タイトル通りの、地図うんちく本。けれど嫌みが無く、とても生産的。「そういえばこれ何でやったっけ」という疑問が網羅され、実用的な知識がたくさん入る。「地図とマップの違い」なんていう項目にちゃんとした回答を与えてくれているあたりに好感。
GIS業界の知見がバックボーンにあるからか、更新されるカーナビの地図や、その更新の大変さ(やっぱり現地調査が大事)という、業務に根付いた現実的な文章もけっこうあっておもしろかった。
Google MapやYahoo!地図に見慣れた今日この頃、「この地図は見やすい」と直感的には言えるけれど、逆にゼロから「どう描けば見やすい地図になるか」を考えるのは、けっこう大変だと思う。市場原理で「見やすい」地図が生き残ると考えると、普段見慣れた地図は、見やすさのために相当の工夫がなされているんだな、と思った。一言で地図と言っても奥深い.
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みんなが知りたい地図の疑問50 地図はなぜ北が上なの?コンビニのマークが地図記号にないのは? (サイエンス・アイ新書) 新書 – 2010/7/16
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購入オプションとあわせ買い
知られざる地図のふしぎ
何気なく使っている地図――
地形図、地図帳、ロードマップ
iPhoneだってカーナビだって
地図がなければ始まりません。
では地図はどうやってつくられるのでしょうか?
1本1本の線に込められた本当の意味を知ることで
地図はもっと深く、そしてもっと面白くなるのです。
長い歴史を持ち、そしていまも進化し続ける地図
その奥深い世界にふれる1冊です。
何気なく使っている地図――
地形図、地図帳、ロードマップ
iPhoneだってカーナビだって
地図がなければ始まりません。
では地図はどうやってつくられるのでしょうか?
1本1本の線に込められた本当の意味を知ることで
地図はもっと深く、そしてもっと面白くなるのです。
長い歴史を持ち、そしていまも進化し続ける地図
その奥深い世界にふれる1冊です。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2010/7/16
- 寸法10.4 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-104797344563
- ISBN-13978-4797344561
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商品の説明
著者について
真野 栄一(まの えいいち)
株式会社楽しいチリビジ代表取締役。1964年名古屋市生まれ。名古屋大学で地理学を専攻後、地図出版社に就職
遠藤 宏之(えんどう ひろゆき)
測量士、地図情報コンサルタント。1963年徳島県吉野川市生まれ。駒澤大学文学部地理学科出身
石川 剛(いしかわ つよし)
東京地図研究社取締役。1970年愛知県岡崎市生まれ。雑誌「GIS NEXT」の編集部長を兼務
株式会社楽しいチリビジ代表取締役。1964年名古屋市生まれ。名古屋大学で地理学を専攻後、地図出版社に就職
遠藤 宏之(えんどう ひろゆき)
測量士、地図情報コンサルタント。1963年徳島県吉野川市生まれ。駒澤大学文学部地理学科出身
石川 剛(いしかわ つよし)
東京地図研究社取締役。1970年愛知県岡崎市生まれ。雑誌「GIS NEXT」の編集部長を兼務
登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2010/7/16)
- 発売日 : 2010/7/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4797344563
- ISBN-13 : 978-4797344561
- 寸法 : 10.4 x 1.2 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 294,975位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 33位世界地図
- - 198位サイエンス・アイ新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月15日に日本でレビュー済み
私は地図関連の仕事をしているので地図には詳しい方ですが、この本を読んで、知らない事や新しい発見があり、楽しく読めました。
本は50の疑問に答える形で書かれていますが、例えば、”砂漠の民は砂漠で道に迷わないと聞くが、あれはなぜなの?”では日頃、地図を使わない人の気が知れないと思っている私も認識を新たにしました。
”アメリカの世界地図を見て驚いた。日本が端っこなのはいったいなぜ?”では、太平洋、大西洋、インド洋中心の世界地図が表示されていますが、現在の中国やインドの躍進振りを見ていると、インド洋中心の世界地図が今後の行方を暗示しているようで勝手に頷いてしまいました。
この本を読んで何を発見するかは読んだ人によるかと思いますが、50の項目にある多くの地図を見ると、人それぞれの発見があると思います。地図は人の認識を変えるものだなと改めて思いました。
カーナビやGoogle MapsなどIT技術により、地図の役割も大きく変わりました。この本は従来の古風な”地図”の解説に留まらず、最新のIT技術を前提にしたこれからの地図について考える上でとても参考になる、いい本だと思います。
残念なのは判型が新書なので地図が小さいことと、興味のある地図へのリンクも多いのですが、紙の本なのですぐに見る事ができない事です。
是非、iPad版を出して欲しいと思いました。
本は50の疑問に答える形で書かれていますが、例えば、”砂漠の民は砂漠で道に迷わないと聞くが、あれはなぜなの?”では日頃、地図を使わない人の気が知れないと思っている私も認識を新たにしました。
”アメリカの世界地図を見て驚いた。日本が端っこなのはいったいなぜ?”では、太平洋、大西洋、インド洋中心の世界地図が表示されていますが、現在の中国やインドの躍進振りを見ていると、インド洋中心の世界地図が今後の行方を暗示しているようで勝手に頷いてしまいました。
この本を読んで何を発見するかは読んだ人によるかと思いますが、50の項目にある多くの地図を見ると、人それぞれの発見があると思います。地図は人の認識を変えるものだなと改めて思いました。
カーナビやGoogle MapsなどIT技術により、地図の役割も大きく変わりました。この本は従来の古風な”地図”の解説に留まらず、最新のIT技術を前提にしたこれからの地図について考える上でとても参考になる、いい本だと思います。
残念なのは判型が新書なので地図が小さいことと、興味のある地図へのリンクも多いのですが、紙の本なのですぐに見る事ができない事です。
是非、iPad版を出して欲しいと思いました。
2010年8月29日に日本でレビュー済み
高校時代の友人に地図が大好きなのがいて、彼は地図の不備を見つけては国土地理院に報告。それが反映されたことがあると、とても喜んでいました。
地図は見ていて、飽きませんね。今回、タイトルに惹かれて読みました。期待通り、私の知らない地図の話が満載でした。
たとえば、地図の図法の話。ユニバーサル横メルカトル図法(UTM図法)っていうのを、高校の地理の時間に習いましたが、この本の中で久々に登場! UTM図法で投影された地形図を日本全国つなぎ合わせると、1/25000地形図なら4342枚! 南北100mにもおよぶ大きな地図になるとか……。面白いことに、これらの地形図は1枚1枚は平面ですが、つなぎ合わせると全体として球面に近い形になるそうですよ。
最近ではインターネットで簡単に地図を見ることができます。デジタル地図は、縮尺を変えることができます。この便利さは、紙の地図にはないところです。デジタル地図に関する話題もたくさん入ってますよ。
最後まで読んで……、多分、地図の話題はまだまだあると思いました。第2弾もありそうな予感がします。
地図は見ていて、飽きませんね。今回、タイトルに惹かれて読みました。期待通り、私の知らない地図の話が満載でした。
たとえば、地図の図法の話。ユニバーサル横メルカトル図法(UTM図法)っていうのを、高校の地理の時間に習いましたが、この本の中で久々に登場! UTM図法で投影された地形図を日本全国つなぎ合わせると、1/25000地形図なら4342枚! 南北100mにもおよぶ大きな地図になるとか……。面白いことに、これらの地形図は1枚1枚は平面ですが、つなぎ合わせると全体として球面に近い形になるそうですよ。
最近ではインターネットで簡単に地図を見ることができます。デジタル地図は、縮尺を変えることができます。この便利さは、紙の地図にはないところです。デジタル地図に関する話題もたくさん入ってますよ。
最後まで読んで……、多分、地図の話題はまだまだあると思いました。第2弾もありそうな予感がします。
2010年11月21日に日本でレビュー済み
動物園の園内案内図は地図でしょうか?航空写真は地図でしょうか?
間取り図は?鉄道路線図は?スタジアムの座席表は?
そんな問いかけから始まる本書ですが、正直その質問が何のことだかさっぱり
わかりませんでした。航空写真は写真だろうし間取りは図でしょう?と。
本書は、地図の成り立ちや書き方、どのような歴史や種類が・・という王道から
はじまって、だんだんQ&Aがとっぴになっていきます。砂漠を移動する民族は
どんな地図を使っているのか。考えたこともなかったけれども確かに言われてみれば
気になる話です。(ちなみに星を頼りに、という結果ではありません)
とにかく幅広い薀蓄をひたすら追っかけていったらば、一冊あっという間に読み終えて
しまいました。そして当初の「園内案内図は地図?」という質問の意図について最後に
視界がパッと広がりました。知的好奇心を満たす、面白い本です。
また、この本は半分くらい「今、これからの地図=デジタル地図」についても言及されて
います。新旧合わせた地図の薀蓄が一冊で手に入る本でした。
間取り図は?鉄道路線図は?スタジアムの座席表は?
そんな問いかけから始まる本書ですが、正直その質問が何のことだかさっぱり
わかりませんでした。航空写真は写真だろうし間取りは図でしょう?と。
本書は、地図の成り立ちや書き方、どのような歴史や種類が・・という王道から
はじまって、だんだんQ&Aがとっぴになっていきます。砂漠を移動する民族は
どんな地図を使っているのか。考えたこともなかったけれども確かに言われてみれば
気になる話です。(ちなみに星を頼りに、という結果ではありません)
とにかく幅広い薀蓄をひたすら追っかけていったらば、一冊あっという間に読み終えて
しまいました。そして当初の「園内案内図は地図?」という質問の意図について最後に
視界がパッと広がりました。知的好奇心を満たす、面白い本です。
また、この本は半分くらい「今、これからの地図=デジタル地図」についても言及されて
います。新旧合わせた地図の薀蓄が一冊で手に入る本でした。