「口下手」、「人見知り」に親近感を覚えて購入した次第ですが、共感できるところは少なくない。
著者の営業スタイルの核は「常にお客の立場で考える」という部分にあるが、凄いところは「顧客に喜んでもらったり、営業が顧客の立場で考え行動していること」を本人がさほど意識せずに、顧客が実感していることである。
一方、これは本人の性格や資質によるところが大きく、本書を読んで大変身できたり、多くを真似したりするのは難しいと思う。実際、本人も周囲も「何で売れるのか」と首をかしげている。
これは、相手に安心感や信頼感を与えるということが、その人の態度や接し方、話し方、気配り、雰囲気、行動など言葉で表せない部分に大きく影響しているからではないか。
実際、上司へのインタビューで「もともと臆病な性格なんだと思います。私(上司)に怒られたり、注意されたりするのが大嫌いで、お客様に嫌われるのも本当に怖いのだと思う。その資質と『負けず嫌い』など、弱者が持っている気持ちが後押しして、彼女にしかできない営業スタイルが出来上がっている」と述べている。
そう言ってしまうと元も子もないが、我々に示唆してくれるところもある。
それは、「何よりもまず、お客に喜んでもらうことを考える」、「自分がされて嫌なことはしない」、突き詰めれば「相手を思いやるというホスピタリティ的な側面」ということではなかろうか。これらを心掛けるだけでも、お客に与える印象が変わるかもしれない。
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私はこうして日本一MINIを売る女になった 単行本 – 2007/9/26
福田 稔己
(著)
口ベタで人見知りの福田さんが、なぜ日本一売れるのか?
もともとは平凡な営業だった福田さん。
が、MINIのセールスを始めたその年から、
年間販売台数が2年連続ダントツ日本一の成績をはじき出すようになった。
一体、彼女に何が起こったのか?
ショールームでお客さんと話しても、
沈黙が続くことさえあるという口下手な福田さんだが、
彼女からクルマを買ったお客さんは、
きまって「彼女だから買った」「彼女から買って良かった」と口にする。
そんな異色のセールスウーマンが、
お客の懐にいつの間にか入り込んでしまう魔法、
みるみる売れるようになった高確率セールスの秘訣を大公開する!
もともとは平凡な営業だった福田さん。
が、MINIのセールスを始めたその年から、
年間販売台数が2年連続ダントツ日本一の成績をはじき出すようになった。
一体、彼女に何が起こったのか?
ショールームでお客さんと話しても、
沈黙が続くことさえあるという口下手な福田さんだが、
彼女からクルマを買ったお客さんは、
きまって「彼女だから買った」「彼女から買って良かった」と口にする。
そんな異色のセールスウーマンが、
お客の懐にいつの間にか入り込んでしまう魔法、
みるみる売れるようになった高確率セールスの秘訣を大公開する!
- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2007/9/26
- ISBN-104797341963
- ISBN-13978-4797341966
商品の説明
レビュー
MINIの販売に携わるようになる以前の私は、
はっきり言って平凡な成績しか上げたことがありませんでした。
1991年にマツダのユーノスの販売店に入社して、
以後、シトロエン、プジョーと、1年半ほど新幹線の車内販売員をしていた時期を除けば、
ずっとクルマのセールスを仕事にしてきました。
自分なりに一所懸命やってきたつもりでしたが、ナンバーワンや表彰には縁がなく、
そういった成績を上げる人は、何か特別な、
すごい才能を持った人なんだと思っていました。
そんな私の人生が変わったのは、2004年の秋に、
社内の異動という形でプジョーからMINIの販売に移ったことがきっかけでした。
クルマのセールスというのは、ノルマは普通、月に5台程度。
10台近くコンスタントに売れば優秀という世界です。
それなのにいきなりその年の11月と12月で合わせて22台という、
それまでに自分が販売したことがない台数を達成することができました。
そして、年が明けてもその勢いは続き、
05年には年間150台を販売し、MINIの販売台数日本一になりました。
さらに続く06年も年間143台で、2年連続の日本一になったのです。
月に十数台、2日に1台近いペースで、自分がクルマを売れるようになるなんて、
以前の私には信じられないことでした。
でも、これは本当の話です。
人って、ちょっとしたきっかけで、大きく変われるんです。
平凡だった私にできたということは、
今売れていない人でも、何か簡単なきっかけで、
急に売れるようになる可能性があるはずです。
この本がその一助になれば幸いです。 --著者からのコメント
はっきり言って平凡な成績しか上げたことがありませんでした。
1991年にマツダのユーノスの販売店に入社して、
以後、シトロエン、プジョーと、1年半ほど新幹線の車内販売員をしていた時期を除けば、
ずっとクルマのセールスを仕事にしてきました。
自分なりに一所懸命やってきたつもりでしたが、ナンバーワンや表彰には縁がなく、
そういった成績を上げる人は、何か特別な、
すごい才能を持った人なんだと思っていました。
そんな私の人生が変わったのは、2004年の秋に、
社内の異動という形でプジョーからMINIの販売に移ったことがきっかけでした。
クルマのセールスというのは、ノルマは普通、月に5台程度。
10台近くコンスタントに売れば優秀という世界です。
それなのにいきなりその年の11月と12月で合わせて22台という、
それまでに自分が販売したことがない台数を達成することができました。
そして、年が明けてもその勢いは続き、
05年には年間150台を販売し、MINIの販売台数日本一になりました。
さらに続く06年も年間143台で、2年連続の日本一になったのです。
月に十数台、2日に1台近いペースで、自分がクルマを売れるようになるなんて、
以前の私には信じられないことでした。
でも、これは本当の話です。
人って、ちょっとしたきっかけで、大きく変われるんです。
平凡だった私にできたということは、
今売れていない人でも、何か簡単なきっかけで、
急に売れるようになる可能性があるはずです。
この本がその一助になれば幸いです。 --著者からのコメント
著者について
1969年栃木県生まれ。専門学校卒業後、ユーノスやシトロエン、プジョーの販売店を経て、2004年にBMW MINIのセールスを始める。初年度から年間150台を販売し、全国269人中、2位に30台以上の差をつけてのダントツトップに輝く。昨年も143台を販売し、2年連続トップ。見込み客の2割から制約できれば上出来とされる業界にあって、「6割」のお客に売る高確率セールスは他を圧倒する。
登録情報
- 出版社 : ソフトバンククリエイティブ (2007/9/26)
- 発売日 : 2007/9/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 168ページ
- ISBN-10 : 4797341963
- ISBN-13 : 978-4797341966
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,184,699位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 374位自動車・機械
- - 970位セールス・営業 (本)
- - 67,044位投資・金融・会社経営 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は人一倍人見知りだといっており、本当にそうだと思いますが、営業の方法は大変参考になります。
本書では車を「売りつける」のではなく、車を「好き」になってもらうことが大切だと言っています。
そして、著者の営業成績の秘密は何よりも「お客様の立場に立つ」という姿勢です。
営業をやっている人もそうでない人も読んで参考になる本です。
一読をお薦めします。
本書では車を「売りつける」のではなく、車を「好き」になってもらうことが大切だと言っています。
そして、著者の営業成績の秘密は何よりも「お客様の立場に立つ」という姿勢です。
営業をやっている人もそうでない人も読んで参考になる本です。
一読をお薦めします。
2007年11月6日に日本でレビュー済み
2005年3月にこの人からMINIを買いました。契約前は連絡も有り、対応もよかったのですが、契約後、納車までの連絡はほとんど無かったし、納車後も売りっぱなし状態です。1年点検の連絡も無かったので、点検し忘れてしまいました。(車に問題は無かったですが)契約は日本一かもしれませんが、お客様満足度は日本一じゃないと思います。
2013年10月3日に日本でレビュー済み
読んでいて、MINIが欲しくなってしまった。
筆者はMINIが大好きで、MINIを大好きになったからこそ、トップセールスになれたんだ、ということがよくわかる内容だった。
正直、この本を読んでもトップセールスになれるかどうかわからない。
トップセールスになるために必要な要素が体系的にまとめられているわけでもない。
ただ、筆者のような情熱を持って、諦めず、それでいてユーザーの気持ちを忘れずにアプローチすることが大切だということがよくわかった。
たぶん、自分には真似できないと思う。
でも、全てを真似できなかったとしても、営業に必要な大切な要素を改めて認識できたと思う。
そして、明日からの仕事に活かせるモーメントがたくさん詰まっていたと思う。
筆者はMINIが大好きで、MINIを大好きになったからこそ、トップセールスになれたんだ、ということがよくわかる内容だった。
正直、この本を読んでもトップセールスになれるかどうかわからない。
トップセールスになるために必要な要素が体系的にまとめられているわけでもない。
ただ、筆者のような情熱を持って、諦めず、それでいてユーザーの気持ちを忘れずにアプローチすることが大切だということがよくわかった。
たぶん、自分には真似できないと思う。
でも、全てを真似できなかったとしても、営業に必要な大切な要素を改めて認識できたと思う。
そして、明日からの仕事に活かせるモーメントがたくさん詰まっていたと思う。
2007年9月27日に日本でレビュー済み
年間150台の新車を売ってしまう、なんとも凄い女性営業の方の自叙伝的、ビジネス書です。
リピート客が多いのかと思いきや、ほとんどすべてが新規客への販売なのだそうです。
これまでのビジネス書の多くは、自称・元敏腕営業マンが現役を退き、
経営コンサルタントに転進してから書いた“自己セールス本”が多かったように思います。
