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自分探しが止まらない (SB新書) 新書 – 2008/2/16

2.9 5つ星のうち2.9 29個の評価

自分探しの罠にはまらないための道を探る!

自己啓発や自己分析でかえって己を見失ってしまう若者や、自分を探しに世界へまで飛び出してしまう夢追い人など“自分探し"は日本中に蔓延している。
中田英寿から「あいのり」まで幅広い分野での自分探しを分析し、その実態を探り出す。


▼本書の構成
第1章 世界に飛び出す日本の自分探し
第2章 フリーターの自分探し
第3章 自分探しが食い物にされる社会
第4章 なぜ自分探しは止まらないのか?
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商品の説明

レビュー

就職しないで夢を追い続けるフリーター、いきなり自分を探すために世界へはばたいてしまう若者、自己啓発にのめりこんでしまうサラリーマンなどなど……現代の自分探しの諸相を徹底的に分析する!
中田英寿から「あいのり」にまで見られる「自分探し」のルーツも探り、かえって自分を見失ってしまうような罠に陥らないための方策を考える一冊である。 --出版社からのコメント

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ SBクリエイティブ (2008/2/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/2/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4797344997
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4797344998
  • カスタマーレビュー:
    2.9 5つ星のうち2.9 29個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「自分探し」という言葉をキーワードに、
今までの時代を体系的に整理しているので、
「ああ、そういえばこんなのあったな!」と、
かつてのムーブメントや騒動を振り返るのには参考になる。

ここに挙げられている例でいえば、
中田英寿、須藤元気、イラク人質事件、イラク香田さん殺害事件、
XJAPANのToshi、猿岩石、あいのり、「流学日記」「絶対内定」、高橋歩、
藤原新也、沢木幸太郎、軌保博光、ホワイトバンド、
自己啓発系居酒屋「てっぺん」、映画「ザ・ビーチ」など。
メディアを賑わせたり、多くの人に影響を与えた作品などを、
「自分探し」というキーワードでよくまとめてある。
時代分析としてはとってもおもしろい。

また「自分探し」をするのは若者が悪いわけではなく、
労働環境の変化によって、そうせざるを得なくなったことや、
逆にこうした自分探しニーズをビジネスにして、
儲けようとしている人を批判している点は特筆に価する。
高橋歩批判なんかは痛快。

ただ難点は、
・自分探し=自己啓発=ポジティブ・シンキング=すべては、
アメリカのニューエイジに原点があるという論調で、
ポジティブ・シンキングまでも批判しているように書かれていること。
(著者はまとめでポジティブ・シンキングは否定しないといっているが、
本書を読む限り、ポジティブ・シンキング=あやしげなニューエイジだから、
すべてダメといっている風に読み取れかねない)

・時代分析には優れているが、
とにかくすべてに否定的な論調なので、
最後まで読み終えても、明るい未来や希望、
解決の糸口がまったく見出せない。
もちろん本書が、解を提示するものではなく、
単にこれまでの時代分析した本だから仕方ないのかもしれないが、
とはいえ最後にとってつけたような、
著者による統括によると、

この世界に立ち向かうことができるような社会を作るためには、
それに見合うだけの努力や研鑽を各人がすべきだろう。

こういう世の中を生きるために欠かせない武器こそ、
「自分探し」に振り回されず、
前向きに生きる姿勢であると信じている。

と書かれており、
なんだ、さんざん本書で否定的に書いてきた、
自分探し=自己啓発のメッセージと同じじゃないか、
と最後にうんざりさせられる。

時代分析が秀逸で、具体的な事象も整理して網羅的に取り上げられており、
その点は素晴らしく参考になるだけに、
最後がとっても残念だなと思った。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「自分探し」 にあまり関係がない自分にとっては,この本を読んでもよくわからない. この本のなかで一番 「わかる」 話は 土井 隆義 の本からの引用で 「自分が輝いていると感じられないのは,秘められた 「本当の自分」 をまだ発見していないからにすぎないのです. だから重要なことは,なんとかそれを見いだして,うまく開花させてやることだと思っているのです.」 という記述だ. もしそうであるなら,なぜ旅をすることが 「自分探し」 になるのか,そこからして説明されていない. この本ではおこっている現象はいろいろ書かれているが,著者がまえがきに書いてあるように 「掘り下げ」 られてはいない.
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
考察をいろんな形でされているけど、中身がない。速水さんとフード左翼・右翼の本を読んで面白いと思っていただけにガッカリ。
2011年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学生の頃から耳にするようになった、「自分探し」を社会現象として書いた本。

若者が自分探しにはまる/会社を3年で辞めるのは、終身雇用が崩れ会社中心主義が崩壊しつつある現代において、少なからず自分の生きる道を自分で選び取って行かなくてはならなくなっており、また教育や就活に見られるように、社会が「好きなことを仕事にすべきだ」「やりたいことを見つけろ」と求めてきたからだと著者は言う。

