である。『噂の眞相』はいつも波乱含みにならざるをえない代表的なスキャンダル雑誌だったが、休刊して後時が経ち、著者はその舞台裏を描く気になったのだろう。雑誌感覚で気軽に読み進められる。

『噂の眞相』の読者はご存じのとおり、かなりきわどい内容を平然と載せていた印象がある。そのぶん裁判沙汰やクレームなどは相当ひどかっただろうと想像していたが、実際、クレーム処理にはかなり苦労していたようだ。編集部を襲った多岐にわたるクレームを、当時の『噂の眞相』の記事さながら臨場感を出し具体的に紹介しているが、なるほど、過激な編集方針ゆえ、その後もいろいろ心を砕かねばならないことも出てくるのは当然だ。

私もそういった一筋縄ではいかないクレームに編集部がどう対応したきたかにたいへん関心があったのだが(きっと、岡留さんはいろんな手練手管を使ったのだろうと考えていた)、予想に反して、その方法は「きちんと誠意をもって話すこと」に尽きるという。この点はかなり意外だった。しかし、クレームといっても人と人との心の通じ合いになるわけなので、最後はそこに落ちつくのだなあ、と妙に納得してしまった。

したがって、本書はクレームの対処法を知るというより、『噂の眞相』の舞台裏を知るおもしろい読み物と考えたほうがいいだろう。実用書としての価値はさほど高くないが、かつて『噂の眞相』を読んだ読者は、当時の追体験ができ、当時と同様にシニカルに楽しむことができる。本書を読むと、岡留さんは、いつまでも、どこまでも、やはり『噂の眞相』なのだなあと感じる。現在は沖縄で隠退生活だそうだが、できればもう一度何かやってほしいものだ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月5日に日本でレビュー済み
 「噂の真相」編集長時代にあったクレーム処理等を,多くは実名をあげながら紹介しており(川島なお美や室井佑月のしたたかさや,山田詠美や小林よしのりの「自分への批判は一切許さない」というヒステリックな対応など),それ自体で面白い読み物になっている。
 が,本書の価値は,後半の「(訴訟でトコトン争うのではなく)穏便に済ませようと判断した場合のコツ」ではなかろうか。とにかく相手の話を聞く,その際,理論的な事などでの反論などはタブーである。その上で,相手の要求に対して自分側の条件を小出しにして,時間をかけ,相手の怒りが収まるのを待つ。あるいは,あっさり譲歩して,謝罪文の交付や掲載などを行う。
 「こちらとしては何を優先的に守り,何だったら捨てられるかをすばやく選択することが大事である。あれもこれも欲しいと悩んでいたら,即決しなければならない局面では,単なる優柔不断になってしまう。こうしたクレームに対しては,プライドや世間体よりも,実を取るという発想が必要ではないかというのが筆者の基本的な考え方だ。」(238頁)。
 右翼とのトラブルを筆者がいかに解決したか(あるいは,解決できなかったか)という部分は,クレーム処理の基本的な心構えとして有益だと思われる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年5月5日に日本でレビュー済み
「噂の真相」が休刊になって楽しみを一つ減らしたとお感じの方も多いはず。個人的に噂の真相はずっと読み続けていましたので、タイトルに「噂の真相」の言葉が出てくると気になります。この本は、その噂の真相の面目躍如たる「クレーム」に関して編集長が思い出を綴った本です。その過激な記事が読者にとってはたまらなかったわけですが、それを書く以上相応の覚悟が必要なのは推測できます。その覚悟がないからなかなか「噂の真相」のような雑誌が世の現われないわけですが、書くほうもかなり大変だったという様子が描かれています。著者は、いわゆる危機管理の一般的な参考書になるのでは、と前書きで語っています。

読み終えて感じるのは、「噂の真相」裏面史といいますか、楽屋裏を語っているわけで、正編を知っている人にはふーん、なるほどと思わせるでしょうが、正編をご存知でない方はどうかな?と感じました。噂の真相ファンに方にはお勧めできます。逆に噂の真相ファンにとっては、堪らない面白さがあるように思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年5月5日に日本でレビュー済み
久々におもしろい本に出会ったというのが率直な感想です。

まず、実名で登場する著名人の裏話、それだけでも一読の価値があります。

また『噂の真相』が健在だった当時を知る人には、さまざまなトラブルとそれに対する対応の裏話も興味深く読むことができるのではないでしょうか。

私は、今なら確実に買って読んでいるでしょうが、休刊以前はほとんど読んだ記憶がありません。

この本を読んで、「あぁこんな雑誌があったんだ」と今さらながら読みたくなりました。

文章もとても読みやすく、文句なしに星5つということで。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年4月7日に日本でレビュー済み
一回でも雑誌「噂の真相」を読んだことがあるかたは、編集部が何を考えて雑誌を作ってきたかが理解でき、非常に面白く読める一冊です。

「噂の真相」というと、ちょっと「一般書店で売っているアングラ雑誌」のイメージがありましたが、作っているほうは超本気。 編集長の岡安安則氏が、リスク管理を意識しながらギリギリの線で仕事をしてきたことがわかります。

この「岡留氏のリスク管理」の考え方が非常に面白い。 自分に降りかかってきたアクシデントに対しての「腹のくくり方」と「割り切りかた」のバランス感覚。 思い出で美化されている部分も感じられますが、不測のクレーム対応/危機管理について考えさせられる一冊です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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