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学者のウソ [ソフトバンク新書] 新書 – 2007/2/16

4.1 5つ星のうち4.1 28個の評価

学者や言論人の嘘八百を暴き出す学問論!
文系・理系それぞれにまかりとおる学者のウソの数々に舌鋒鋭く切り込んだ一冊。
どうしてウソが横行してしまうのか、学問やメディアの側の諸問題を視野に入れて論じぬく。
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商品の説明

出版社からのコメント

社会的な権威として流通する学者の発言の中にはウソもたくさんある!?
文系・理系それぞれの学者の言説を論じ、そこから見えてくる現在の学問の問題点までを語り尽くす。
メディア・リテラシー入門としても最適な内容となっている。

レビュー

社会的な権威として流通する学者の発言の中にはウソもたくさんある!?
文系・理系それぞれの学者の言説を論じ、そこから見えてくる現在の学問の問題点までを語り尽くす。メディア・リテラシー入門としても最適な内容となっている。 --出版社からのコメント

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ソフトバンク クリエイティブ (2007/2/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/2/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4797337060
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4797337068
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 28個の評価

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掛谷 英紀
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年7月19日に日本でレビュー済み
論理的かつ怜悧な分析をする良書。おすすめです。

いわゆる「リベラル」の感情的な主張に対する公平な突っ込みをされており、こういう方が日本の学界をリードすべき。現実はこのような方は少数派でしょう!

日本のフェミニズムに対する以下の下りが印象的。

---Quote from page70---
このような組織的な学問の捻じ曲げを象徴するものとして、厚生労働省の第5回女性の活躍推進協議会議事録中の次のやりとりがある。

(座長) これをいったら不謹慎と叱られるかもしれないが、女性活躍の企業ランキングというのは面白いな。(中略)少し業績のいい大企業の2,3の様子を見てから、この辺は上位にきそうだという確信をもってドーンとやるようにすべきか(中略)。

(委員) おっしゃるとおり、その危険性(私の補足=業界や企業規模によって結果が変わること)はあります。だから、市場テストをしたほうがいいと思います。

(座長) もし、無関係と出ただけでも「何、このテーマは」となりかねないですから。

(委員) まずデータを取ってみて、相関関係がうまくある程度でたら、そのまま出し、アットランダムだったら業績とは関係ないかもしれないれども、長期的にみて、国際的に見て、女性の管理者の登用が遅れているから、上げなければいけないというのを別な言い方でもって、持っていくという手もありますから、まずはやってみることです。

このやりとりで、委員たちは、自ら都合のいい統計データのみを恣意的に取り出そうという意図を開陳している。データ捏造そのものも当然悪いことであるが、それを悪いこととも思わず、それが議事録として公開されていても平然としていること、そしてそれが社会的批判の対象にならないことは驚愕に値しよう
---- unquote----

私の感想は2点。

1) 税金を使って「検討ごっこ」をするに加えて、「恣意的データを集める」ことの「口裏あわせ」をしているのか。閉口する。
2) 厚生労働省のwebをみると、ちょうどこの「第5回」から議事録が公開されていない。他の会合は昔からの議事録が公開されているのに、なぜか? 委員が「これはやばい」と進言したのか。それも「第5回だけ削除」は怪しまれると思ったのか、「第6回以降のみ公開」と悪知恵を働かせた模様。それも、第7回以降はそのような疑念を持たれないようにするためか、「すべて第1回」と「連番にしない」という狡猾さ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学者のウソ、というよりは学者の持つ潜在的な心の病を解説した書。

人は自分に都合のいいことを信じ、都合の悪いことを排除しようとする。信じることが真実であれば問題ないが、そうでない場合は問題である。社会に対して大きな影響力を持つ学者が、真実と異なることを都合よく解釈し、社会を誤った方向へ導くとしたら、被る被害は深刻になると予想される。したがって、学者は理性的かつ客観的に事象をとらえ、分析することが必要であるが、現状はそうでない場合が多数見られる、という点を多くのデータ分析を根拠に示している。公共事業に先立つ経済効果などの予測はことごとく外れているが、これなどはいい例であろう。全体的に読みやすい。

減点材料は2点。フェミニズムに対する問題提起については非常に論理的であるが、本書の多くのページを割いており、これだけで違うタイトルの本が書けそうなほど。本書のタイトルであれば、多岐にわたってページ配分を考えた方がよいと思われた点。2点目、後半は前半とは異なり、推測が多く、それぞれの事柄に対する賛否両案を併記して検証していないなど、やや雑な展開になっている点で星一つ減点。