また、若者の言う「自分探し」の"自分"とは、「社会において人との関係のなかで成し遂げられる何か」ではなく、「自分の内面から発見しうる何か/可能性」であるのだと著者は言う。

この本を他の本と合わせて読むことで、今の日本社会は、昔の会社中心主義に欧米の成果主義が導入されつつある過渡期であり、だからこそ私達若者が自問自答を繰り返すことを余儀なくされるのだと冷静にとらえることができた。
このどこに向かうか分からない大きな時代の流れを意識した上で、自分の社会的立場を考えらればベストなのかとは思う。

あと、こういう社会学的な本て面白いですね。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「今の自分は本当の自分ではない」

「自分にはもっと面白いことができるのでは」

「ここではないどこかへ行けるのでは」

一時期、嘲笑の意味で語られた「自分探し」をする若者たち。

一流アスリートの中田英寿・須藤元気がこれをキーワードに引退したこと。
日本で醒めた目線で語られた日本人三名のイラクでの拘留事件、青年が首をはねられた事件。
バブル期以降で変わっていった価値観(ねるとん→あいのり認 ※三高→ありのままの自分の承)

自分探しと自己啓発、高橋歩と彼に信奉する若者たち。
彼らのマインドをビジネスとして搾取の対象とする「自分探しホイホイ」の構造。

魅力的なキーワードを散りばめながら「自分探し」を斬る一冊。

斬りながらも、その先の「では、どうする?」という部分は記されていません。
が、著者自身もそれは自覚して書いています。
そこは問題ではないでしょう。(「自分探し」を安易に否定するスタンスでは書かれていません)

パターン化してしまっている「自分探し」を体系的・文脈的に整理したというところに意味があるのでしょう。

自分としては生きていく上で現状に埋もれずに「自分探し」をすべきと考えています。
それにドライブをかけるためには自己啓発に近いマインド(根拠なき・努力は怠らないポジティブシンキング)で望むべきだと考えます。

ただし、同時にそれは「あやうさ」を孕むことに自覚的であるべきだと思っています。そのバランス感覚を身につける助けになる良書。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会現象にもなっている「自分探し」の一つ一つを細部まで分析しているのは一読に値する。自分の行動や価値観を見直す良い機会になった。
ただ、読んでてずっと違和感を感じるところがある。
「自分探し」の定義が広すぎることだ。
このキーワードを使ったら最近の社会(流行)現象ほとんどがヒットする。「ハルマゲドン2.0としての梅田望夫」って章を見た瞬間はネタ本かと思ったぐらいだ。

この本によれば、各種ビジネススキルやライフハックも広義の「自分探し」に当てはまる。しかし、問題視すべきは、それらの方法論に「銀の弾丸」を求める甘えた姿勢であり、本質を忘れてしまうことである。境界を求めるつもりも無いが、ビジネス的に認知された言葉でカマフラージュされた精神世界や神がかり的なものに救いを請うようなものとひとくくりにしてほしくない。改善や仕事の動機付けといった取り組みは、ビジネスなどの社会活動の基本であり、それを推進するための姿勢(「自分づくり」と呼ぶべきか。)を否定してしまっては、本当に生産的な人の歩みを緩めてしまいかねない。

「成功」へのアプローチとして提供されている「自分探し」市場は大きく広がってきている。そこに救いを求めてしまう人を落とし込むような、各種自己啓発セミナーや「自分探しホイホイ」も注意すべき存在だ。そういった問題に警鐘を鳴らす意味で興味深い一冊と言える。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、ネコも杓子も「自分探し」をする現代の風潮を批判しています。
たしかに、「自分探し」に無批判にはまり込む危険性に警鐘をならしたい気持ちは分かります。
しかし、この本は筆者があとがきでも認めているように対案が示されていません。

対案なき批判は空虚であり、良識ある論者としての基本的姿勢ができていません。
したがって私は読んでいてイライラしました。

個人的には、自分探しをして目的を持って生きようという考え方はありだと思うし、
自分も基本的にはその姿勢で生きている。
ただし、すべての人にそれを強要するのは間違いだと思う。
そもそも個性が重要視されたのはここ数百年だし、すべての人間が自己に焦点をあてるようはできていない。

多様性を認めるのならば、無理に自分探しをしない生き方を許容すべきである。
(そういう友達が周りにはたくさんいるし、大概面白くていいヤツらであるし、大切な仲間である。)
ただし、そのことに自覚的ではあったほうがいいとは思う。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本質的な思索とかではぜんぜんなくて、
単に事象の羅列でしかない。
ここで述べられているようなことはだいたいみんな知っていると思います。

さらに問題なのは、社会環境の視点が欠けていて
現代の若者の精神になにか問題があるかのような書き方になってしまっていること。

「自分探し」的な現象はバブル経済の崩壊によって、
若者の雇用が激減したことが最大の理由であるはずなのに一切そういう指摘がない。
精神にすべてを求める姿勢は納得いきません。
フェアではない。
百歩譲っても科学的ではないと思います。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート