CSで劇場版が放送されてたのを見てハマリ、原作を大人買いして読みました。
面白いです。本当に。
キャラが存外呆気なく死んでしまうので、戦争をしている緊迫感が半端なくあります。
敵味方どのキャラも魅力的に描かれていて良かったです。約一名を除いて。
読んでいてどんどん作品に引き込まれていく面白さがあります。
ただ、展開がちょっと早い気がしないでもないです。
もうちょっとじっくりやってくれても良かったかな。
特に恋愛描写がはっきり言って少なすぎて唐突すぎる。
いやまあ、ロボット物だから恋愛描写は少なくても構わないんですけどね。
最後に一つだけ。
ヒロインが酷すぎる。作者はヒロインのことが嫌いなのかと疑う位描写が酷い。
おかげで、ヒロインが出てくると折角高揚してた気分が一気に下降する。
・主人公を慰めようとして、逆に傷を抉ったり。
・王妃の肩書きから色々なことを享受しているくせに、その自覚と責務がなさすぎ。
・政略結婚ならまだしも、自身の意思で合意の上で結婚したくせに、主人公に未練たらたらとか。
・でもってそれが周囲にダダ漏れ?とか。
・主人公関連で王妃だか技術トップだかの立場で、主人公への私情(恋慕)でいつも反対しすぎ。
他にもあるけど描写が酷い。
正直言ってこんなヒロインをどうやったら好きになれるのかわからない。
ただのキャラ萌派の男性読者を狙った消費されるだけのエロキャラ以下にしか見えない。
クレオだって最初はそんな風に見えたけど、リィの死で一皮剥けて魅力的なキャラに成長したし。
他の女性キャラが一段と魅力的な分、いやまして酷い!
その上、三角関係に終止符を打つ布石かの如きとってつけたような料理長の登場。
もうこの先の恋愛関係の展開で、最悪な予想しかできない。
物語そのものの展開は期待通り、あるいは超えてくれていいのですが、ヒロイン関係だけはこちらの予想を裏切って欲しい。
ヒロインに色々文句つけましたが、それでも☆5なのは、たかだかヒロイン如きで減点するには惜しい作品だと思ってるからです。
本当に、個人的にはヒロインを除けば、非常に面白い良作の漫画です。
【追記】
どうしてこんなにもヒロインが受け付けないのか、理由がわかりました。
戦記もので恋愛脳キャラは浮くし、存在するだけでイラつく。
皆が明日の平和の為に頑張ってるのに、一人恋愛に終始している姿がひたすら浮く。
そしてそれが周囲にダダ漏れな上に、雰囲気を悪くさせているし。
なのに、周りのキャラにマンセーさせるような発言をさせてるのもイラっとくる。
まだ、この作品のヒロインは多少は役に立っているだけマシなのかもしれませんが。
現時点ではこんな恋愛脳キャラなだけで、話が進めば成長する可能性もありますけど……
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ブレイクブレイド (1) (Flex Comix) コミック – 2007/4/10
吉永 裕ノ介
(著)
国家の思惑と戦争の中で、友情で結ばれていたはずの友たちは、互いに争う事しかできないのか……!?
人々が内在する魔力をレンズと呼ばれる触媒で顕在化させ、エネルギーとする世界のクルゾン大陸で巻き起こる資源戦争。戦闘兵器魔動巨兵ゴゥレムによる戦乱は激化していた。魔力を持たないライガットは、発掘された古代のゴゥレムにふとしたことから乗り込み、戦乱の渦に巻き込まれていく…!
魔力のないライガットが何故ゴゥレムを動かせるのか? そして敵・味方に別れ争うこととなった友情の行方は…?
友情と戦争の間で葛藤する若者達の姿と、重厚なメカアクションが見事に融合したスペクタクル戦記ロマン!!
人々が内在する魔力をレンズと呼ばれる触媒で顕在化させ、エネルギーとする世界のクルゾン大陸で巻き起こる資源戦争。戦闘兵器魔動巨兵ゴゥレムによる戦乱は激化していた。魔力を持たないライガットは、発掘された古代のゴゥレムにふとしたことから乗り込み、戦乱の渦に巻き込まれていく…!
魔力のないライガットが何故ゴゥレムを動かせるのか? そして敵・味方に別れ争うこととなった友情の行方は…?
友情と戦争の間で葛藤する若者達の姿と、重厚なメカアクションが見事に融合したスペクタクル戦記ロマン!!
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンク クリエイティブ
- 発売日2007/4/10
- ISBN-104797341424
- ISBN-13978-4797341423
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商品の説明
出版社からのコメント
国家の思惑と戦争の中で、友情で結ばれていたはずの友たちは、互いに争う事しかできないのか……!?
人々が内在する魔力をレンズと呼ばれる触媒で顕在化させ、エネルギーとする世界のクルゾン大陸で巻き起こる資源戦争。戦闘兵器魔動巨兵ゴゥレムによる戦乱は激化していた。魔力を持たないライガットは、発掘された古代のゴゥレムにふとしたことから乗り込み、戦乱の渦に巻き込まれていく…!
魔力のないライガットが何故ゴゥレムを動かせるのか? そして敵・味方に別れ争うこととなった友情の行方は…?
友情と戦争の間で葛藤する若者達の姿と、重厚なメカアクションが見事に融合したスペクタクル戦記ロマン!!
人々が内在する魔力をレンズと呼ばれる触媒で顕在化させ、エネルギーとする世界のクルゾン大陸で巻き起こる資源戦争。戦闘兵器魔動巨兵ゴゥレムによる戦乱は激化していた。魔力を持たないライガットは、発掘された古代のゴゥレムにふとしたことから乗り込み、戦乱の渦に巻き込まれていく…!
魔力のないライガットが何故ゴゥレムを動かせるのか? そして敵・味方に別れ争うこととなった友情の行方は…?
友情と戦争の間で葛藤する若者達の姿と、重厚なメカアクションが見事に融合したスペクタクル戦記ロマン!!
登録情報
- 出版社 : ソフトバンク クリエイティブ (2007/4/10)
- 発売日 : 2007/4/10
- 言語 : 日本語
- コミック : 160ページ
- ISBN-10 : 4797341424
- ISBN-13 : 978-4797341423
- Amazon 売れ筋ランキング: - 604,024位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
珍しいWEB連載のオリジナルロボット漫画。
一見ぱっとしないメカデザインだが
劇中での動きは躍動感があり、戦闘シーンではまるで
別物のような美しさを見せる(若干見分けにくいが)。
基本的にコミカルでテンポの良いストーリーだが
一方でゴゥレム同士の戦闘によるキャラクターの「死に様」を
敵味方・主役脇役区別なく子細に描写しているのが特徴。
格好いいロボット・人間ドラマ、両方見たい人にお勧め出来る漫画である。
一見ぱっとしないメカデザインだが
劇中での動きは躍動感があり、戦闘シーンではまるで
別物のような美しさを見せる(若干見分けにくいが)。
基本的にコミカルでテンポの良いストーリーだが
一方でゴゥレム同士の戦闘によるキャラクターの「死に様」を
敵味方・主役脇役区別なく子細に描写しているのが特徴。
格好いいロボット・人間ドラマ、両方見たい人にお勧め出来る漫画である。
2010年7月15日に日本でレビュー済み
ゴーレムと呼ばれる人型戦闘兵器が各国間の戦力を決める世界。
突如、戦端を切り開かれた2国間の争いと遺跡から発掘された古代文明の現代とは異なるゴーレム。
そして、それに纏わる人間模様。
主人公はこの世界の基本となる能力が使えない言わば「異端」と後ろ指差される存在。
だが、その主人公しか使えない「超兵器」の存在が戦局を左右するようになる。
各個人間の思惑や感情など吹き飛ばす現実の戦い。
友人同士家族同士ですら否応なく敵対関係とならねばならない。
主人公はそもそも「軍人」ではなかった。
だからまだまだ全くの素人だし、戦いに関する心構えも決められてはいない。
当然に甘さがある。それが今後の展開でさらなる死者を出す引き金になるような気もします。
「戦記もの」と分類してもいいのかもしれませんが、
一戦・一戦の戦闘の戦略および戦術がイマイチ読者側に判りません。
結局のところ、ゴーレムの大暴れで毎回毎回収集が着いたような着かないような・・・という展開。
絵も人物描写は上手いのですが、兵器関連はラフ画に近い印象がします。
突如、戦端を切り開かれた2国間の争いと遺跡から発掘された古代文明の現代とは異なるゴーレム。
そして、それに纏わる人間模様。
主人公はこの世界の基本となる能力が使えない言わば「異端」と後ろ指差される存在。
だが、その主人公しか使えない「超兵器」の存在が戦局を左右するようになる。
各個人間の思惑や感情など吹き飛ばす現実の戦い。
友人同士家族同士ですら否応なく敵対関係とならねばならない。
主人公はそもそも「軍人」ではなかった。
だからまだまだ全くの素人だし、戦いに関する心構えも決められてはいない。
当然に甘さがある。それが今後の展開でさらなる死者を出す引き金になるような気もします。
「戦記もの」と分類してもいいのかもしれませんが、
一戦・一戦の戦闘の戦略および戦術がイマイチ読者側に判りません。
結局のところ、ゴーレムの大暴れで毎回毎回収集が着いたような着かないような・・・という展開。
絵も人物描写は上手いのですが、兵器関連はラフ画に近い印象がします。
2012年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的な理由ですが、過去に栄えた文明の片鱗が、科学技術が衰退した現代にて発掘されて利用されている、という設定が大好きな自分には完全にツボに入っていました。この作品ではゴーレムと呼ばれる人型の兵器がそれにあたります。
主人公だけが動かせる謎の発掘兵器という、言ってしまえばありきたりな設定ではありますが、それを感じさせないほどゴーレムのデザインや動きがかっこよく、人物も魅力的に描かれていると思います。
続きがどんどん読みたくなる作品です!
主人公だけが動かせる謎の発掘兵器という、言ってしまえばありきたりな設定ではありますが、それを感じさせないほどゴーレムのデザインや動きがかっこよく、人物も魅力的に描かれていると思います。
続きがどんどん読みたくなる作品です!
2008年12月9日に日本でレビュー済み
一言でいうとロボット同士の戦いを描いた作品です。
主人公は特別な存在という一般的な作品と同じ設定ながら、
全く違うテイストを出しているところが非常に良いです。
たとえば、よくある主人公機は砲弾が当たっても大丈夫とか、
特別な機体は攻撃を弾いたりとかそういう設定がありません。
激突したり砲弾が当たったところは、傷が付き、貫通し、
直撃を受ければ誰だって命はないという細かい描き込みが
よくできています。
そんなリアルを表現しながらも、マンガらしい設定を持たせ、
スラスラと読めるものを実現しています。
また、個はあくまで個であり、戦争を集結に導くような
圧倒的な力は持たせてありません。
ただ、絶妙に絡み合う人間関係の中で揺れ動き、
戦局に影響を与えることができることも示しています。
誰もが自国のため、家族のため、自分のために戦っている。
果たして、複雑に絡み合う想いを紡ぐことができるのか?
主人公は特別な存在という一般的な作品と同じ設定ながら、
全く違うテイストを出しているところが非常に良いです。
たとえば、よくある主人公機は砲弾が当たっても大丈夫とか、
特別な機体は攻撃を弾いたりとかそういう設定がありません。
激突したり砲弾が当たったところは、傷が付き、貫通し、
直撃を受ければ誰だって命はないという細かい描き込みが
よくできています。
そんなリアルを表現しながらも、マンガらしい設定を持たせ、
スラスラと読めるものを実現しています。
また、個はあくまで個であり、戦争を集結に導くような
圧倒的な力は持たせてありません。
ただ、絶妙に絡み合う人間関係の中で揺れ動き、
戦局に影響を与えることができることも示しています。
誰もが自国のため、家族のため、自分のために戦っている。
果たして、複雑に絡み合う想いを紡ぐことができるのか?
2010年4月22日に日本でレビュー済み
ひとことで言うと魅力的なキャラクターが多数登場するロボット戦記。
しかしうっかりキャラ萌えしないほうがいい。
あっという間にお亡くなりになる可能性が非常に高いのだ。
まだまだ活躍はこれからだろってキャラでも情け容赦なくあっけなく死ぬ。戦争だから。
たとえて言うとキルヒアイスがいっぱい、みたいな感じ。
主人公も含めていつ退場するか分かったもんじゃないので油断がならない。
もちろん安易な復活手段なんかまったくなし。
今後どうなるのか展開がまったく予想できないので先が楽しみ。
ただ話のテンポはちょっと遅い感じでそれだけが残念(なので星マイナス1)。
ロボットものとして見ると、飛び道具の威力が非常に限定されていて白兵戦がけっこう多い。
ロボット兵器が兵器としてちゃんと機能しているのがうれしい(強力だけどけして万能じゃない)。
大人買いで一気読みするのが吉。
しかしうっかりキャラ萌えしないほうがいい。
あっという間にお亡くなりになる可能性が非常に高いのだ。
まだまだ活躍はこれからだろってキャラでも情け容赦なくあっけなく死ぬ。戦争だから。
たとえて言うとキルヒアイスがいっぱい、みたいな感じ。
主人公も含めていつ退場するか分かったもんじゃないので油断がならない。
もちろん安易な復活手段なんかまったくなし。
今後どうなるのか展開がまったく予想できないので先が楽しみ。
ただ話のテンポはちょっと遅い感じでそれだけが残念(なので星マイナス1)。
ロボットものとして見ると、飛び道具の威力が非常に限定されていて白兵戦がけっこう多い。
ロボット兵器が兵器としてちゃんと機能しているのがうれしい(強力だけどけして万能じゃない)。
大人買いで一気読みするのが吉。
2009年7月8日に日本でレビュー済み
誰もが魔力をもつ世界“クルゾン大陸”。
主人公・ライガットは魔力を持たず、“能なし”と呼ばれていました。
しかし、誰が触れても動くことのなかった古代の発掘ロボット(ゴゥレム)が、
ライガットが触れた途端に稼働し始めます。
争い事を嫌うライガットは、友を救うために戦火へ飛び込むことに……。
ファンタジー世界におけるロボット漫画で、戦記モノとしても楽しめます。
聖刻シリーズなどが好きな人でしたら、絶対にオススメ。
ファイブスターほど派手ではありませんが、通じるところがあると思います。
人間の感情の描写も丁寧で、主人公の揺れる気持ちが手に取るように伝わります。
友情や恋愛のゆくえも気になりますね!
主人公・ライガットは魔力を持たず、“能なし”と呼ばれていました。
しかし、誰が触れても動くことのなかった古代の発掘ロボット(ゴゥレム)が、
ライガットが触れた途端に稼働し始めます。
争い事を嫌うライガットは、友を救うために戦火へ飛び込むことに……。
ファンタジー世界におけるロボット漫画で、戦記モノとしても楽しめます。
聖刻シリーズなどが好きな人でしたら、絶対にオススメ。
ファイブスターほど派手ではありませんが、通じるところがあると思います。
人間の感情の描写も丁寧で、主人公の揺れる気持ちが手に取るように伝わります。
友情や恋愛のゆくえも気になりますね!
2009年12月27日に日本でレビュー済み
ランペイジの作者が何か知らんが、ロボットものを描いているというのを知ったのは、店頭で4巻くらい出ていた頃。
どこの雑誌かは知らんが、復活して良かった、くらいに思いつつ、ロボットものにはあんまり関心がなかったので暫く黙殺していた。
何かの時に試しに買ってみたら、実に面白い。まず世界観が特殊で少し新鮮。SFのようなファンタジーのような。
ランペイジの舞台に似た古臭い時代と土地と国。そして人々。
そこで行われる戦いの要となるのが、ゴーレムと呼ばれる魔動機械。それに乗るのは魔導戦士(笑)
どこか古臭いというか、泥臭さが愛着を与える感じ。
テーマは主人公の能無し(アンソーサラー)ライガットの愛と友情の物語といったところか。
一巻から怒涛の展開で、かつての友人が四者四様の立場と思いを抱えてぶつかり合う。
まあ、実際に戦うのはライガットとゼスだけなんだけど。
ヘタレ主人公に与えられたのは、魔力を持たない者にしか動かせないらしい規格外の機動力を持つアンダーゴーレム。
農民である彼には戦いの経験はなく、度胸も覚悟もないのに、唯一アンダーゴーレムを動かせるという特殊性の為に、戦いに巻き込まれていく。
ところで、彼の弟も能無しらしいのだが…?
まずは序盤の序盤。
どこの雑誌かは知らんが、復活して良かった、くらいに思いつつ、ロボットものにはあんまり関心がなかったので暫く黙殺していた。
何かの時に試しに買ってみたら、実に面白い。まず世界観が特殊で少し新鮮。SFのようなファンタジーのような。
ランペイジの舞台に似た古臭い時代と土地と国。そして人々。
そこで行われる戦いの要となるのが、ゴーレムと呼ばれる魔動機械。それに乗るのは魔導戦士(笑)
どこか古臭いというか、泥臭さが愛着を与える感じ。
テーマは主人公の能無し(アンソーサラー)ライガットの愛と友情の物語といったところか。
一巻から怒涛の展開で、かつての友人が四者四様の立場と思いを抱えてぶつかり合う。
まあ、実際に戦うのはライガットとゼスだけなんだけど。
ヘタレ主人公に与えられたのは、魔力を持たない者にしか動かせないらしい規格外の機動力を持つアンダーゴーレム。
農民である彼には戦いの経験はなく、度胸も覚悟もないのに、唯一アンダーゴーレムを動かせるという特殊性の為に、戦いに巻き込まれていく。
ところで、彼の弟も能無しらしいのだが…?
まずは序盤の序盤。