その点、本書は、現役バリバリの営業、しかも女性。
敏腕営業というと“イケイケ・ドンドン”のアグレッシブな熱血漢を想像しがちですが、この本の著者は、まったく逆。
普通のレベル以上に口下手っぽい印象が伝わってきます。
それなのに、日本一。
著者自身、「私も変われるんだから、ちょっとしたきっかけで、誰でも大変身できるんだ」と訴えていますが、とても説得力があります。
しかも、即役立つ情報も少なくないので、読んでよかったです。
リピート客が多いのかと思いきや、ほとんどすべてが新規客への販売なのだそうです。
これまでのビジネス書の多くは、自称・元敏腕営業マンが現役を退き、
経営コンサルタントに転進してから書いた“自己セールス本”が多かったように思います。
その点、本書は、現役バリバリの営業、しかも女性。
敏腕営業というと“イケイケ・ドンドン”のアグレッシブな熱血漢を想像しがちですが、この本の著者は、まったく逆。
普通のレベル以上に口下手っぽい印象が伝わってきます。
それなのに、日本一。
著者自身、「私も変われるんだから、ちょっとしたきっかけで、誰でも大変身できるんだ」と訴えていますが、とても説得力があります。
しかも、即役立つ情報も少なくないので、読んでよかったです。
2007年9月26日に日本でレビュー済み
数年前にMINIのセールスを始めるまでは、ごく平凡な営業成績だったという著者の福田さん。
人見知りで、口下手で、お客さんとの会話が途切れることも多いようです。
本書はコンサルタントが書くような営業のテクニック集ではないものの、
著者の日々の営業活動を下敷きに、売れる営業の実態に迫っています。
営業として大切な考え方や行動力の根本を説き、営業の土台とは何かを気付かせてくれます。
身近にいるオネエさんっぽい親しみやすい雰囲気ながら、
実は2日に1台のペースでクルマを売って売って売りまくっている敏腕セールス。
そんな彼女の背中から仕事のイロハを学ぶようなテイストで、個人的に学ぶことがとても多かったです。
ふだん見落としてしまっている、
あまりにも当たり前のことをおろそかにしている、
小手先のテクニックより、実はそんな根っこの部分をきちんとしないと前に進めないんですね。
人見知りで、口下手で、お客さんとの会話が途切れることも多いようです。
本書はコンサルタントが書くような営業のテクニック集ではないものの、
著者の日々の営業活動を下敷きに、売れる営業の実態に迫っています。
営業として大切な考え方や行動力の根本を説き、営業の土台とは何かを気付かせてくれます。
身近にいるオネエさんっぽい親しみやすい雰囲気ながら、
実は2日に1台のペースでクルマを売って売って売りまくっている敏腕セールス。
そんな彼女の背中から仕事のイロハを学ぶようなテイストで、個人的に学ぶことがとても多かったです。
ふだん見落としてしまっている、
あまりにも当たり前のことをおろそかにしている、
小手先のテクニックより、実はそんな根っこの部分をきちんとしないと前に進めないんですね。
2007年10月9日に日本でレビュー済み
口下手で、人見知り、なんとなくオットリとした人柄が文面から伝わってきますが、
一方で、内面には人一倍強固な軸を持ち合わせている人なんだろうと感じました。
以前は意識の低い営業だったようですが、
ある時、経験したことのない高いハードルを越える努力を強いられ、
逃れられない状況の中で泥臭く契約を勝ち取り、
無理と思われた目標を達成したことで人生が変わったそうです。
ちょっとしたターニングポイントが、ステージアップのヒントをもたらし、
常勝の成功法則を身につけさせたということでしょう。
その過程が手に取るように綴られているので、
誰にでも参考になる成功のヒントが得られると思います。
一方で、内面には人一倍強固な軸を持ち合わせている人なんだろうと感じました。
以前は意識の低い営業だったようですが、
ある時、経験したことのない高いハードルを越える努力を強いられ、
逃れられない状況の中で泥臭く契約を勝ち取り、
無理と思われた目標を達成したことで人生が変わったそうです。
ちょっとしたターニングポイントが、ステージアップのヒントをもたらし、
常勝の成功法則を身につけさせたということでしょう。
その過程が手に取るように綴られているので、
誰にでも参考になる成功のヒントが得られると思います。
2007年9月28日に日本でレビュー済み
ちょっと前までは何の変哲もないセールスウーマンだった人が、突如、日本一のトップセールスに変身した販売術がエッセイ調で綴られています。
基本に忠実でありつつ、とはいえ著者独特の営業ノウハウが満載です。
口ベタで人見知りを自認する著者が、2日に1台クルマを売り続け、日本一の販売成績で表彰されるようになった。
これは営業のノウハウ本ですが、口ベタ、人見知りが、それをどのように克服してきたかという、自己啓発本としてのご利益も豊富に詰まっています。
現在進行形の経験に基づく、リアルな話には説得力があります。
読んで損はしない本です。
基本に忠実でありつつ、とはいえ著者独特の営業ノウハウが満載です。
口ベタで人見知りを自認する著者が、2日に1台クルマを売り続け、日本一の販売成績で表彰されるようになった。
これは営業のノウハウ本ですが、口ベタ、人見知りが、それをどのように克服してきたかという、自己啓発本としてのご利益も豊富に詰まっています。
現在進行形の経験に基づく、リアルな話には説得力があります。
読んで損はしない本です。