学者の病については、『超常現象をなぜ信じるのか(菊池聡著)』や『平気でうそをつく人たち(Mスコット・ペック著)』の第5章に通じる内容であり、これらを併読することを勧める。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恣意的なデータ抽出に基づいた、女性の社会進出が進めば出生率も上がると言う説を流布して世間に浸透させ、世論の批判を浴びないようにしてから、霞が関に税金で保育室を作り、無料で利用するエリート層の策略を暴いて見せたのは見事と言うしかない。

「学者のウソ」を素人が見破るのは難しいので、本書のような内容の著作は定期的に出版して欲しい。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本では「弱者の味方」は免罪符になります。

左翼言論人は右翼言論人と同じく特権階級に属するにもかかわらず、弱者の味方というポーズをとる限り、批判されることは滅多にありません。この本を読めば左翼言論人に平等という社会正義に必要な自己犠牲精神は期待できないということが理解できるのではないでしょうか。

彼らは左翼は左翼でも弱者を利用する特権左翼なのです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書名からは研究者のデータ捏造のような話かと想像してしまうが、そのようなことが主題ではない。弱者の味方を装い、誰も反対できない錦の御旗を立ててはいるが、実際には論理のすりかえやごまかしを行って、自分たちの集団への利益誘導を行う「学歴エリート」と呼ばれる連中への批判である。「いい子ちゃん」ぶった著名人の意見に惑わされないために、本書は一読の価値があると思う。
また、多くの良識ある人たちのが日ごろから感じている鬱憤を代弁してくれている本でもある。たとえば、最近の女性専用車の導入は、老人から子供まですべての男性を性犯罪者予備軍とみなしているものと批判している。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世の中には不合理や理不尽が沢山ある。
それらの中には「ウソ」と表現されてしかるべきものもあるだろう。
だが,少し視点を高いところに移動させると,それらは公平性や民主的な決定機構や社会的要望と表裏一体であることがたびたび判明する。
そして,社会人たちは不合理や理不尽を酒場の愚痴にはしても,自分には仕方が無いものと受け止め,偉くなったあかつきにはどうにかその部分を正そうと願いながら日々を過ごしていることがほとんどである。

著者には不合理や理不尽をそのままにしておくという発想はない。
気がついた「バカだ」,「ウソだ」は徹底的に暴かねばならない。
それが本書である。
世の中では官僚や財界人のエリート批判は進んでいるけど,学者やマスコミはまだ意味無く信用されているようであるので,そこの欺瞞を晴らそうというのが趣旨である。
話は行政の審議会や学者の倫理,ゆとり教育,はてまたフェミニズムにみられる「非科学的」言辞,マスコミと広告の癒着と幅広く展開してゆく。
あまりに幅が広いためひとつひとつの議論が荒く,容易に突っ込みを受けてしまうところが散見されるのはご愛嬌。
著者が主張する言論責任保障制度による,責任の明確化と言説の評価もその実用性には疑問を感じた。評価者が集団的に悪意を行使するという可能性は高いだろうし,自らその対象となることを希望する論者は非常に少ないだろう。

エリートを糾弾することによって他山の石とする目的で著したとお考えなのでしょうが,あまりの著者の得意満面さに,「東大生」から早く卒業したら良いのにと正直なところ思ってしまいました。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本には「悲しい」ことが,イッパイ書いてあります.
これが全部事実だとすると,子供をつくりたくないし,この国の将来にも絶望です.もちろん国旗なんか拝みたくもない.

「そんな公約したかな」とか,「そんな重要なことだったかな」とかひとごとのようにいう指導者が平気でいる理由もわかります.読んでいるとムカツキます.

でも,著者の言う「言論責任保証」制度ぐらいじゃあ,著者が暴き出した悲しい世界は無くならないでしょう.

そのうち,中流・学歴エリートたちが,この国をボロボロに潰してくれるでしょうから,そこからまた作り直すしかないのかなと思いますね.

わしらはすぐにあの世だけど,若者がかわいそうね.
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月28日に日本でレビュー済み
タイトルからすると
単なる学者批判の書のようにも見えるが…

そもそもの学問のあり方と
マスメディアによる学問の取り扱われ方について
途中で説明がされており、
必ずしも学者を非難する内容にはなっていない。
(書いている人がそもそも学者なので…)

作者は理系の人間だが
政治・教育・男女共同参画・メディアなど
文型の関心領域についてもかなりカバーされている。

学者の在り方に就いて考えてみたい人のみならず
自分の専門外の学問について大まかに知りたい人、
学問と社会とのつながりに関心のある人に
この本はお勧めしたいと思う。

また、これらの諸問題を
「学者のウソ」という視点で見るのも面白いかもしれない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート